「文化ってなんだ？」あまりに漠然とし過ぎて、なんとも捉えにくい。

よく知ってるはずだし、漢字も難しくない。カルチャーと言ってみるとまた違うイメージもある。

「文化程度が低いねぇ」なんて、言われてしまうと、なんか全ての行動を否定されたような悲しい気分になる。「文化の違い」ってよく使うしね。

理科系とか文化系とかという分類にも使われているし、文化部と運動部とかもあったよなぁ。ふたつのカテゴリー分けから推測すると、理科系分野以外は文化なんだろうし、スポーツじゃなければ文化なんだと。使い方や仕分けではそうなってるのだろう。

文明という言葉もあるけれども、「文化」とは違うらしい。昔住んでいた長屋のようなところは「文化住宅」と呼ばれていた。「文化包丁」や「文化鍋」とかも。「文明開化」なんてのも習った。

いろいろな考えていたら余計に分からなくなったし。ネット検索で調べてみた。

いくつかの定義が存在するが、総じていうと人間が社会の成員として獲得する振る舞いの複合された総体のことである。Wikipedia

使われ方のパターンは　01.ハイカルチャーのように洗練されたもの  02.象徴的な思考や学習による信念やふるまいのパターン  03.ある社会組織に共有されている価値観。

使い方はともかく、根本は余計に分からなくなるw

社会を構成する人々によって習得・共有・伝達される行動様式ないし生活様式の総体。三省堂 大辞林

つまりは、生活(行動)様式全般のことなのか？

広辞苑からだと「人間が自然に手を加えて形成してきた物心両面の成果」ということか

特に「文化」→人間の精神的生活にかかわるものに対して「文明」→技術的なニュアンスが強いものとなるのか。

つまりは、対立概念から類推すると<自然とそれ以外>となるのね。

人の手が加わっているかどうかね。それなら<文明と文化>って区分けできる。

技術的で再現可能な普遍的なものを「文明」

精神的で個別のもの、学習や伝習してきたものを「文化」

【自然】⇔【文明＋文化】

自然は手が加わっていないから自然。「文化」ではない。少し絞り込める。そして、技術的で知の発達や制度的な結果や成果を「文明」と寄り分けることができる。

と残りが全部「文化」ということになるのかな。

ようやく分かったような気分になったしw

人の生活に関わるものをところのもので、「生まれ」て「死ぬ」までの「生死」と言う自然のこと以外は全て「文化」だってことになるのでしょうね。