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郡山市の新しいカタチ

少し前に、郡山市安積町にある「孫の手トラベル」様のTwitter投稿を拝読して、読みたいなーと願っていた雑誌がありました。

孫の手トラベル様のTwitterを拝見して、今月号(⚠8月号)の「トランヴェールを読まねば!」と、いてもたってもいられない気分になりました。
長年の愛読雑誌、トランヴェール✕福島とくれば、私が飛びつかないわけがありません(笑)。


トランヴェールってなに?

Twitterの引用内容からも分かるように、JR東日本が発行している新幹線車内サービス誌です。
新幹線や特急(今ではほとんどないですが😅)の座席のポケットにある、あれですね。
私も、基本的には新幹線に乗ったときや身内が新幹線を利用した際の「おみやげ」として持ってきてもらうのですが、一部、一般向けにも販売しています。

何と、最新号は「福島特集」ということでこれは読むしかありません!
どこから貰ってきたのか、親がたまたま最新号を持ってきたので、じっくり読み進めました。

「常磐もの 鰹づくし弁当」について

常磐線全線開通記念を記念したお弁当ということで、「真岡ひであき」氏による紹介です。
文章自体も、いきなり「”常磐もの”だそうだ」で始まり、ディープインパクト級の、秀逸な駅弁紹介の文章と言えるでしょう。
「錦糸卵の波の上を泳いでいる」など、比喩表現、オノマトペを巧みに使いこなしながら、県内在住者でも食欲がそそられるような文章です。

旅のつばくろ

沢木耕太郎氏によるエッセイです。今月号は、「蝉のレスキュー」というタイトルで、私も身に覚えがあるトピックでした。
アブラゼミは私も散々捕まえた……というより、今でも玄関先で鳴いていて、よく出くわします。
そう言えば、文中に出てくるミンミンゼミどころか、晩夏の頃になるとレアキャラとして「ツクツクボウシ」(ミンミンゼミとよく似ていますが、一回り小さいです)も捕まえていましたっけ。
そんなノスタルジーに浸れるエッセイでした。

郡山のグリーン・ツーリズム

前フリが長くてすみません^^;

Twitterの内容からうすうす察していましたが、特に今回は「グリーン・ツーリズム」に光を当てていました。
郡山の地場野菜をブランド野菜として全国に売り出そう!という試みからですが、「グリーンスイート」(枝豆)や「とうみぎ丸」(とうもろこし)、「佐助ナス」など、郡山のブランド野菜を次々に生み出しているのだそうです。
郡山市役所の近くでは、定期的に「開成(かいせい)マルシェ」が開かれているのも知っているのですが、こちらはまだ訪問したことがありません。
ただ、郡山のブランド野菜を扱う飲食店は今回紹介されていた「Best Table」さん以外にも少しずつ登場し始めている印象があります。
私が「郡山のブランド野菜」を味わったのは、郡山市中町にあるこちらのお店。

郡山駅前にある一軒家という作りが、印象強いレストランです。
ここで使用しているお野菜やお肉が、やはり鈴木農場さんのお野菜を使用しているとの説明を受けながらお料理を頂いたことがあります。
お財布事情により私が頂いたのは一番安いランチでしたが、「特別な時に、改めて郡山ブランドでお祝いしたい!」と感じさせて下さるお店でした。


また、今月のトランヴェールに掲載されている数々の写真にも注目です。
笹の川酒造のウイスキー「963」や、紫色が鮮やかなブロッコリーや白菜、見た目だけで芸術品であるかのようなマイクロリーフなど、郡山のこれからを示唆するような写真がふんだんに掲載されていました。

郡山市。本来はこういう素晴らしい若手を育成する土地柄なんですよね。
もっとも、私が住んでいるのは郡山市ではないですが。

そんなわけで、今月号のトランヴェール。
「福島についてもっと知りたい!」という方は、ぜひトランヴェールのデジタルページにジャンプしてみて下さい!
なお、バックナンバーは一部が無料で閲覧できるようです。
多分、今月の「郡山グリーン・ツーリズム」の記事も閲覧部分に入ると思われます。

何はともあれ、旅情溢れる雑誌としてのトランヴェール。私のイチオシ雑誌です!

追記:本当はもっと詳しく書きたいですが……。
著作権侵害になるとイヤなので、手に入る方はぜひトランヴェールを読んでみて下さい!
ワタシが高校生(!)の頃から、ちょくちょく愛読していた雑誌です。

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