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インデックス投資に飽きたのでIPOセカンダリー投資を始めました

1. IPOセカンダリー投資のすすめ

私はこれまでインデックス投資を中心に行っていましたが、インデックス投資だと資産の増え方が少なく時間がかかると思い個別株に投資したいと思いました。
しかし、個別株と一言で言っても種類は千差万別。
どんな株を買えばいいかわからないと悩んでる人にとって、IPOセカンダリー投資は魅力的な選択になると思います。

本記事では、IPOセカンダリー投資の基本的な仕組みやメリット、リスクについて解説します。
また、具体的な投資のポイントや注意点も紹介しますので、興味のある方はぜひご一読ください。

2. IPOセカンダリー投資の基本的な仕組み

IPOセカンダリー投資とは、新規上場(IPO)して間もない企業の株に投資をすることです。
IPOを行う企業は成長途中の企業が多く、IPOで資金調達をしてさらなる成長を見込むことができます。
しかし、大きく成長する可能性がある反面、IPO銘柄特有の注意点もあります。
詳しくは次の章でお話しますが、これを知らないと大きな損失を被ってしまう可能性もあるのでぜひご確認ください。

3. メリットとリスク

メリット
会社が成長期にあるので、会社の成長とともに株価の大きな値上がりが期待できることが最大のメリットです。
IPO銘柄は比較的時価総額の小さい銘柄が多いので、その分成長したときの値上がり益も大きくなりやすいです。

また、リスクの部分と少し重複しますが、IPO銘柄の場合は日経平均採用銘柄などの大型株と比べて需給の要因を受けやすいです。
つまり、多くの人がまだ気づいていない安くなりすぎている株に出会う可能性があります。
成長性が高いのに割安に放置されている株は、好材料(決算など)がでると株価が大きく上昇していくことも少なくありません。

リスク
IPOセカンダリー投資の大きなリスクはロックアップが解除されたときや、需給が悪化したときに急激な値下がりをしてしまうことがあることです。
ロックアップとは、上場してから一定期間、または一定条件を満たすまで既存の大株主が株式を売れないようにすることです。
このロックアップが解除されたとたん、既存の大株主が大量の売り注文を出して暴落することも珍しくありません。

また、IPO銘柄は成長期待が大きいので、決算発表で思ったより利益が増えないという予想で需給が悪化し、暴落してしまうこともあります。

このように、リスクも大きい投資ですがその代わりリターンも期待できる投資方法がIPOセカンダリー投資です。
次の章では具体的な投資判断のポイントについてのお話をします。

4. 具体的な投資判断のしかたとポイント

具体的な投資判断としてはファンダメンタルズ分析で成長性を確認、認識し、テクニカル分析も用いてエントリーポイントを探します。

ファンダメンタルズ分析では主に、市場成長率シェア競争優位性などを分析します。
なぜ、よく聞くPERやPBRではないかというと、それらの指標は株価の現在の水準を表す指標であって、将来の企業の成長とは関係がないからです。
市場成長率は将来の需要を示し、シェアは企業の市場支配力を表します。これらが高ければ、企業は成長しやすく、競争優位性を築ける可能性が高まります。
また、ファンダメンタルズ分析では同業他社と比較することが重要です。

テクニカル分析は主に、損失を最小限に抑えるために用います。
チャートを見て、急落している株は底打ちを確認してから少しずつ買うことが大事です。
IPO銘柄はボラティリティが高くリスクが高い傾向があります。
だからこそ、リスク管理をしっかりとして自分にとって大きな金額の投資をしないことが重要です。

5. おわりに

最後まで読んでいただきありがとうございます。
IPOセカンダリー投資への興味を少しでも持っていただければ嬉しいです。
今後、IPO銘柄について個別の分析をしていく予定ですのでフォローしていただけると嬉しいです!
間違いやご指摘などがございましたらお知らせいただければと思います!

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