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BSC. バイナンススマートチェーン

勉強元です

バイナンススマートチェーン(BSC)について

BSCとは、大手暗号資産取引所バイナンス独自のブロックチェーンです。
ETHのブロックチェーンだと手数料(gas代)、時間共にかかりすぎるのでその代わりとして、2021年初期くらいから注目されるようになりました。

ややこしいことに、バイナンスが提供しているブロックチェーンには、Binance Chain(BC)Binance Smart Chain(BSC)があります。
2つの違いは、ETHで使えるツールとの互換性があるかないかです。ある方がBSCです。 この2つ自体も互換性がありますが、どちらも独立したブロックチェーンであり、片方が潰れても両方潰れることはありません。

BSCの特徴

・ガス代が他チェーンよりも圧倒的に安いです。

BSCでは、1 Gweiは 10-9または0.000000001 BNBと設定されており、2022年1月3日時点で平均ガス価格が約6.6 Gweiとなっています。
一方、イーサリアムは1Gwei=0.000000001ETHで、2022年1月3日時点で平均ガス価格が約107Gweiとなっています。

→Gweiとは?
イーサリアム・ブロックチェーン上の基軸通貨であるEther(ETH)の単位。 1Gwei = 0.000000001 ETH。 イーサリアム・ブロックチェーンでの取引手数料であるガス代(Gas Fee)の構成要素の一つである「Gas Price(1Gasあたりの単価)」を表す単位として使用される。

・ETHとの互換性

BSC/バイナンススマートチェーンは EVM互換であるため
ETH上のプロジェクトをBSCに移動することが容易になります。なので仮想通貨の運用、NFTの売買などがETHより安い手数料で利用できるようになります。

EVMとは
Ethereum Virtual Machineの略で「イーサリアム仮想マシン」です。仮想マシンとは、簡単に言うと「コンピューターへ命令を出すための翻訳機」と思ってもらえれば問題ないです。
イーサリアムのコントラクトの実行は、専用のプログラム言語を用いて記述します。イーサリアムで最も使用されている言語は「Solidity」で、人間が理解するためもプログラム言語なのです。ですが、コンピューターには理解ができません。

コンピューターが理解できるのは、数値の羅列のようなバイトコードのみです。
そこで、この「Solidity」からコンピューターが理解できる言語のバイトコードに翻訳することが必要になります。この翻訳をEVMで行なっているのです。

なのでEVM互換でBSCとETHのプロジェクトやDAppsを繋げています

BSCのプロジェクト

・PancakeSwap
自動マーケットメーカー(AMM)モデルの分散型取引所(DEX)です。
BEP-20トークンを扱っています。 Difiなどで使う→もっと調べる

・Venus
VenusはBSC上で動作する専用プロトコルであり、デジタル資産の貸し借りや信用供与を可能にしておりBinance Smart Chainに分散型融資と信用システムをもたらしています。 信用調査なしで仮想通貨の貸し借りが可能 Difiで使う

・Pancake bunny
Pancake bunnyはBSC上で動作するDeFiのイールドアグリゲーターです。
イールドアグリゲーターとは、運用で仮想通貨や流動性(LP)トークンを預ける際に最も良い条件を探して自動運用してくれるプロダクトです。

・MOBOX
MOBOXは、自動最適化されたDeFiイールドファーミングとゲームNFT(非代替性トークン)を組み合わせ、GameFi Metaverseを構築するクロスプラットフォームのゲームメタバースです。
つまり、無料で遊べて稼げるゲームで、GameFiと呼ばれるものの一種です。
初心者も参入しやすいように作られています。

・BakerySwap
BakerySwapは、PancakeSwapのような自動マーケットメーカー(AMM)モデルの分散型取引所(DEX)です。

PancakeSwap などのDEXとの最大の違いは、NFTマーケットプレイスとしても機能するDeFiアプリケーションです。



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