どうゆう

主にハロプロ関連の話とか毎週の大河ドラマ感想とかがメインです

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最近の記事

鎌倉殿の13人 第46回「将軍になった女」

はじめに  実朝が暗殺されてしまった事により、京側は親王将軍を送ることをいったん見送りとしてしまったために、鎌倉では将軍不在となる状況が長く続いていました。義時は京側から親王将軍を断らせた上で別の将軍を立てさせるべく思案を重ねていましたが、この混乱に乗じてまた新たな火種が起きようとしていました。 阿野時元の乱について  実衣は今が好機と考え、息子の阿野時元を新たな鎌倉殿にさせるよう画策しましたが、義村を仲間にするべく計画を話してしまった事であっという間に義時の知る所とな

    • 鎌倉殿の13人 第45回「八幡宮の階段」

      はじめに  一時はあらぬ方向に進んでいた運命の歯車が、まるで何かに吸い寄せられたかのように八幡宮の階段に集まったところで前回は終了となり、なんとなく肩透かしを食らった状態のまま、今回を迎えることになりました。 義時はどこまで把握していたのか  武装していた義村は参拝の列に並んでいると思っていた義時から肩を叩かれ驚愕の表情を隠せていませんでした。義時はその場にいた泰時から自分が公卿の討伐対象となっていることを始めて知ったのですが、表情は驚いていたものの、このままいくと討た

      • 鎌倉殿の13人 第44回「審判の日」

        はじめに  前回の段階で既に歴史的事件に至る流れが描かれ、そして今回のサブタイトルが審判の日となっていましたので、放送される直前で残り5回と考えれば今回で事件の全てが描かれるものと思い込んでいたんですが、まさかの展開に終始目が離せずという状況に…  今回も、気になったポイントについていくつか書いていきます。 義時と白犬  冒頭、いきなり白い犬が正面に映し出され、その後義時と対峙するという場面がありました。この場面自体は、義時が半年前に見た夢だったんですが、何かの暗示かと

        • 鎌倉殿の13人 第43回「資格と死角」

          はじめに  政子の決断によって義時包囲網が出来た事によって、いったんは御家人間の争いの無い平和な鎌倉に変わっていくかと思った矢先、公暁が鎌倉に戻ってきた事によって、再び暗雲が漂い始めて来ました… 公暁の野心  公暁は帰参するなり、自分は次の鎌倉殿となる気満々の発言をしていました(以前から乳母夫である三浦義村が焚き付けていたようです)  しかし、政子からは鶴岡八幡宮別当となるよう告げられ、実朝からは次の鎌倉殿は上皇にお願いし養子を貰うつもりだと告げられ、自分は何のために京

        鎌倉殿の13人 第46回「将軍になった女」

          鎌倉殿の13人 第42回「夢のゆくえ」

          まえがき  騙し討ちのような形で和田義盛が討ち取られたことにより、実朝と義時の間には深い亀裂が入ることになりました。脅威となる御家人がいなくなった事で、義時は鎌倉殿を凌ぐ権力を得ましたが、実朝は義時に対して鎌倉を源氏に取り戻すと宣言、思案を募らせました。  …と、大まかな前回までの流れを書きましたが、今後最大のクライマックスである承久の乱に向け新解釈を取り入れた脚本になっているようで、気になる点を中心に書いてみたいと思います。 ※思った以上に長文になってしまいました。文

          鎌倉殿の13人 第42回「夢のゆくえ」

          鎌倉殿の13人 第41回「義盛、お前に罪はない」

          まえがき  前回、実朝と政子のとりなしによって一度は戦が回避されましたが、和田側の勘違いにより結局戦は避けられない状況となってしまいました。  結末は分かっているとはいえ、いくつかの点において事前に知っていた内容と違う部分も見受けられましたので、気になったところを書いていこうと思います。 時すでに遅し  場面は和田義盛が館に戻った後(実朝との双六をしばし楽しんだ後だと思います)息子達から既に武者達が戦に向かっており、既に引き返す事も難しい状況となっていました。  義盛は

          鎌倉殿の13人 第41回「義盛、お前に罪はない」

          鎌倉殿の13人 第40回「罠と罠」

          まえがき  先週より最終章が始まった訳ですが、前回は誰も死んでいないはずなのに、ここまでかというくらい重い展開になってしまったので今回もかなり身構えながら鑑賞したんですけれども、前回以上の重苦しい展開に見終わった後はヘビー過ぎてどっと疲れが出てしまいました…  そんな訳でなかなか筆も重い状態になっているので、若干抑え気味な感じではありますが、気になったポイントだけピックアップして行きたいと思います。 泉親衡の乱  のっけから大胆な解釈で泉親衡の乱が語られていましたが、確

          鎌倉殿の13人 第40回「罠と罠」

          鎌倉殿の13人 第39回「穏やかな一日」

          まえがき  先週の放送はSP対談だったため、何だかぼんやりとした感じで放送を見始めたら突然の長澤まさみさんの登場から始まったので、いきなり引きずり込まれてしまいました…  その場面では承元2年(1208年)から建暦2年(1212年)の4年間を1話に凝縮するとのナレーションだったんですが、前回の時政追放は1205年の話ですので今回開始時点で既に3年が経っている状況から最終章は始まります。 病み上がりの実朝  開始直後、実朝は疱瘡にかかっていたとのナレーションがありました。

          鎌倉殿の13人 第39回「穏やかな一日」

          鎌倉殿の13人 第38回「時を継ぐ者」

          まえがき  前回のラストの流れを見てもしかしたら、これまで残された史料とは大きく違う方向に進むかもと思いドキドキしながら観ていたんですが、まずザックリと見た感じとしては想像していた通りに落ち着いた感じでしょうかね  今回は、全体の中でもちょっと気になったポイントを掘り下げてまとめていきたいと思っています。 時政の覚悟  前回からの流れで時政邸内には実朝を連れ出してきた三浦義村と和田義盛が居り、義盛は裏でゴチャゴチャ繋がっている義村の話を聞かずに、時政と実朝が話をしている

          鎌倉殿の13人 第38回「時を継ぐ者」

          鎌倉殿の13人 第37回「オンベレブンビンバ」

          まえがき  前回時政(と裏で操るりく)によって畠山一族は滅ぼされてしまったわけですが、無実の罪で謀反人とされてしまったことによって義時は時政を見限り執権の座から追い落とすことを決断しました。  この後に牧氏の変と言われる出来事へと続く訳ですが、どのよう話へと脚色されるのか、また今回のサブタイトルである「オンベレブンビンバ」とは一体何のことなのか気になり過ぎて、この一週間モヤモヤを抱えたまま過ごしておりました。 政治から遠ざけられる時政  畠山追討後の恩賞の分配を尼御台が

          鎌倉殿の13人 第37回「オンベレブンビンバ」

          鎌倉殿の13人 第36回「武士の鑑」

          まえがき  前回時政に誤魔化されたとはいえ実朝が内容を確認しないまま、畠山重忠を謀反人とする下文に花押を書いてしまったことにより、重忠は謀反を犯したとして成敗されることになってしまいました。  重忠を説得するために鎌倉を離れていた義時は戻ってからこの事実を知って憤りますが、一度鎌倉殿が認めた下文を覆す事は出来ないため、他の方法で重忠を救う方法を考えますが… 謀反人重忠  時政は三浦義村と和田義盛に重保を捕えるよう指示しました。まともに重忠と戦えば相当な犠牲を出すことを懸

          鎌倉殿の13人 第36回「武士の鑑」

          鎌倉殿の13人 第35回「苦い盃」

          まえがき  今回はサブタイトルにある「苦い盃」の意味合いについて、主に中心となるのは北条政範の死に関連しているものと見ていましたが、その他にもいくつか盃を交わす場面がありましたので、このあたりも何か絡んでいるのか考えてみたいと思っています。  また、今回サプライズ出演で何の告知も無く大竹しのぶさんが登場されましたが、この場面についても感じた事を書いてみたいと思います。 千世の下向  鎌倉殿となった実朝の御台所として、ついに京より坊門信清の娘である千世が鎌倉に下向してきま

          鎌倉殿の13人 第35回「苦い盃」

          鎌倉殿の13人 第34回「理想の結婚」

          まえがき  前回の最後も含めてここ暫く張り詰めた空気だったので、鑑賞前のサブタイトルや予告映像を見て、久しぶりに落ち着いて観れるかと思っていたんですが、人が死ぬのとはまた別の意味で見た後の後味の悪さを感じる回となってしまいました… 泰時への継承  冒頭、頼朝の形見として義時に預けられた小さな観音像が泰時に渡されていました。自分にはそれを持つ資格が無いと義時が話していましたが、なぜこのようなエピソードを今回挟んできたんでしょう?  この観音像が今後何らかの意味を持っている

          鎌倉殿の13人 第34回「理想の結婚」

          鎌倉殿の13人 第33回「修善寺」

          まえがき  権力を剥奪された頼家が前回ついに配流されてしまいました。義時としてはこのまま大人しく過ごして貰いたかったと思うのですが、頼家の北条への恨みは深まるばかりで、すぐにも再燃しそうな状況でした。  権力を剥奪されたとはいえ新旧鎌倉殿が存在する歪な状態となってしまったことで、このまま何事もなく推移するとは到底思えず、最悪な運命を迎えることになるまでの過程がどうなるのか注目してみました。 権力を振りかざす時政  比企を全滅させ、頼家を追放し新たに実朝を第3代将軍に据え

          鎌倉殿の13人 第33回「修善寺」

          鎌倉殿の13人 第32回「災いの種」

          はじめに  この数回、鬱展開が続いている事もあってドラマを見終わった後ややしばらく感想を書く気力が上がらず、公開が遅れ気味になってしまってます。公開後も直ぐに見直しをかけていくつもりだったんですが、仕事も重なったりして気がついたらもう数日過ぎていたりとか…  さて、今回は医者からもまず回復するのは無理と言われていた頼家が奇跡的に回復して目を覚ましてしまった事により、鎌倉御家人たち(特に北条家の人達)に激震が走ります。 浦島太郎状態の頼家  頼家が目を覚ました当初、事が事なだ

          鎌倉殿の13人 第32回「災いの種」

          鎌倉殿の13人 第31話「諦めの悪い男」

          まえがき  前回の最後に義時と比企能員が対峙した時に、能員のたくらみを裏で頼家に聞かせるよう義時が仕掛けましたが、そこに頼家はいなかったため作戦は失敗となりました。駆けつけた時房から頼家が倒れたとの急報が…  医師(佐々木秀義の孫と名乗っていましたが、若いとは言え見た目がそっくりな上に喋りが明瞭に…どうやら同じ役者さんが演じているようです)の見立てでは頼朝の時と同じ症状で目覚める事は難しいとのことでした。  比企能員はここぞとばかりに頼家とせつとの子である一幡を新しい鎌倉殿に

          鎌倉殿の13人 第31話「諦めの悪い男」