見出し画像

ずっとサッカーを続けていける環境

前回の記事はコチラから↓↓



現所属チームでは、止める•蹴るの技術を徹底的に

認知•判断•実行を大切にして、頭を使うトレーニングをする。

他のチームではあまり見ない質の良いトレーニングを受けています。

試合会場へ行くと、他のチームや相手チームの指導者の方が

『ドリドリドリーーー』と、ドリブルをしろと、
『仕掛けろー』と、状況を考えずに大声で指示しているチームをよく見かけます。

ボールを持ったら、何も考えず周りを見ず猪突猛進でドリブルしたりしかけている選手を見かけます。

ちょっと周りが見れたら、数的優位を作れポンとパスを出されると絶体絶命ーとなると思いきや、最後まで1人でいくので、正直試合で何度も助かった場面がありました。

さて、試合中のこの怒鳴り声…

本当に色んなチームから聞こえてきます。

『下手くそー』や『帰れー』とか、本当に帰ったらどうするんだろう…笑

自分が渡したくせに
『10番返せー』て叫んだり…

プレー中、何かあれば必ず指導者の顔色を伺っている子達が沢山います。

あるチームは負けると必ず罰走…

試合中、沢山走って頑張ったのに…

試合後、泣きながら走る子供たち…
本当に見ていて胸が痛みます。

こんな事させてたら、疲れて次の試合も負けちゃいますよ!と言いたくなりますね…。


その反対に、我がチーム監督は
そんな理不尽な事でキレたりしません。

罰走もありません。

人格否定する事もありません。

勝利至上主義でないこのチーム。

成長のため、目先の勝利ではなく

未来を見据えた指導をしてくれる。

なので、勝たせるサッカーはさせません。

どこに動け、ここに行け、なんてまるでウイイレでもしてるように選手をコントロールする事はないのです。

正直、常勝チームでもないし、県大会にも出た事もないチームですが、練習日数も少ないし、無駄な試合はしない。


※余談ですが、私は学生時代バスケをしていましたが、全国大会に行けるくらいのチームだったので毎週末試合で、何が練習試合か、大会か、公式戦かなんて全く理解していませんでした…笑

とにかく、どの試合にしても負けたら怒鳴られ、罰走もあったので、負けない、ミスしない無難なプレーばかりして、監督の顔色を伺いまくってました…笑

怒られるし、キツいし、楽しくない、遊びたいという理由で続けたのは中学まででした。

現所属チームの監督のような指導者に出会えてたら、楽しく成長し、ずっと続けていたかもしれません。           
              余談…終わり…



心も身体も、燃え尽きないように、この先ずっとサッカーを続けてくれるといいな!という考えだと思います。

息子が2年生のある日、TRMがありました。
新チームで迎えた試合。

2年生の息子もいるし、学年揃ってないのでもちろんボコボコ…

その時監督が手を叩きながら

『大丈夫!大丈夫!
今はいくら負けてもいいから!どんどんチャレンジしていこう!
まずは、1点!1点目指してがんばろう』

と、大きな声で選手を鼓舞したのです。

驚きました。観ていて、ボコボコにやられてる試合を観て、私は少しモヤモヤしていたのに対し
監督は感情を爆発させる事なく、前向きな声かけ…

あー!やっぱこのチームに入れて正解だった!
と思いましたね。

指導者が穏やかなもので、子供同士も暴言など一切ありません。

他の指導者が激しいチームは、子供達も言い合ってます。
ミスを1人のせいにしたり…

どうかしたら、保護者も一緒になって子供達の文句を言ってるチームもありました…

優しい穏やかなメンバー達。

まだ2年生だった息子は、当時の特に6年生のお兄ちゃん達からよく可愛がってもらっていました。

当時、ぺりぺりマジックテープのトレシューから紐のトレシューに進化した息子。

一度結ぶのに、10分以上時間をかけて結んでいたんです。

ある日、ゲーム中に靴紐が取れてしまったんです。

『あー、気付いてるかな?結ぶのに時間がかかるから、そのままゲーム終わっちゃうんじゃないかな?』なんて見ていたら…

なっ、なんと!

6年生のお兄ちゃんが、何も言わずに靴紐を結んでくれてるじゃありませんかー!

もう、この姿に本当に感動してしまいました。

なんて、優しい子たち…

息子も高学年になった時こんなお兄ちゃんになってくれたらいいなぁ…と思いました。

そのお兄ちゃんは、今年高1になりました。

もう、しばらく会ってないけど

そのお兄ちゃんが入団していたジュニアユースに
今年息子は入団する事が決まっています。

小中と同じクラブチーム。

OBとして戻ってきて会える日…

『〇〇大きくなったね!上手になったね!』と言ってもらえるかな?

楽しみだなぁ!

その子は今年、選手権に出場するほどの強豪校へ行きました。

チームの先輩、頑張ってほしいなぁ!

息子も優しいお兄ちゃんの背中を追って頑張ってほしいです。


※ちなみに、この話に出てきたTRMをした相手チームは、入団予定のジュニアユースのジュニアチームです。
この日息子は、U11の試合で落ち着いて華麗にループシュートを決めました!笑

なんか、運命って凄いですね!
振り返れば、ずっと繋がっていたんだ!と気付かされることがあります。


サッカーを続けていける環境…


そんなジュニア、そしてジュニアユースのチームに出会えて感謝です!

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?