友人のバレエの発表会を観に行ったら号泣しそうになった話

友人のバレエの発表会を観に行ってきた。バレエを生で見るのは人生初。
結論から言うと、めちゃくちゃよかったし何度も泣きそうになった。
出演してる知り合いはその友人のみだけだったけれど、そんなの関係なくよかったし泣きそうになった。

開演直後が最初の泣きポイント。
アナウンスが、出演する人の名前を一人ずつ読み上げてた。これ。
一気に何かが込み上げてきた。
だって名前を読み上げるということは、その人が存在してるってことじゃないですか。その人が今その瞬間生きている証明っていうか。
それってかなりパワフルじゃん。
暗闇の中、うるうるとしながら泣くのを堪えていました。

そんで、プログラムが始まったら早速また泣きそうになった。
最初のプログラムでは小さい子どもたちが踊っていたんだけど、それを見て再びうるうるしてた。
私には年の離れた妹がいて、生まれてから成長する過程を間近でずっと見てきたのだけれど、その影響か親御さんの気持ちを想像してしまってグッと来た。あくまで好き勝手な想像だけれど。
あと、小さい子が踊ってる様子は「生」を強く感じた。この子たち、生きてる〜〜〜!!!って。
私が普段死にたい側の人間だから、生を強く感じると泣きそうになる傾向にあるんだよね。何なんだろうな。

あとは、普通に音楽の盛り上がりに呼応して泣きそうになったりもしてた。音楽の力ってこういうことかぁ〜って素直に思っていた。曲が盛り上がって、大勢の人が踊っていて、その空間に飲まれて感情が揺さぶられて。

途中で何度か休憩が挟まるから、一緒に見に行った友人に「何で泣いてるの?」って聞かれたくなくて泣くのは頑張って我慢した。説明するのめんどくさいし。でも、何も気にすることがなかったらきっと号泣してたんだろうな。
感動、とかじゃないんだよね。もっと胸の奥底の何かが刺激されて、その反応が涙というか。感動はしてないんだ。動揺?なのかな?プラスに動揺。

観に行って本当に良かった。

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