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付加価値

静岡県限定のチェーン店、ハンバーグで有名な「さわやか」にMusic Planz仲間とドライブがてらに行ってきました。

さわやかの美味しさはもう全国レベルで知れ渡っていると思うので今更レビューの必要も無いと思います。

牛肉100%あらびきミンチの炭火焼、赤み残しでの焼き上がりを半分に切り分け鉄板で押し付け、ソースをかけてじゅうじゅうにして食べる。


このシステムの元祖は横浜系チェーン店、ハングリータイガーです。

結構、同じシステムにてチェーン展開している他店もあるらしいですが、静岡県のさわやかハンバーグは圧倒的な支持を受けているように思います。

それは、製造ラインの徹底衛生管理による「ほぼレア焼き」での提供が可能な点でしょう。ハンバーグと言えども、新しい食感のステーキと言えるほどの違う食べ物となっており、それは、オリジナルのハングリータイガーとは一線を画すモノとなっています。

オリジナルを超える魅力を付加価値としてつければ、元祖を超える支持を集められる。

これは、いろいろな分野でも同じようなことが言えそうです。

東京チャッチャッ系背脂ラーメンの元祖は外苑のホープ軒でした。
そこからインスパイアで恵比寿のラーメン香月、進化系で環七土佐っ子ラーメン。今で言えばいきなりステーキからの沖縄ステーキ系の取り込み進化で「やっぱりステーキ」など、「システム」の流用に「付加価値」を如何につけるかというのが、ビジネスモデルの一手法であることは確実です。

それを音楽に還元して考えると、元々音楽とはそういった側面がアリそうです。

「システム」をジャンルに置き換えればそれは明白でしょう。


ということは、単なる2番煎じは淘汰の運命からは逃れられないというのもまた真理だと言えます。





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