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【白熊杯プレ企画:曲から一句】~三つのジャポニスムより~I 鶴が舞う

鶴の舞ふ碧天に溶く息白し
(つるのまうへきてんにとくいきしろし)

タイトルからして、「冬っぽい」吹奏楽曲の一つかなあと感じます。
もっとも、正確な鶴の求愛シーズンは「春先」のようですが、そこは「みん俳」シリーズの良さで、「冬っぽい」と解釈しました(笑)。鶴自体は、「冬の季語」ですし。
吹奏楽コンクールでも演奏されることの多い、「三つのジャポニスム」のうちの一曲目。
鶴の求愛ダンスの曲ということもあり、グリッサンドで鶴の啼き声を表現。
スネアドラムでブラッシュを使って羽ばたきの音まで再現するなど、鶴の細かい動作まで再現しようとした一曲です。

作曲者は、真島俊夫氏。
数々の吹奏楽の名曲を生み出した作曲家ですが、中でも私が好きなのは、「和」のテイストが感じられる曲でしょうか。
「和」の三部作と言える「富士山」「鳳凰が舞う」なども、俳句の素材として使ってみたい曲です。

実は、句自体は、俳句に詳しい人ならば「季重なり」を指摘するところ^^; →(「鶴」と「息白し」が季重なり) ですが、季重なりOKの「みん俳」なので、あえて遊んでみました。 曲のイメージに素直に従ったということで(笑)。 今回の「プレ企画」の「曲から一句」の概要は、こちらからどうぞ

曲から一句【俳句・短歌・川柳】

【企画概要】
【テーマ】好きな推し曲から冬を感じる「俳句・短歌・川柳」を作ってください。
※どれか一つでも構いません。コンプリートも歓迎!
※曲のジャンル問わず。
※数制限なし。
※親子参加歓迎!(お子さんであることをご明記お願いします)
【必要事項】
▶︎ハッシュタグ「 #白熊一句 」をつけてください(短歌も見落としを防ぐためこのハッシュタグでお願いします)。
▶︎みん俳の企画募集記事のリンクを通知がくるように埋め込んでください。【開催期間】
本日(12/10)〜 12月18日(日)〆切
【投稿時の留意点】・曲名とアーティスト、可能なら推し曲のYoutube動画を貼り付けてもらえると、曲を知らない方も一緒に楽しめます!・関連リンクは可能な場合のみ。

この曲のシリーズ、もう一つ「冬」の曲があるので、そちらも作句できればいいなあなんて考えています。
歌ではないのですが、まあクラシック界隈にも「冬っぽい曲があるよ」ということで^^;

#白熊一句
#エッセイ
#俳句は楽しい
#みんなの俳句

これまで数々のサポートをいただきまして、誠にありがとうございます。 いただきましたサポートは、書籍購入及び地元での取材費に充てさせていただいております。 皆様のご厚情に感謝するとともに、さらに精進していく所存でございます。