見出し画像

言葉の意味とイメージ

コロナウィルスの感染状況のニュースをみると毎回思うことがあります。

「陽性」と「陰性」

もちろん「陽性」は感染していること、「陰性」は感染してないことを指しています。
それはわかっていますが、私のイメージは「陽性」という言葉は良いイメージ、「陰性」という言葉は悪いイメージを抱きます。

なぜかというと、疑いがかかっている人のことを「あの人は黒だな」とか、疑いが晴れた人を「白だ」と言うことがあるように、言葉を色で表すと陽=白=良いイメージで陰=黒=悪いイメージという結びついているからかもしれません。


言葉の意味と言葉に対して抱いているイメージが違う現象です。
同じような感覚の人いませんか?

このように言葉の意味はわかるけど、自分のイメージとズレていると思うことが時々あります。


たとえば「日の出」と「日の入」です。
この言葉の意味もわかります。日が昇ってくることを日の出、日が沈んでいくのが日の入です。

しかし、日の出という言葉を見ると、自分の世界から出て行く(消えて行く)イメージであり、日の入という言葉は自分の世界に入ってくる(現れてくる)イメージがあります。本来の意味と逆です。

世間一般の人と自分の頭の中がちょっとズレてたりするのかなと考えてしまったりします。


さて、話は戻って、陽性と陰性は元々英語がベースのため、感染している場合が陽性で、感染していないことが陰性となっていうことが書かれていました。

陽性= positive/陰性=negative

つまり、検査した結果、反応がある(positive)/反応がない(negative)という関係性だということです。
それを聴くと私もpositiveは良いイメージ、negativeは悪いイメージなので、陽性陰性の意味とイメージがマッチします。
できれば反応があるということは、感染してるということなので、そうならばpositiveではなくて、negativeであってほしかったですけどね。


日の出日の入の私のイメージは上述のとおりですが、この言葉を考えた方は地平線(水平線)から出てくるから「日の出」、地平線(水平線)に入って行くから「日の入」とシンプルにつけたのかなと想像してみたりしています。

きっと言葉を作った人と私が出会っていたならば、きっと相性悪いんだろうな。

この記事が参加している募集

最近の学び

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?