農協の生き残り策:細胞で3Dせよ

世界のどこかで食べ物を自由にデザインできるモノコトを発明したら、短期間で消費者の心をつかむことでしょう。

過疎地でも都会でもその素材を作ることができます。植物・動物の細胞培養です。培養された細胞から得られた栄養ごと3Dプリンターの素材にするのです。細胞は微細化され結合され自由に構築され、肉となり野菜となり液体となっていきます。

細胞はゲノム編集でよりデザインしやすい素材となっています。培養環境は完全自動化され、「安心安全」を守り続けます。
消費者の需要に応じ、即時に様々な素材がつくられ各家庭や工場に供給され、その場で3Dプリンターが部品化しロボットが構築して、ほしい食べ物に変えていくのです。

これらをシステマティックに消費者へ提供できる組織・団体として、現在の農業協同組合が生まれ変わらなければなりません。世界に先んじて軌道に乗せれば、農協は存在し続ける事でしょう。

もう、世界規模で食料のパラダイムシフトが始まっています。農協が政治への影響力を駆使してでも、5段飛び越えの「未来の具現化」をしなければ、日本の食料自給や食料防衛は極めて難しくなります。農協には食料を護る責務があるのです。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?