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手術→入院生活

5月の19日に19歳になりました。
遠藤魁です。
先日19歳一発目のビッグイベントがあったので、それについて。
入院生活が暇すぎるのと、せっかくの経験なので記録しておこうと思う。言ってしまえばほぼ日記。9割自己満だ。思ったことは最後に書いておこうと思う。

手術前日


人生で初めての入院。
昼間から荷物を大量に持って4人部屋に入った。
早速昼ごはんが出されたけど、思っていたより美味しいなって。もっと味のないものが出てくると思ってたから少し安心。夕食は手術前の絶食で禁止。寝る前から水も禁止になった。これに関してはそこまで苦じゃなかった。前日の割にあまり緊張もせずに、ディズニープラスで2分の1の魔法を見ながら寝た。

手術当日

朝から点滴の注射を打たれる。痛いのが苦手な自分にとっては地獄。しかも1発目はどうやらミスられた。違う人が呼ばれてきて、その人がサッカー好きだったのでサッカーの話をしながら針を刺された。
やっと針が刺さった時その人は笑顔で
『ゴール決めました!』
と言ってきた。
お前に針刺したろかって思いました。はい。
その後PCR検査を鼻に突っ込まれ病服に着替え、着圧ソックスを履いた。
手術予定時間10分前についに看護師が呼びに来た。
点滴を持って手術室の前まで移動。
気にしないようにして抑えてきた緊張と不安が一気に押し寄せてきて全身震えてた。人生で1番びびってた。間違いなく。ちっさいとき節分で鬼が来たときよりびびってた。
手術室前で親とも離れ、手術室へ入った。
前日にリクエストしていたBTSの曲がかすかに流れてたけどそんなの聞いてられない。ベッドに寝転び酸素マスクを付けられる。その後心電図を貼られる。緊張しすぎて警報音がなりまくってた。
医師から麻酔の注射打っていきますねと言われた。

ぱっと目が覚めたら足が死ぬほど重たいし痛い。
何が起こってるのかわからない。意識はほぼないけど名前が呼ばれていたのは気づいた。声を出そうと思っても声が出ない。ベッドに体を移され、もう一度寝たのか気づいたら病室にいた。とにかく痛い。気持ち悪い。そんな感じだった。少し時間が経ち、声を出せるようになった。ずっとぼーっとしてる感じだった。その後水が読めるようになって、食事が取れるようになった。ただ死ぬほど痛かったこと。このことしか頭にない。夜になっても痛みのせいで眠れなかった。最悪の夜だった。

術後1日目

朝になってもやっぱり痛い。なんなら昨日より痛い。
まだ点滴も繋がったままだし、膝には血を抜く管が繋がってた。これを見るだけで痛くなる。自分の血が流れているのを見るほどきついことはない。傷口も見れなかった。熱も38度を超えていて体がとてもだるかった。リハビリが初日から始まったけど、ほぼ動けなかった。足首を動かしたりしただけ。ご飯は食べれた。この日の夜は2.3時間だけ寝れた。寝たというより目を閉じていただけに近いと思うけど一応寝た。

術後2~4日目

2日目の朝に点滴が外れ、夕に膝の管も外れた。
体に繋がってるものが無くなってちょっと気が楽になった。痛みはまだ全然あったけど6時間くらい寝れた。
3日目のリハビリでやっと車椅子に乗った。乗るだけでも一苦労。激痛に耐えないといけない。でも日を重ねるうちに車椅子に乗るのが慣れてきて今は少し痛いだけに。やっと1つ目の山場は超えた。ここからまだまだ頑張っていこう。



入院生活が始まってまだ1週間も経ってないけど、普通の人じゃできない経験をたくさんできている。

病院の食事を食べ続けて、

美味しいご飯を毎日食べれることの幸せ

を知った。
看護師さん達にいっぱい助けられて

人のために尽くす人達の魅力

を実感した。

そして1番は


自分が思ってる当たり前は決して当たり前じゃないってことだ。
今まで当たり前にサッカーができて、当たり前にお風呂に入れて、当たり前に家族や友達と過ごせる。
当たり前だと思ってたこと。
それがどれだけ幸せなことか。

今心から実感している。
まだまだこれから入院生活は続くけど、なにか意味のあるものにしていきたい。
全然おもしろい文章は書けなかったけどこれも薬の副作用ってことで笑

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