ありがたみをありがたく感じられないのは病気かもしれない

ダイエットは体の健康?心の不健康?

ギタリスト、ハヤエモニストの北島健吾です。
ぼくは運動嫌いなもんで、食事制限で減量しています。
いま開始地点から約4kgほど落としましたが、あまりフォルムは変わらず二重アゴのままです(笑)
結局使わない筋肉はたるんでいるってことでしょうね。
なぜこんなに太っているのに食事制限しか手を打たないのかについて話していきましょう。

イケメンになることを諦めたのが理由で太っている

とりあえず、
自分の顔や体を鏡で見て思うのは、
イケメンにはならないな、どんどん髪の毛薄くなってるし。
ヒゲはごん太だし!


自分がカッコよくなれない言い訳をしてダイエットをサボるようになりました。

すると30過ぎてからみるみる太り始めて、「ビッグマック好きそう」な顔になってしまいました。

かっこ悪く考えればタダ諦めてだらしなさを手に入れたようなもんです。

でも、かっこ良く考えれば精神衛生上頑張るのはなにもいいことがないので無理して運動しないようにしてます。

なぜイケメンになることを諦めたかの理由を話していきましょう。

実は過去にダイエットに成功した

自分にとってはもったいないような可愛らしい彼女がいた時がありまして、
彼女はニキビ1つない綺麗な顔しちゃって、しかも華奢な感じだったんですね。
可愛くて華奢な彼女が自分を好きでいてくれることが人生のゲインを上げてくれた結果、「自分もまだモテることができるならストイックに頑張るべきでは?」と思いました。
ポイントは、モテるかモテないかわからない不確かな状態では手を抜いてしまうこと。
「頑張った」って思い込むと成果が出ないときに辞めちゃうんですよ。
好きだからやってるならいいけどね、
ダイエットのための運動は好きじゃないです。
苦行です。
「モテる要素があるならもっと男前になりたい!彼女相手がシュッとしてた方が喜ぶだろう!」と思えることだけがガソリンでした。(痩せた方がいいかなんて相談はしてませんねw)

結果半年くらいで「病気か?」と心配されるくらいダイエットに成功して、12キロくらい減量できました。そのころの動画。笑

ダイエットに成功すると自己承認が強くなります。
まだまだいけるじゃないか!と。
筋トレと一緒ですね。効果がわかると持続する。

しかし、彼女とは喧嘩が増えました。

心の余裕がなくなったのと倦怠期が重なったのかもしれません。

カロリーが足りてないんです。
あと運動に時間も割かれます。

ご飯食べに行っても「これ何kcalだろ?」って考えてたし、スマホに今何を食べたかすぐにメモしてました。
当時は、今ほどスマホもきびきび動かず、アプリも便利じゃなかった。
いちいち考えてからカロコン(カロリーコントロール)してました。

人と会う大事な時間に自分のカロリーのことを気にしてたんですよ。
「食べ過ぎちゃったから帰ったらエクササイズしなきゃー!またギター弾く時間ないやー!」とか考えちゃうんです。

そりゃ「一緒にいて楽しい?」って聞かれますよ。

あれもこれもできるほど器用じゃないんです。
やると決めたら覚えてるうちにやりたいし、惰性で流れてしまうとその後も継続しない。
タイム感が大事なんですよね。止まるとそれ以降やめちゃったりする。

当時はバイトも忙しく、
バイトとギターの合間の時間は2人のコミュニケーションの時間だったはずが
何割か筋トレや有酸素運動の時間に変わってしまいました。
「何か理由つけて返事しなくなったよね。ていうか返事が雑になった。退屈?」ってきかれました。

結局冷め切ってしまい別れたんですけど。
彼女にとっては日々の面白さや都合の良さを半減させてまでいい男になる必要はないんですよね。身の丈にあったカッコつけ方でよかったんじゃないかって思いますね。

付き合ってる彼女いるのに一体誰にモテようとしてるのか、
なにを格好つけようとしてんのかって話ですよ。
矢印どこに向かってんねんっていう(笑)

自分に向かってくる矢印ばっかり増やそうとして彼女にちょっとしか返してないやん。っていう。

自分を退屈にしないように

それ以降はカロリー摂ってない人がちょっと気になってまして、
当時のバイト先の上司がタイトな人で糖質制限してました。サラダチキンと生野菜と豆サラダしか食べないんですよ。
で、早朝ジョギングをする。
いつもジョギング明けで仕事にきて清々しいしい表情ではあるけど、その生活に切り替える前と後では部下への優しさが変わりました。
ノリが悪くなったんですよね。仕事できそうだけど、なんか近寄りがたい。

はたから見てて、新人研修に優しさを感じない。
「運動して確かにかっこよくなったけどストイック過ぎて『意識高い系』な感じして怖いです。自分ができるからってイケるイケる要求し過ぎ!」
って声が上がってました。

ほんとだよなと思って、
「最近糖質制限のせいでカロリー足りてないんじゃないですか?大丈夫?新人が怖がってるんでカロリーとってもいいんじゃないですか?」って聞いちゃいましたね。(笑)

もちろんちゃんとしてる人はカロコンしてても人間の器は大きいですけどね。
ただ、『頑張っちゃってる感バリバリで痛い意識高い系の雰囲気』を出しちゃだめだと思うんですよね。
楽しくやってて、楽しさを共有するならわかる。
でも、俺ができるから君もできるでしょ?
は大きな勘違い。ただの圧。
人はそんなに意識高くないし、方向性が全く違う。苦を避け楽を得たいもんでしょう。

そんなことがあって、心が健康にならない自分磨きはあんまり良くないよって思いました。

相手のための自分磨きだってことを忘れちゃあいけませんね。
あと自分がたのしむことを忘れちゃいけない。
タスクになると、頑張ってる感がでちゃって人にも頑張りを要求しちゃう。

ちなみに、なんでこの考察に至ったかの理由だけ有料コーナーにしますね。
ぜひ上の内容見て共感できた人は買ってください。すっごいくだらないことですが(笑)

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