工業高等専門学校、通称「高専」とは?~デメリット:大卒扱いではない~

みなさん、こんにちは。
鎌倉央昇(かまくらひろのり)です。

先日までは高専のメリットについてお伝えさせて頂きました。
本記事からは逆にデメリットはあるのか?というところについてお伝えできればと思います。

本記事ではデメリットの一つである大卒ではないについてお伝えいたします。

工場員

デメリット:大卒ではない 
 ~その① 給料が低い~

そもそも高専には本科卒と専攻科卒の2種類があります。
専攻科卒とは、
本科を卒業後、就職せずに高専に残り大卒の資格をとるために
さらに2年勉強するという制度です。
本科卒、専攻科卒の違いは以下です。
本科卒:高校1年から20歳まで通い卒業した方が該当
専攻科卒:本科卒で就職せず、+2年の専攻科を卒業した人が該当

専攻科卒であれば会社にもよりますが、基本的に大卒扱いとなります。
なので給料も大卒と変わらないという会社がほとんどです。
本科卒はだいたいの会社では高専本科卒、専門卒扱いになります。
なので大卒と給料が大きく変わる可能性があります。
私も新卒で入った会社では大卒と3万円ほど給料が違いました。
もちろんかけてきた時間、学費の分だと言われればそれまでかもしれませんが、やってる仕事が同じで給料が違うというところが私は納得いきませんでした笑

私と同じように考える方は専攻科に行って大卒資格をとるか、
大学に編入するかを考えられた方がよいかもしれません。
または高専卒を大卒扱いしてくれる会社に就職する方法もあります。
私の知ってる限りはあまりそういう会社は無い印象ですが。。。

なので、給料を多くもらいたい!という方は専攻科に行くか、
大学に編入するかをお勧めします。

デメリット:大卒ではない 
 ~その② 仕事が限られる可能性がある~

一概には言えませんが、会社によって任せてもらえる仕事が限られる可能性があります。
例えば、高専卒だから工場勤務で開発部門には行けないとか・・・
私が入社した会社は高専本科卒でも開発部門に配属頂けました。
本当にこの仕事がしたい!という強い想いがある方は就職する際にしっかり調べることをお勧めいたします。

まとめ

大卒と同じ仕事をするなら給料は一緒がいい!
就職する会社の中でもやりたい仕事がある!
といった方は大卒資格をとっておいたほうが良いかなとは個人的に思います。

本日はここらへんで!
次回をお楽しみに♪


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