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【感想】光る君へ 第16話「華の影」

ツイッターで「光る君絵」タグの素敵な絵を見ていると、自分も感想絵を描いてヘッダーにしようかな、と描いてみては、これ世に出したくないな……と思って終わります。
そんな私は、作品の制作中は楽しめるけど、完成作品をみるとげんなりするタイプの人間です。

以下、感想です。






・さわさんとのいさかい、まひろは何も悪くない。
でも視聴者としてはさわさんが傷つけられたのは、それは、わかるから、うん……少なくとも「(まひろに非がなくとも)顔を合わせていたくない」気持ちは理解できるんですよね。全面的に上地道綱が悪い。

この時代、万一夜這い先を間違えても「基本は抱く」のがいい気がするな。上司の奥さんみたいな後腐れある相手は別じゃが……。


・そんな、すそを引きずりながら雪の中を……定子様!!

・このワイワイキャッキャした様子、後に彰子様が入内した後に比較されそうですね……。

・道隆の糖尿病進行が静かに描写されるの怖い。


・待ってその状況でたねを連れて悲田院に行く????? 自殺行為過ぎん……??

・数話前、道長に「北の方にしてくれるの?」と問いかけた時もだけど、まひろは頭はいいものの根本的に甘ちゃん、という印象になってきました。

確かに困っている人を助けたい、その気持ちは素晴らしいものです。でも看病の結果、疫病が移って自分が命を失う可能性もあったわけですし、ちょくちょく見通しの甘さに驚かされます。

案外考えなしで動くことがあることも今までも描写されていますし、不自然な行動ではないのだけれど、そのうえで理解できないシーンではありました。

でも道長との再会シーンの少女漫画ぶりにすべてが吹っ飛びました。脚本の大石さんがブログ

「無理やり接近させました」

と語ってらして、ちょっと笑いました。

まひろは貧しくとも貴族なので、庶民より栄養状態がいいから助かった、のかなあ。貴族も疫病で亡くなっているはずではあるけども。
乙丸も無事でよかった、よく平気だったな……あの状況で。


・せめてさあ!! 他の人と同じように、口元を覆う布ぐらい用意しようぜ!! 乙丸の分も!! 匂いもきついだろうもん!! 現代人だからそう思うものの、衛生観念が違うし、私があの時代に生きていても、身内を看病してうつされる側の人間だったかもな……。


・為時、道長の様子から、まひろが結婚したがらない理由とか、いろいろ察してしまっただろうけど、冷静に対応していてさすがだ……立派な人だ。


・道兼の印象がここにきてグッとよくなる、と同時に「でもお前は第1話でちやはさんを……」ということを気持ちも忘れずにいたい私もいる。

そんな風に視聴者からの印象が良くなってきたところで七日天下となりそうで、大石先生の容赦のなさが怖くなってきます。


・倫子さまこわ……え……あれ……小麻呂いきてるーーーーーー!!!!!

いや本当に小麻呂なのか、(劇中設定としては)違う猫を飼い始めたのかもわからないけど、恐らくは生きてるやったーーーーーーーーー!!!!!!
倫子様と小麻呂の組み合わせは平和でかわいいので今後も出てきてください。ぜひ。

でもあの笑みは怖いです、その笑いはなんなのですか倫子様。

・これ、妾の家に通っている方がマシな気がする。疫病の娘を看病してきた事実、嫌だよなあ。病めるとき側にいたい気持ちを抱くのって愛だもん。



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