気まぐれ作話裏話②~三益講
小難しい?経済のにほひが強かった「針道の商人」ですが、書いている当人も、「宗形善蔵、癖が強すぎ^^;」と思った話でした。
ところで、作中に出てきた「三益講」ですが、これは東和町史に収録されていた三春藩の話をベースにしています。
名称は、東和町史の解釈によると「三益=三春」の暗喩だそうですが、私は「借りている人」「胴元」「他の人々」三方に益がある、との意味も含んでいる……と解釈しています。
もちろん、「三春藩」の意味も含んでいるでしょう。
よく、この頃のお侍様は「借金だらけ