Kumiko Takahashi

KesT代表の髙橋久美子です。 12年間のCA生活を経て、企業のダイバーシティ経営を支…

Kumiko Takahashi

KesT代表の髙橋久美子です。 12年間のCA生活を経て、企業のダイバーシティ経営を支える研修を行っています。 国籍に関わらず、誰もが生きやすい、誰もが活躍できる、そんな「綺麗事」の様な社会を本気で創ろうとしています✨️ KesT HP☞ https://k-es-t.com/

最近の記事

【コラム】空港に求めるものとは?

「空港」という空間は、なんであんなにも非日常を感じるのだろう。 「飛行機」の影響なのか? いや…絶対にそれだけではない。 この10年内で、全国の主要空港でも改装や増築されているところが多く、 その代表が福岡空港と大阪伊丹空港です。 いやぁ〜〜〜、あれはすごい!! 飛行機に乗らなくても、十分楽しい!!笑 CA時代、生意気にも休日に全国の好きな空港に遊びに行くためだけに飛行機に乗って、遊びに行くような過ごし方をよくしていました。 「〇〇空港の〇〇を食べよう!」 「〇〇空港限

    • 【コラム】何者でもない、ワタシ

      2024年4月25日。 今日は、脱サラ記念日! 2009年から12年間お世話になった企業を退職した日です🎉 期待とワクワク感、そして少しの不安を抱えて退職したあの日から、 今日で丸3年が経ちました。 (いや…あの頃の自分、もっと不安を感じろよ💦笑) 大学を卒業した年は、2008年に起こったリーマンショックの影響もあり、同級生の何人かが「内定取消」にあうなど、ハラハラする社会情勢ではありましたが、運よくその影響を受けることもなく、新卒入社として航空会社に入社しました。 私

      • 【コラム】若手社員のやる気・勇気・元気!

        今年の3月、仙台の法人会誌に「若手社員の帰属意識」をテーマにした原稿を掲載して頂いたご縁で、近しいテーマでのセミナーのご依頼を頂きました。 「最近の若い人は・・・」 この言葉って、本当に昔から言われ続けてますよね!笑 もちろん、もれなく私が若手の時も、先輩方にそう言われました。 つまり、いつの時代も新人は「新人類」なのです。笑 その言葉を今言っている人も、もれなく、昔そう言われていたはずです。 では、何でそんな循環がなされるのでしょう? それは恐らく、時代や環境によって

        • 【コラム】脱マジメ!!その学び方、変えませんか?

          本当に早いもので、4月も下旬に入り、少し前に満開を迎えた桜も、 ほとんどが葉桜になってしまいました。 今年は少し開花が遅れたものの、入学式シーズンにバッチリとハマり、 タイミングと空気を読むのが上手いサクラさんでしたね🌸 大学の授業も、今週は3回目を迎え、少しずつ色々な勝手に慣れてきました。 もちろん学生とのコミュニケーションに関しても。 専門学校の時もそうでしたが、今回ももれなく学生からは「異人種」を見るような目で最初は見られます。 確かに、「先生っぽさ」はないですから

        【コラム】空港に求めるものとは?

          【コラム】奥が深い、多様な食の世界

          食べること・飲むことが大好きな髙橋。 世界中を飛び回っていた時、「現地のローカルフードを1回は食べる」を マイルールに、色々な食文化に触れました。 例えば、インドに行ったらもちろんインド料理のカレーを食べるのですが… そもそもインドの北部と南部とでは、そのカレーの種類・形状も異なります。 日本人の持つイメージだと、「インド人はみんなベジタリアン?」と思いがちですが、そんなこともありません。 もちろん、ヒンドゥー教を信仰される方が多いので、牛肉は食べませんが、鶏肉を提供する

          【コラム】奥が深い、多様な食の世界

          【コラム】中間層の心の声〜時代はいつ変わった?〜

          今月、とある企業の新入社員研修を3日間担当しました。 宮城県内に本社があり、北海道から東京都内まで、至る所に支店や部署を設ける企業様です。 新卒入社の社員とあり、とにかくフレッシュ! 同じ年代の専門学校生や、大学生と毎週触れ合っていますが、「新入社員」はまた雰囲気が異なります。 「もう私たちは社会人!」という、「少し背伸びしたきちんと感」を纏った フレッシュ感とも言うのか。 着慣れないスーツを身に纏い、シャツやネクタイ、小物類のバリエーションも少ない感じが、初々しさを増し

          【コラム】中間層の心の声〜時代はいつ変わった?〜

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓(4)

          女性比率99%の職場で働いていた前職時代。 右を見ても、左を見ても、そのほとんどが女性の特殊組織。 確かにここ数年、男性客室乗務員も増えてはいますが…比になりません。笑 だからこそ、これは国籍に関わらず、みんな「美容」に対する関心が高い✨ 20代の若手は流行りのメイク。 30代はリッチなスキンケア。 40代以降はエイジングケアや美容医療。 そんな話で盛り上がります💄✨笑 私もCA当時、とにかくコスメが大好きで、 「日本化粧品検定1級」「コスメコンシェルジュ」なる資格を取得

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓(4)

          【コラム】お詫びのそれぞれ

          謝罪・お詫び・クレーム対応…できれば避けたいのは、みんな一緒。 いくつになっても、叱られる・怒られるのは嫌なもの。 ビジネスシーンだと、叱られもせずに、ただ関係を切られるということの方が多いですが、その方がもっとツラい😓 学生までは「ごめんなさい」や「すいません」で済ませていたことも、 社会人となるとその二言は使えません。 ほんの些細なことであれば、「失礼しました」。 それ以外は基本、「申し訳ございません」と謝罪します。 けれど、これも日本語特有の多様なニュアンスが込めら

          【コラム】お詫びのそれぞれ

          【コラム】英語表記メニューはサービス?ホスピタリティ?

          突然ですが… "Multi grain gluten with sweet miso sauce" ある和食のメニューを意味しますが、なんの料理のことかわかりますか? 答えは… ↓ ↓ ↓ ↓ ↓ 「生麩田楽」です。笑 恐らく、メニューに表記されるときは、 「namafu-dengaku (multi grain gluten)」とかになるのかな? "multi grain(雑穀)"ではなく"wheat bran(小麦麩)"とか… 様々な言い方で書かれていますね。

          【コラム】英語表記メニューはサービス?ホスピタリティ?

          【コラム】選択肢の平等化〜インバウンドに向けたバリアフリー対応♿️〜

          アメリカ・シカゴのショッピングモールで、大好きなシナモンシュガー プレッツェルを食べながらぼぉ〜っとしていた時、 私の左肩の近くで、ファサッと音を立てて、何かの気配を感じました。 隣を見たら、大きなオウムを肩に乗せた女性が、ショッピングの合間の休憩にやって来たのです。 一瞬、時差ボケによる夢でも見ているのか?と訳が分からなくなったのですが、驚きすぎて声が出ないばかりか、鳥が苦手な私は身動きが取れなくなりました。笑 そんな驚いた表情の私に、その女性は話しかけてくれて、 「

          【コラム】選択肢の平等化〜インバウンドに向けたバリアフリー対応♿️〜

          【コラム】たかがコーヒー?〜世界のコーヒー文化〜

          スターバックスが好きです。 タンブラーを持参し、「グランデ・ホットコーヒー」を日々オーダーしています☕️ シーズン毎に新しく出るフラペチーノは…ほとんどスルー。 実は…社会人になるまで「コーヒーは体質的に飲めない」と思い込み、 コーヒーを薦めてもらっても、お断りし続けていました💦 しかし、突如、毎回お断りし続けることに嫌気を感じ、とりあえず スターバックスに行き、コーヒーに慣れる練習を開始!笑 最初は甘いシロップが入っているような、ラテ類から徐々にオーダーするようになり

          【コラム】たかがコーヒー?〜世界のコーヒー文化〜

          【コラム】本当の「取説」が欲しい〜タイの僧侶編〜

          私も大好きな国、タイ(Thailand)🇹🇭 「微笑みの国」と言うだけあって、とにかく皆さん物腰が柔らかい♡ タイ語の発音や発声でそう聞こえるのか? 性別関係なく、これまで出会った方々は皆さん、柔らかい雰囲気と笑顔が多いのが特徴でした。 タイ料理も大好き!!! 日本でもお馴染みの、トムヤムクンやグリーンカレー、パッタイやプーパッポンカレー(ソフトシェルクラブのカレー)、ヤムウンセン(春雨サラダ)… ローカル屋台フードも、恐る恐る挑戦するワクワク感がたまりません😍 「これ

          【コラム】本当の「取説」が欲しい〜タイの僧侶編〜

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓(3)

          前回のコラム、「外国人と一緒に働いて知った教訓(2)」には、実は続きがあります。 2018年のある日、私は会社から辞令が出て、同じ部署内にある「訓練部」と言う組織に異動になりました。 つまり、そこから「髙橋鬼教官」が始まるのですが・・・笑 その部署で私が配属されたのは、在職する全CAに対する「保安・緊急」を専門に担当する、訓練インストラクター業務です。 30代になって再度1000ページ以上もあるマニュアルを勉強し直し、訓練対象者の動きや発言を一瞬も逃さない為のトレーニン

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓(3)

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓(2)

          "Up to you" 日本語にすると、 「(あなたに)任せるよ〜」「(あなたの)好きにしていいよ〜」 と言う意味の言葉で、よく会話の中でも使われます。 最近では、日本人同士の会話でもたまに聞かれるかな? 日本人的な感覚で聞くと、 「あなたの好きなようにしちゃっていいからね〜」 と言うような、信頼を寄せる様な意味を感じますが・・・ 外国人スタッフとの会話の中では、決してそうではないことを、CA時代に学びました😰 国際線のフライトの中で、最も時間を要する業務が、「ミール

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓(2)

          【コラム】世界のトイレ事情

          日本のトイレって、どこに行っても綺麗だし、高性能だし、トイレットペーパーも質が良い🚻 トイレの個室に入ったら自動的に蓋が開いて、座ったら自動的にサウンドが鳴り、終わると自動的に水が流れる。 最近は、「トイレが満室になりました」と個室にメッセージが出るトイレもあって、長時間の利用に対するコーションを出すものもあったり、商業施設ではトイレの混雑状況をスマホで確認できたりもしますよね! むしろ、ウォッシュレットが付いていないトイレを探す方が・・・難しいんじゃないですかね?

          【コラム】世界のトイレ事情

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓⑴

          国際線をフライトしていた十数年のCA時代、その多くの便で外国籍CAと共に仕事をしていました✈️ 世界6拠点に所属する外国籍CAは、出身国も多様で、韓国・中国・香港・台湾・タイ・ヨーロッパ諸国とまさに「ダイバーシティ」な空間です🌏 それぞれの国によって、これは日本も含めてですが、習慣や文化、働き方や価値観が異なるので、何百回フライトを共にしても、毎回様々な課題が浮かんできます。 "Life for work"と称される日本人は、頼まれていなくても、積極的に仕事を探し、休憩

          【コラム】外国人と一緒に働いて知った教訓⑴