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骨髄移植から半年が経ちました

急性リンパ性白血病の治療のために骨髄移植を行ってから半年が経ちました。体調は良く、大きな問題は何も起こっていませんが、1ヶ月間ほど発疹(GVHD)が続いていたので3歩進んで2歩下がるといった感じです。

薬の量が増えた

ステロイドと免疫抑制剤の量が順調に減っていたのが、GVHDが出てしまったことでほぼ元通りになりました(退院時に近い量)。今は落ち着いたので、これからまた少しずつ減っていくと思います。ほんとに薬の量を調整するのは難しいことなんだと実感しました。

ステロイドの量がある程度まで減らないとなかなか筋力が付かないのですが、そこまで減るにはあと1、2ヶ月かかりそうです。

現状、油断すると家の中でもヨロよめたり転けそうになることがあるので、立ち上がったり歩き始めるときは慎重です。なので、相変わらず通院時以外は家に引きこもってます。外を歩くのがちょっと怖い。

骨密度が戻っていない

移植すると骨密度が低下します。退院時から骨を作る薬も飲んでいますが、半年たった今でもあまり回復していませんでした。骨密度が低いと、骨折のリスクが高まったり、冷たい物を口にしたときに歯がしみたりします。

冷蔵庫で冷やした飲み物をそのまま飲むとかなりキツイので、常温に戻してから飲むなど注意が必要です。これからの季節は冷たい物が欲しくなるので、ちょっと我慢ですね。

カルシウムとビタミンDの摂取をがんばってます。

体調は良い

お陰様で体調はいい状態をキープできています。熱も出ないしお腹も壊していない。薬の影響で血圧は高くなりがちですが、そこまで問題になる値ではありません。軽い貧血状態も回復しました。

しばらく休んでいましたが、そろそろまた運動を再開して体力づくりもがんばります。

そういえば、ひどい花粉症だったのですが、移植したことで治りました!(ドナーにアレルギーがなかったので僕のアレルギーも消えた)

あと、ようやく髪の毛が生えてきましたよ。ちなみに、個人差はあると思いますが、再生した髪の毛は猫毛みたいに柔らかいです。

これから注意が必要なこと

紫外線がGVHDの原因になり得るので、基本的に長袖を着ています。暑い季節になりますが、帽子、メガネ、マスク、長袖で何とか耐えます。外出時はサングラスもした方がいいのですが、さすがに見た目が怪しいのでメガネで笑。

あとは引き続き体調管理とGVHDが出ないように注意ですね。「もう大丈夫だろう」というタイミングがわからないので、食事制限や衛生面など、油断禁物でいきたいと思います。では、またー。

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