20230705配信 イレギュラーな質問「もし、残念な結果の場合どうされますか?」への対応

公務員志望者各位

まず最初に。
既に面接を終えた方もいれば、今月から始まっている国立大学法人や週末の警察官や市役所B日程等、まだまだこれからの人もいます。スケジュールは人それぞれですが、この配信は一番ボリュームゾーンに合わせて行ってきましたので、もう残すところわずかです。

さて、タイトルは、面接で受けるいや~な質問です。皆さんのこれまでの努力や思いを全く無視したような質問です。

私的な不正解を言います。それは
「来年また頑張ります。」
という回答です。

この質問が来るとかなり動揺します。しかし、この質問を受けても不合格決定ではありません。この質問の意図は、皆さんの就活に対する姿勢の確認です。

 仮に来年も頑張るといった再受験の意向を言った場合、
「卒業して生活費どうするの?」
「再受験して合格できる保証は?」
「奨学金とか大丈夫?」
「ご家族は了解済み?」
と質問が続きます。皆さんの学年までどれほどお金がかかるのかについて、面接官も親の世代ですのでよく分かっています。だから安易に回答すると、現実的なこれらの問いがきます。自分の進路、就活にきちっと向き合っているかどうかが問われます。

幸いにも今の皆さんを取り巻く状況は、就職そのものが困難な状況では全くありません。仮に不本意な結果でも、そこから進路を再設計できる環境です。だからこそ、簡単には「来年も頑張ります。」はダメなのです。その言葉は 熱意の表れとは受け取られない可能性が高いと考えます。
 
もし、この質問が来たら、下記の観点から答えてみることを検討してください。

・今日まで合格を目指して頑張ってきており、不本意な結果は考えたくはないのが正直な気持ち。
・しかし、試験である以上、合否がはっきりする。
・不本意な場合は、これまで支えてくれた家族や信頼できる先生と十分に話し合って、進路を検討したい。(←ここ重要)

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