昨年に続き、外に出られない夏休みがやってきて、そして去ってゆこうとしています。

そんなありあまる時間を使って「ストレングス・ファインダー」を受験してみました。というわけで自分の備忘録のためにも、その結果と考察を「オタクのトリセツ」として、まとめておきたいと思います。

また、自分の他にも「同じ資質持ってた！」とか、「もしかして自分も同じ資質持ってるかも？」というオタクの方は活用・参考にしてもらえると幸いです。

ストレングス・ファインダーって？

ストレングス・ファインダー（以後、SF）とは、アメリカのギャラップという会社が提供する気質診断です。

な～んだ、性格診断かよ。

と、思ったかも知れませんが意外と侮れません。

SFの特徴は受けて終わりではないところです。それは、診断結果の出し方にあります。SFでは177個の質問から、人間に予め備わっている34の「資質」をランキング形式で教えてくれます。

ポイントは、教えてくれるのは「強みではなく資質」ということです。

資質とは、あくまでもその人に出やすい考え方のパターンです。その資質に投資をすることで、初めて「強み」は発揮されます。これらの気質は遺伝による影響が大きく、長期に渡って安定しているとされています。

つまり自分の上位気質を知るというのは、「自分のトリセツ」を手に入れるのと同じということです。

自分という最大の投資先を生まれながらに持っていながら、その財務状況を知らないとしたら大きな損失です。この時間のある機会に、取り組んでみることにしました。

ストレングス・ファインダー受けてみた

受験する方法はいくつかありますが、基本的には有料です。僕はテストコード付きのこちらの書籍を購入しました。

ただし、この付属コードのライセンスだけだと上位5資質しか分かりません。さらに4680円課金すると、追加テストなしで全34資質の順番が確認できます。「7000円で自分のことが全部分かるのなら安い...！」という自己投資大好きオタクの思考で、今回は34の全資質を確認しました。

ちなみに、本は読みたくないからテストだけ受けたい場合は、「クリフトンストレングス34」という5850円のコースを受ければ全資質の順番を知ることができます。

というわけでそのテスト結果について述べて行きたいと思います。

自分の上位資質と下位資質

先にまとめて、僕の上位10資質を書いておきます。

1. 慎重さ：意思決定や選択に、リスクを予測して細心の注意を払う
2. 学習欲：常に学習し、向上することに駆り立てられる
3. 内省：知的な活動や議論が好き
4. 収集心：収集し保管するニーズを持つ（情報、アイデア、人間関係など）
5. 適応性：状況をあるがままに受け入れ、「今」を生きる
6. 運命思考：あらゆるものにつながりがあると確信している
7. 戦略性：状況を予測してシナリオを描き、先の計画を立てる
8. 分析思考：パターンを調査し、インサイトを得て、原因・理由を特定する
9. 公平性：明確なルールを設けて、人々を平等に扱おうとする
10. 親密性：他の人との親密な人間関係を作ることに満足感を得られる

こうやって客観的に見てみても「陰キャでオタク」ということがよくわかりますね。

ちなみに、下位10資質は以下の通りです。

25. 包含：相手を受け入れる。輪から外れている人を仲間に引き入れる
26. 原点思考：過去について考える、歴史から現在を理解する
27. 指令性：存在感がある。主導権を握り、決断を下す
28. ポジティブ：情熱的で、それを他の人に自然に分け与える事ができる
29. 達成欲：並外れたスタミナがある。毎日、何かを達成していたい。
30. 活発性：アイデアを話すだけでなく、実行することを望む
31. 競争性：進歩を他の人と比較する。勝つために努力する。
32. 社交性：知らない人と出会い、親しくなり、惹きつけて味方にする
33. 未来志向：未来を心に描くことでひらめきを得る。ビジョンを語る。
34. コミュニケーション：自分の考えを言葉に表す・印象的に説明する

まるっきり上位の逆張りしててウケますね。

しかし、ウケて終わってしまっては7000円の性格診断と同じです。

上位資質の中にも、人によってその資質のどこが表れるかには個人差があるようです。VIP課金(4630円)すると、自分の資質がどのように現れやすいかについてまで教えてくれます。

ということで次回は、僕にとっては上位の5資質はどのように現れていたのかを考えてみます。