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貯まりに貯まった下書きを元に反省会を開こうと思う

noteを始めてから半年弱。
書き方は人それぞれだと思うけど、私は「これについて書きたい」と思ったことについて、簡単な構成を考えた後にバーっと書き出し、肉付けしたり削ったりを繰り返し、文章を整えてから投稿する。ようにしている。できていないnoteもある(小声)

しかし、このやり方だと書き出しただけで満足してしまった下書きがどんどん増えていく。その数現在50件近く。

中には10000字近く書いたけど、読み返してみたら面白くなくて放置しているものも。

書いてる途中は楽しいんだけど、楽しいってだけで書いた文は後になって読み返すと訳分かんないことになってるんだよね。下のこれとか。
スキしてくれた4名の方本当にありがとうございます。こちらこそ好きです。

これらの下書きをただ削除してしまうのは少しもったいない気もするので、

・どういう意図を持って書いた文章か
・なぜ投稿しなかった(できなかった)のか

の二点を振り返りながら今後どういうnoteを書いていくか考えようと思う。


……。


…………。


それ年末にやれよって話ですよね……これ実は書き始めたのは年末だったんです……。

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ほらみてこれ。タイトルは変わってるけど。
Nelsonを探して北極海をさまよってたりしたから1ヶ月かかった。全ては艦これのせいだ。

毎日更新にこだわってた時の負の遺産

元々『PV数や人の評価に囚われずに文章を書きたい』という思いでnoteを始めたので、序盤は質よりも量にこだわり、毎日更新を目標としていた。

『量をこなす≒PDCAを多く回す』なのは言うまでもない。
物書きとして成長するためには毎日書き続けることが大事だと思っていた。圧倒的成長✊💪👊💢

しかし、毎日更新することが目的になってしまったらそれは本末転倒。分析麻痺症候群だ。
私はライターなので、noteは自分のポートフォリオみたいなもの。内容の無い薄っぺらいnoteを書くくらいなら毎日更新にこだわる必要はない。

そう考え、下書きのまま放置することになったnoteがコイツら。

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今日はサボりますってナメてんでしょ、誰だよこんなの書いたやつ。俺なんだけど。そして干し芋は今でも大好き。

バイトシリーズ。私は大学時代にそれはもう様々なバイトをしてきたので、シリーズ化して更新頻度を稼ごうと企んでいた。
他にも5つくらいある。面白くなかったから全部下書き止まりだけど。

治験編はその中でも唯一執筆→推敲まで済ませたnoteだったが、海外で治験にまつわる様々な事故が取り沙汰されていた時期だったので誤解を招くのは本意ではないと思い、公開を見送った。以下余談。

治験は一般的に危険なイメージを持たれているが、とにかく徹底的な検診と血液検査をされる。私が参加したのは2泊3日の短期治験だったが、注射が死ぬほど痛かった・注射痕が残ってしまったこと以外は危険なことは一切なかったし、医師が24時間態勢で参加者の体調を管理する上、自分の裁量でいつでも離脱することができた。これ以外にも何件か治験の事前検診に参加したが、同様の旨は全ての事前検診で通達される。
医薬品認可に関わる問題解決の一助にもなる上居酒屋での話のネタにもなるので、時間を自由に取れるフリーランスの方には治験を強くお勧めしたい。
どの治験もWi-Fi完備だし漫画は大量に置いてあるしで、意外と退屈しないよ。注射はマジで痛い。

上で述べた通り、これらの下書きの意図はとにかく毎日更新を続けるということ。
そしてなぜ下書き止まりなのかというと、あまりにも内容が薄かったため

現状毎日更新には一切こだわっておらず、唯一と言っていいこだわりは自分が読んで面白かったと思う文章を書くこと。
なのでコイツらはこの先も陽の目を見ることはないだろう。南無。

途中で公開をやめたヤツら

”『PV数や人の評価に囚われずに文章を書きたい』という思いでnoteを始めた”とさっきも書いたけれど、何個か投稿すると「スキしてもらえそうな文章書きてえな」と考える自分が出てくる。おれは‼︎‼︎弱いっ‼︎‼︎

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上は「毎日更新してたら文章書くのが好きになったよ!」、下は「ミレニアル世代はマジで最強だから、ミレニアル世代の力になれるような仕事がしたい!」というnote。

別に私はもともと文章を書くことが好きだったし、書くのが嫌になったきっかけと再び書くことが好きになったきっかけのどちらにもnoteの毎日更新は関わっていない。たまたま読み返した時にそのことに気付き、公開をやめた。

下のnoteに関しては、私がやりたいことは自分と同じ立場にありながら悩みを抱えている人の手助けであり、別にミレニアル世代に限った話ではない。これも最近気付いたことだ。
一応補足しておくと、”ミレニアル世代はマジで最強”という主張は変わっていない。特に90年代半ば生まれね。マジマンジ。

要するに、スキしてもらいたいあまりに自分の主張を都合よく曲げてしまったのがこの二つ。

読者受けやPV数にこだわらなければいけない環境が嫌で作ったアカウントなのに、始めて2週間でこのザマだ。

外連味たっぷりの文章なので読んでいて面白くなかったし、今後も公開するつもりはない。


途中で公開をやめたのは他にも3つある。
これらの公開をやめた理由は単純に公開した後になって恥ずかしくなったからなので割愛。
今公開してるのもいくつか下書きに戻すかもしれない。なぜなら読まれるのが恥ずかしいヤツがあるから。無くなってたら察してください。


諸事情により執筆が止まってしまったヤツら

上に書いた下書きたちは執筆までは済ませたもの、そして公開したけれど下書きに戻したものたちだ。

そしてここで紹介する下書きは、執筆すら完了していないものたち。
理由は様々あるので、個別に軽く触れながら紹介していこうと思う。

その①

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ガールズアンドパンツァー』を作った水島努監督が、今度は女の子がレシプロ機(プロペラで推進力を得る飛行機。零戦とか)に乗るアニメを作った。それが『荒野のコトブキ飛行隊』。

今でも大変な人気を博すガルパンに比べ、荒野のコトブキ飛行隊は知名度があまり高くない。しかし、ガルパンで見られた緻密な戦闘描写は健在で、レシプロ戦闘機ファンの私にとって大好きな作品の一つ。そんなことを書く予定だったnote。
戦闘機同士の戦いであるドッグファイトのクオリティは圧巻の一言。
一式戦"隼"零戦二一型の戦いを載っけておくので暇な人はぜひ観てください……!

そんな荒野のコトブキ飛行隊、アニメ放送終了とともにソシャゲがリリースされ、こちらもかなり課金してやり込んだゲームだった。そう、だったのだ。

チンタラ文章書いてたらサービス終了してもうたwwwwwwwよってボツ。

ちなみに『コトブキ』というのは埋め込みツイートの画像に大きく写っている一式戦”隼”を作っていた中島飛行機が開発したエンジンのことだそう。中島飛行機は現在のSUBARUや日産(旧プリンス自動車)のルーツでもある。レシプロ戦闘機はいいぞ。


その②

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メタルは数ある音楽ジャンルの中でも特に強いストーリー性を持つ(当社調べ)ので、現実逃避にぴったりなのではと思い構成を練ったnote。
その後数週間放ったらかしていて、満を辞していざ執筆というタイミングで私の大好きなドラマーのAllenさんがYouTubeにこんな動画をあげていた。


ネタ丸被りしたったwwwwwwwwというわけでボツ。


ちなみにAllenさんはNARUTOの大蛇丸の声マネでおなじみのとっくん27歳さんの大学の先輩だそうです。二人とも好き。メタルはいいぞ。


その③

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艦これのアイコンとも言える駆逐艦『島風』のキャラソンが本当に最高だったからみんな聴いてっていうnote。
島風について8000字超のボリュームで語っているものの、上に貼った艦これのnoteと同じく死ぬほど読み辛かったのでボツ。以下引用欄は「駆逐艦とは、島風とは」についての1500字に渡るオタクの早口なので飛ばしてください。艦これはいいぞ。

ペリー提督が日本に開国を迫った様子を指して「砲艦外交」と呼ぶ通り、第二次大戦以前の世界は大きな主砲を備えた軍艦こそが列強の軍事力の象徴だった。現在の核兵器のように、戦争の抑止力となることさえあったほどだ。

しかしである。どれだけ重武装重装甲の軍艦でも水面下に穴が開けば浸水して沈んでしまう。そこで19世紀後半、重武装重装甲の軍艦を効率よく沈めるための「魚雷」、そして魚雷を運用するためだけの「水雷艇(魚雷艇)」が生まれた。

水雷艇は小型ゆえに安価で、列強各国はこぞって配備を始める。そんな水雷艇を駆逐し戦艦のような大型艦を守るために生まれたのが、大型艦より小回りが利き水雷艇より火力に優れる「駆逐艦」である。
水雷艇は非常に小型であるため、波が高ければ行動は極めて困難であった。各国は駆逐艦の「水雷艇より大型」という特徴、そして求められる役割によってコンセプトを変えられるマルチロール性に着目するようになる。

そして駆逐艦を「大型の水雷艇」と位置付け、水雷戦隊(魚雷攻撃を主任務とする部隊)に「月月火水木金金」と言われるほど苛烈な訓練を課し、実際に大戦果を挙げたのが、日本海海戦における日本海軍であった。


日露戦争、そして第一次世界大戦が終わると、列強各国は終わりの見えない軍拡を強いられることになる。そんな軍拡に終止符を打つため1922年にワシントン軍縮条約が開かれるものの、戦艦の保有数に厳しい制限をかけられた日本は、駆逐艦の増強によって米英との差を埋めることを画策する。
広い太平洋を航行するための航洋性、米英の艦艇に打ち勝つための重武装の二つを両立した「特型駆逐艦(第三次ソロモン海戦で大戦果を挙げた綾波、大戦を生き残り終戦後ソ連に引き渡された響など)」を建造した日本は、各国に大きな衝撃を与えた。

1930年のロンドン軍縮条約では特型を皮切りに大型・重武装化が進んでいた駆逐艦建造に制限がかけられたものの、日本は1936年に同条約を脱退。
漸減邀撃作戦というドクトリンに基づき再び大型・重武装に回帰する。

軍縮条約脱退後、日本は
・制限に縛られず特型以降の教訓を生かして建造された甲型駆逐艦
・対空能力を大幅に向上させた乙型駆逐艦
・漸減邀撃作戦に基づく艦隊決戦に備え、速力と魚雷投射能力をとことん追求した丙型駆逐艦
を立て続けに建造した。

この丙型駆逐艦が島風である。

ほぼ全ての能力において他の駆逐艦を圧倒するスペックを持っていた島風であったが、島風の進水はすでにミッドウェー海戦で大敗を喫した後。
時代は戦艦から急速に発達した航空機へ移り、戦艦を主兵力に据えていた漸減邀撃作戦は最早実現不可能になっていた。
島風自身の生産性の悪さも災いし、当初16隻建造される予定だった丙型駆逐艦は島風1隻のみで打ち止め。リソースは防空能力に秀でた乙型駆逐艦と、より安価で工期の短い戦時量産型の丁型駆逐艦に回されることになった。

日に日に悪化していく戦況は島風に自慢の魚雷投射能力を発揮する機会を与えず、島風の活躍の場は最早艦隊決戦には無く、速力を生かした物資輸送作戦となってしまう。

島風の最期も1944年11月のフィリピンへの輸送作戦。
誘爆を防ぐために魚雷を全て投棄し、身軽になった島風。340機を超える敵航空機から放たれた爆弾や魚雷を持ち前の速力を生かして全て回避する。
しかし度重なる航空機の機銃掃射は避けようがなく、機銃による小破口からの浸水、そして負荷をかけすぎた機関のオーバーヒートが原因で爆発し沈没。
島風を旗艦とした輸送船団は1隻の駆逐艦を残し全滅した。

『奔り出す風』は曲を通して明るく元気な曲調だが、サビ前で突然転調し、不規則にしてやや物悲し気な3拍子で『時には熱く火照って 足が止まって倒れこんでも』『時には酷く傷つき 心が溶けて沈みかけても』という歌詞が入る。島風の最期だ……。this is EMO


その④

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これも艦これ。
こっちは露出過多・ルッキズム全開な現代のソシャゲに比べ、意外に思われるかもしれないが艦これはそうでもないんだよってことを書きたかったnote。文章力が足りず言いたいことがずれてしまったのでボツ。

『AとBを比較してAの方が優れている』という文調はとても難しい。主観が入ってしまうと尚更だ。


その⑤

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もうタイトルのまんまのnote。
Getty Imageの埋め込み画像だと選手のオンプレーのマッチョ写真が出てこずボツ。

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見出しまで考えてたけど、ドワイト・ハワード-スーパーマンは肩で魅せる-が割とお気に入り。わしハワードあんま好きちゃうねんけどな。

あとパウ・ガソルは本当にヒュー・ジャックマンに似てる。特に劇終盤で自我を失い苦しんでいるヒュー・ジャックマンに似てる。


その⑥

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これもNBA。
NBAは日本では考えられないほど選手の移籍とトレードが多いリーグで、生え抜きが3年以上同じチームにいることですら稀。長いシーズンが終わったら選手をコマにしたマネーゲームが始まる。
これが何度経験しても苦手だ。愛着の湧いた選手が違うチームに行ってしまうのはいつでも悲しい。そんなnote。

気付いたらオフシーズンも終わって2020-21シーズンが始まってたのでボツ。

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ボツにした理由は様々あるが、”チンタラ書いてたら公開のタイミングを逃した”というのが一番多い。今年は思い立ったらすぐ書くことを目標にします……。


近いうちに公開するヤツら

チンタラ書いてるけどボツにした上の6つとは違ってなんとか公開まで漕ぎ着けたいnoteたち。
公開できるかどうかはわからん。

その①

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90年代半ば生まれにとって青春の必修科目だった漫画。それがBLEACH。
ネーミングセンスや詠唱の文言、アニメのオープニングやエンディング、単行本に載せられたポエムが大変オシャレなことでも有名だが、BLEACHに登場するキャラクターにはそれぞれテーマソングがある。

そもそもBLEACHってニルヴァーナのアルバム名だし、作中には様々なところに久保帯人先生が尊敬するミュージシャンへのオマージュが散りばめられている。

こういった観点から、BLEACHの魅力をもう一度紐解いていくというnote。


その②

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上のBLEACHのnoteにも関係してくるが、オマージュについての私見を述べたnote。

私はほぼ全ての創作活動のルーツは二次創作にあると考えている。

「ギターを弾きたい」と考えた人が一番初めに練習するのはおそらくオリジナルの楽曲ではなくて、大好きなミュージシャンの楽曲だろう。

漫画や小説も同じで、大好きな物語の「もし〇〇が⬜︎⬜︎だったら」というところを想像するところから創作活動は始まるのではないか、黒澤明作品からインスパイアを受けたジョージ・ルーカスがスターウォーズを作り上げたように、新たな創作活動とは先達への敬意の延長線上にあるのではないか。そんなnote。


その③

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ペッパーくんがTwitterにあげていた写真からディストピア的管理社会な雰囲気を感じ取ったというnote。
最近ディズニー+に加入してスターウォーズとマンダロリアンを一気見したので、内容を大幅に変更し、スターウォーズやFFⅦのようなスチームパンク的SFとPSYCHO-PASSのような管理社会的SFの違いについてを考えるnoteにしようかなと考えている。

マスクが無ければ外出すらままならない我々と違って、このコロナ禍においても行動を制限されることがないペッパーくん。
高度に発達したAIによって人類が完全に支配される、そんなディストピアがすぐそこまで来ているのだ。

シンギュラリティは近い!


その④

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バスケ日本代表PGの篠山竜青についてのnote。
noteのBリーグオールスターのお題に向けて書いているものの、期限が後1週間しかない……ヤバい……


その⑤

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データドリブンのようなカタカナ語は忌避されがちだけど、意外と身近なことなんだぜ。そろそろ慣れようぜっていうnote。タイトルは適当。
ワタシ メリーサン。


その⑥

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上にも貼った艦これについて書いたnoteを引用して、よりPV数を得られるためにはどういう文章にすればいいかを解説するnote。私これでもプロなんです。

これは本noteみたいに思考を整理するために雑文を書き連ねるのではなく、PV数が伸びずに悩んでいる方にちゃんと届けたいと考えている。
私の持つSEOの知見とライティング技術を注ぎ込み、わかりやすく丁寧な文章を作っているため、公開がいつになるかは未定。SEOの本質はユーザーを満足させることなので、読んだことを後悔したくなるような文章にはしたくない。

これを書くにあたってCanvaを初めて使ってヘッダー画像を自分で作ってみたんだけど、これが結構難しかった。今までNBA選手でクソコラ画像作った経験しかなかったけど、画像編集と図形作成の技術はライターも持っておかなければならないと痛感した。

真理の扉にカーメロ・アンソニーを持っていかれたラッセル・ウェストブルックが「畜生ォ…… 持っていかれた……‼︎」って言ってるクソコラ画像が欲しい方いましたらTwitterにてDMください。
他にも千反田ナーレンズ・ノエルたそパウ・ガソルが波紋カッターをパパウパウパウしてるクソコラなどの取り置きがございます。
我ながら何言ってるか分かんねえな。

【20221108追記】
上に書いてた近いうちに後悔するリスト、一つも公開できませんでした……。

まとめ

自分のnoteを振り返ってみて、『書きたいこと、書こうとしていることがたくさんあるけれど、それを文章に落とし込むことがとても苦手』ということがよくわかった。お前それでもライターなんか!?って感じである。

でも文章を書くことは大好きだし、特に私の好きなことについて書いている時間は何にも代えがたいほど楽しい。全てのnoteの意図は、この文章を書く楽しさを味わいたいという点にある。
物書きはライフワークとして続けていくつもりなので、今までの反省を踏まえた今後の目標として

・思い立ったらすぐ書くこと
・どんな形であれ、まずは完成させること
・完成させた後で「どうすれば読みやすくなるか」を考えること

の三点を掲げていきたい。
後から読み返しておかしなところが見つかったらサイレント修正すればいいだけだし、それが容易にできるのがweb媒体のいいところだ。

けど今日は疲れたのでこのnoteは推敲せずそのまま投稿する。たぶん終盤の文章はゴチャゴチャがとんでもない事になってるけど知ったこっちゃない。

明日から頑張ろ。

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