仕事ができる非正規を正規はどう見るか
ライバルとなろうとも正規として引き上げ、全体の成績を上げようとするか。出る杭はあらかじめ打つか、上げると見せかけ引きあげ抜いて投げ捨てるか。正規と非正規との境目で繰り広げられる葛藤劇。正規同士の競い合いに非正規が加わり、ドロドロの世界を練り上げていく。
非正規の人は身の安全を図るために、
「頭を下げて頭を下げて牛丼を食べて頭を下げて暮れゆく」
非正規は非正規の範囲で細々と生きていくしかない。
けれど、仕事には自信がある。
「夜明けとはぼくにとっては残酷だ 朝になったら下っ端だから」
ヒエラルキーの最下層とは、そうしたもの。知れば知るほどに。
競い合いには超えられぬ「格」があります。「同一労働同一賃金」で賃金差は少なくなるかもしれませんが、格上・格下は存在し続けるのでしょう。
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