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【激混み】@ JAM EXPO 2022振り返り【ライブレポ】

過ぎ去ったこの瞬間は、何時だって一度きり。

地下アイドルオタクのかべのおくです。


8/27,28に、横浜アリーナで開催された「@ JAM EXPO 2022」に参加してまいりました。夏の終わりに相応しい2日間となったこのイベント、ぼく自身がどのように回ったのか、またそこで感じたことを振り返りたいと思います。


全体感想

うーん、アットジャムも侮れんな。

今年の大規模フェスにはSPARK、関ヶ原、TIFと参加してきました。これらの野外フェスは「疲れた」と「暑い」と「楽しい」が同時にやってくる感覚です。楽しいんだけどなんだか煙に巻かれている気がする、そんな感じでしょうか。その現場感や疲労感も含めてが醍醐味でした。

一方のアットジャムは夏フェス唯一の屋内。オタクにとっては最も良いコンディションで沢山のアイドルが見れました。ステージ間の移動も少なく、合間の時間に感想ツイートがたくさん出来たのも、この快適な環境のお陰です。


TIFの感想でも述べた通り、ぼくは夏のフェスは通信簿のようなものだと思っています。これには2つの意味があって、「この1年どんな活躍をしたか」「今後どのような活躍が望まれてるか」が分かるからです。

アットジャムは総合プロデューサーの意向が強く反映されており、2つの要素でも後者の意味合いが強いように感じられます。しかし3日目の終わりには、「ほんとに楽しい夏を過ごせたなあ」という気持ちになり、夏の終わりに相応しい締めくくりとなりました。

そんな夏フェスの総決算とも言えるアットジャムをどう回ったのか、また今年初めて購入したVIPチケットについても感じたことを述べます。


2日目(8/27)

ライブを見たグループは以下の通りです。

1005-1055 ストロベリー 
  TEAM SHACHI
  Jams Collection
1205-1250 ピーチ 
  OKI.7STARS
  MyDearDarlin'
  ベンジャス!
1320-1335 オレンジ I MY ME MINE
1410-1430 キウイ ベンジャス!
1555-1655 ブルーベリー 
  SAISON
  chuLa
  I MY ME MINE
1730-1750 ブルーベリー MyDearDarlin'
1800-1825 ストロベリー FES☆TIVE
1915-1955 ブルーベリー
  二丁目の魁カミングアウト
  THE ORCHESTRA TOKYO

この日の目当ては、Jams CollectionとFES☆TIVEのストロベリーステージです。その他に関ヶ原に続き大活躍のMyDearDarlin'、着実なレベルアップを見せるI MY ME MINEなどを中心に回りました。

感想覚え書き

今回は感想を(だいたい)リアルタイムでツイート実況する形をとりましたので、これを転載します。

最後の二丁魁、オケトーは、噂だけ聞いていて時間があったので、予定には入れてなかったですが行きました。実際、すごく良かったです。推しグループの大きな舞台を見るのも重要ですが、思いがけない発見があるのもフェスのいいところですよね。


お目当ての2ステージについて述べます。

Jams Collection(ストロベリーステージ)

Jams Collectionのストロベリーステージは、初舞台を感じさせない堂々としたパフォーマンスでした。セトリは以下の通り。

これまで実績を残してきた楽曲を引っさげての、満を持してのパフォーマンス。まさに「これがジャムズだ!」と、声を大にして主張しているかのようでした。

思えば去年のジャムズはストロベリーステージ横のメロンステージが与えられました(今年は設置されず)。しかも他グループの入れ替え時間でお目当てのオタクはほぼいないという、どアウェーでのパフォーマンスだったのです。そこでも歌った「NEW ERA PUNCH!!」を今回はメインステージで披露。この一年前の思い出も含め、感慨深い時間でした。


FES☆TIVE(ストロベリーステージ)

FES☆TIVEのストロベリーステージは対照的に、誰もが沸かざるを得ない完璧な熱狂を横浜アリーナにもたらしました。

アンセムである「OIDEMASE!!」に加え、関ヶ原や竜王、主催フェスでも定番となった「ハレとケ」、そしてラストは「しゃかりき」のアウトロ長め。あいだには新しい横移動の形でもある「カンフーミラクル」も挟まりました。推しグループの曲がアリーナ中に響き渡る快感、何度でも味わいたくなりました。


3日目(8/28)

スケジュールは以下の通りです。

1010-1025 ピーチ FES☆TIVE
1050-1110 ブルーベリー Peel the Apple
1340-1400 トーク Jams Collection
1400-1440 ブルーベリー 
  B.O.L.T
  Jams Collection
1510-1600 ストロベリー
  ukka
  MyDearDarlin'
1640-1710 ピーチ 
  マジカル・パンチライン
  Jams Collection
1845-1945 ブルーベリー
  九州女子翼
  アイドルカレッジ
  FES☆TIVE

この日のお目当てはMyDearDarlin'のストロベリーステージとFES☆TIVEのブルーベリーステージ大トリです。

感想覚え書き

なんか後半になるにつれて疲れてきたのか、だんだん語彙力が低下しているのがよく分かりますね。最後なんてひどいもんです。

この日は昨日よりも混雑度が増すことが予定されたので、お目当て以外は全てストロベリー、ブルーベリー、キウイに固める作戦を取りました。結果的にこれが功を奏した形と言えるでしょう。詳細は後述します。


MyDearDarlin'(ストロベリーステージ)

マイディアのストロベリーステージは、まさにこの夏の集大成とも言えるステージでした。

とくに最後の「僕らの詩」はこのアットジャムでの歩みを振り返るような時間でした。マイディアは3日間全てに出演、咲真ゆかさんはナビゲーターユニットにも抜擢されるなど大活躍でした。そんな万感の思いがあったのではないでしょうか。

僕もここにきて、やっとストロベリーステージの楽しみ方が分かってきた感がありましま。「トーキョーガール」の時には、メンバーを追いかけて花道に駆け出してしまいました。あと10回くらいやりたかったです。


FES☆TIVE(ブルーベリーステージ)

FES☆TIVEのブルーベリーステージは、たぶんしばらく忘れようとしても忘れられないライブになりました。このライブは8/31に卒業する南茉莉花さんにとっての対バンでのラストライブ。メンバーも南さんをはじめ、SEから号泣でした。

そんな中、MC明けは「夏リア旋律」。本来切ない恋心を描く曲なのですが、この日は全く違った意味合いに感じられました。歌っては泣いて、また泣いては歌い。アットジャムは、なんと粋な舞台を用意してくれたのでしょうか。

嬉しいことも悲しいことも深めて、FES☆TIVEがくれた夏の記憶をしっかりと刻み込んだアットジャムとなったのでした。


その他所感

①各ステージの混雑について

今年のアットジャムでは、いわゆる「通路ステージ」であるピーチとオレンジが久しぶりに復活しました。これも徐々にイベントの収容人数などに対する規制が緩和されてきたおかげと言えるかもしれません。

しかし、これが大変なことになりました。どういうわけだか、ストロベリーステージでパフォーマンスしてもおかしくないグループ(まねきケチャ、Appare!など)も普通にこの2ステージに割り当てられ、その度に入場規制がかかるという大混乱が起きました。


ぼくが見た中で最もひどかったのは3日目(8/28)のピーチステージでのFES☆TIVEです。入場待ち列は観覧エリアの2倍、一般チケットの人はほとんどライブが見られないという有様でした。

原因の一つとしては、観覧エリアに収容できる人数の見込みが甘かったことが挙げられます。おかげで玉突き事故的に破綻を来たしたように見受けられました。

しかし、入場待ち列でも一応前の方なら全然ステージは見れます。列の進み具合によっては上手のステージ脇からパフォーマンスを見るという珍しいシチュエーションにも居合わせることもありました。アイドル側も入場規制がかかっている事は分かっていて待機列にもバンバンレスしてくれるので、これはこれで美味しかったのかもしれません。


②VIPチケットどうだった?

ぼくは今回のアットジャムで初めてVIPチケットを購入しました。VIPの特典は以下の通りです。

  • ボックス指定席(Sのみ)

  • 指定席(Aのみ)

  • 最前エリア入場可能(ストロベリー、ブルーベリー、キウイ)

  • パイナップルステージ優先入場

  • ミート&グリート参加

  • 会場入場時優先案内

  • フリードリンク

  • @ JAM ALL STARS CD&特典券

ちなみにお値段は一般チケットのほぼ4倍で、ぼくの買ったVIP Aチケットでも2日通しで79,200円でした。


で、実際どうだったのかというと、めちゃくちゃ快適でした。

この中でも特に助かったのは、「ブルーベリー・キウイのVIPエリア」と「会場入場時の優先案内」でした。先程も言った通り、今回のアットジャムはとにかく入場規制がかかり、それはブルーベリーやキウイも例外ではありませんでした。特に無理みが深かったスケジュールは、3日目のブルーベリーステージ、≒JOYに繋がるブロックです。

誰だよこんなタイテ作ったの

まさに「ミーハーオタクの集い」みたいな4グループですね。もし一般チケットでニアジョイ以前のグループを前方で見たければ、相当な苦労が強いられたでしょう。しかしそれが楽々可能となりました。そう、VIPならね。

また先述した、3日目のピーチステージのトップバッターであるFES☆TIVEをちゃんと2列目で見られたのは、VIPチケットの入場優先受付があったからに他なりません。


これらの体験を踏まえると、次のような人はVIPの恩恵が受けやすいと思われます。

  • 目当てのグループがストロベリー、ブルーベリー、キウイに2~3組

  • お目当てがピーチ、オレンジの早い時間帯に出る

  • 推しのライブを前の方で見たい

  • とにかく並ぶのが嫌だ

逆に、次のような人はVIPじゃなくても良いのかも知れません。

  • ライブは遠くで見ても、特典会で推しと話せれば良い

  • お目当てのアイドルが特にない、ほとんどいないので予定がスカスカ

  • ステージがちゃんと見えなくても、その空間にいて思い出が作れれば良い

  • 単純に4倍の値段を出すのが悔しい、買ったら特典会が回せない

これらの要素を考慮して、VIPか一般かを判断するには、自分の推しグループの人気を把握しておかなくてはいけません。また「自分はVIPを買うような人なのか」という自己理解も必要でしょう。

これは終わってから知ったのですが、かつてイギリスなどに存在したパブとサルーンバーの違いに近いのかも知れません。何より特別なステージで推しメンのライブを近くで眺められることだけでも、確実にチケット代はペイしたと言えるでしょう。ともかく、DDならVIP一択です。


暑さやキツさが無かったぶん、純粋な「楽しい!」だけが味わえたアットジャム。VIPチケットによって、新しい体験が沢山できた2日間となりました。

おわりに

まとめます。

オタク、まだまだ楽しくできる。

以上です。

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夏の思い出

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