フリー台本『人間を生きる』

二元論に注目して人生を書きました✍️


ドモ、卒塔婆しおです🎩

ご自由にお使いください🍀


※□は、段落分けです

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自分こそは特別だと、
アイツとは違うのだと、
信じて疑わなかった。

幼き日の人の子も、罪人(ざいにん)なのだ。


欠陥品なのか、間違い探しなのか、
劣等生なのか、落ちこぼれなのか。

この世を楽しみ、生きる。
ただそれだけの才能がない。

もしも願いが叶うならば、
この悩みをバクにくれてやろう。

共感されない感情は捨てられる。

亡き者に敬意を示す必要も、
根幹からはないのだと知る──


人は、それぞれに理想を持つ。
それは、生きがいともいう。

しかし求めすぎると、孤独という死の病にかかることがある。

孤独を解消する唯一の方法は、
醜い人格を招き入れ、使役(しえき)することである。

人は、愚かさを認めるほどに、愚かさを許すことができる。

それは、己でも、他者の場合でも。


天使でも悪魔でもなく、
かつ、どちらにもなりうる存在のことを、
“人間”と呼ぶ。

我々は、そのどちらをも使いこなさずして、幸せを得ることは難しい。

だからこそ、尊いのだろう。
ほんのひと握りの幸せのために、どう生きていくか──

選択は、君次第だ。


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