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そんなの分かるわけがない…

私は、週の大半をどこかのカフェで過ごし、そこでタスクを怒涛のようにこなします。

「毎日スタバ」
と言ったら、オシャレなインスタ系起業家っぽく聞こえますが、実際はそんなことは無くて、自宅だと誘惑が多いので、強制的にタスクをこなせる場に行って無心に仕事をしています。

10年以上不規則な生活を生業にしていたとは思えない程、「ルーティン」が大好きです。
なので、朝起きる時間、朝食、、、寝る時間などは大体毎日同じ。
睡眠時間は絶対に7時間と決めてます。
(これでよく12年もCA続けられたな…笑)

となると、ルーティン魔の私は、行くカフェもほぼ同じ。
スタバかプロントかエクセルシオール。
店員さんにもいつも良くしてもらっています。

学生さんたちが冬休みに入り、最近は平日でもカフェは賑わっていて、デートをしているカップルも多くいらっしゃいます。

加えて、外国人観光客で賑わっている時もあったりで、4年前までの活気が戻っているようで嬉しくなります。

そんな中仕事をしていると、ふと近くの席のカップルの会話が耳に入ってきて、ボーッと聞いてしまうことがあります。

日本人カップルと外国人カップルの会話の違いを感じることが多く、それが面白いんです。
何がそんなに違うのか?
う〜ん…。なんて言うのか…。
表現?構成?質?・・・

伝えたいこと自体はさほど変わらないけど、その伝え方が全然違うんですよね。

そこで思い出されるのが、
「ローコンテクスト」と「ハイコンテクスト」

CA時代、国際線の訓練を受訓した時に初めて知ったこの言葉。
何ともインテリワード。笑

簡単に言うと、コミュニケーション方法の違いを表すのですが、
「ローコンテクスト」は、前提となる知識や文化の共有が無くても通じるような、シンプルで分かりやすいコミュニケーション。
直接的な表現・言葉を省略しないのがポイントです。

「ハイコンテクスト」はその逆。
つまり、日本語で好まれる、間接的・多くを語らない・空気を読むと言ったコミュニケーションです。

外国人の好むコミュニケーションは「ローコンテクスト」だから、「これくらいは言わなくてもわかるだろう」のコミュニケーションは伝わらない。
と訓練で教わりました。

まさにそうで、本当にそうでした。笑
このコミュニケーション特性の違いで、ミスコミュニケーションが発生したり、お互いを理解できなくて、微妙な雰囲気になってしまうことが多々ありました。

けれど、最近思うのは、これは外国人とのコミュニケーションに限った事ではないと言うことです。

同じ日本人同士でも、世代や性別、育った環境、文化が異なれば、「これくらい分かるだろう」が通じなくて当然です。

それは、CA時代の後輩育成や今の生徒たちとの関わり、そして友人・パートナーとのコミュニケーションで強く感じます。

「言われなくてもこれ位分かってよ!」
「気が利かないな〜!」
「これだからダメなんだよ!」

そんな価値観こそ、もはやアンモナイトみたいなものです。

クリスマスプレゼントの内容で少し揉めていたお隣のカップルさん。
欲しいものがあるのなら、そんなの言わなきゃ分からないよ❤️
(彼氏、お疲れ!笑)

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