かび丸

ゲームとか本とか好きなオタクです。思ったことを色々と書いていきます。

かび丸

ゲームとか本とか好きなオタクです。思ったことを色々と書いていきます。

マガジン

  • 初視聴の大河ドラマ『光る君へ』感想

    『光る君へ』感想です。初めて大河ドラマを見ています。

  • 感想文

    本、映画、漫画などいろいろなものの感想文です。ネタバレの有無はタイトルに入れます。

  • 日記

  • ひとりよがりエッセイ

    ひとりよがりな話をしています。

  • 自選集

    自分で書いて気に入ってるやつです。

最近の記事

  • 固定された記事

【エッセイ】焼き芋は皮まで食べてこそ

私は焼き芋が好きだ。大好きだ。 もっと言うならサツマイモが好きなのである。 芋けんぴも好きだし、煮物も好きだ。煮ても焼いても揚げても美味い、そんなサツマイモが大好きだ。 しかし焼き芋について、以前衝撃を受けることがあった。 コロナになる前のことだ。会社の近くを石焼き芋の販売車が通った。お馴染みの文句を謳いながら近づいてくるのを感じ取った会社の先輩が「ちょっと買ってくる!!」と勢いよく飛び出していった。 数分後、買えたよ!! とニコニコ戻ってきた先輩のおごりで、同じ部署内で半

    • 【感想】光る君へ 第17回「うつろい」

      三連休・三連勤・四連休という、ゴールデンウィークらしからぬ体たらくっぷりですね。前向きに考えるなら、五月病が軽く済みそうでいいのかな。 4月前半に大阪旅行に行ったので、遠出はせず積みゲーを崩したりしながら楽しんでおります。 以下、感想です。 ・「深い仲になったからと言って自分の女みたいに言わないで」 ・さわさん、実際、自分より頭のいい友人に対する引け目を抱いてしまう気持ちはわかるので、もらった手紙を書き写して勉強して、まひろに並べるよう努力するところ好きです。 末永く

      • 【感想】光る君へ 第16話「華の影」

        ツイッターで「光る君絵」タグの素敵な絵を見ていると、自分も感想絵を描いてヘッダーにしようかな、と描いてみては、これ世に出したくないな……と思って終わります。 そんな私は、作品の制作中は楽しめるけど、完成作品をみるとげんなりするタイプの人間です。 以下、感想です。 ・さわさんとのいさかい、まひろは何も悪くない。 でも視聴者としてはさわさんが傷つけられたのは、それは、わかるから、うん……少なくとも「(まひろに非がなくとも)顔を合わせていたくない」気持ちは理解できるんですよね。

        • 【感想】光る君へ 第15話「おごれる者たち」

          紫式部の目線で、『紫式部日記』を小説のように現代語訳した1冊『紫式部ひとり語り』が大変面白かったです。 大河ドラマは面白いながらも、あくまでもフィクションです。こちらの1冊は紫式部を、ただの人間として感じられる1冊でした。 どうしても歴史上の人物は、その功績しか知る機会がなく、だからこそ感情の揺れ動きによって、一人の人間として認識でき、血の通った人間がかつていたことを感じられます。 以下、感想です。 ・実資に「どう思う?」って聞かれて、信用を、得ている……道長……。

        • 固定された記事

        【エッセイ】焼き芋は皮まで食べてこそ

        マガジン

        • 初視聴の大河ドラマ『光る君へ』感想
          17本
        • 感想文
          23本
        • 日記
          42本
        • ひとりよがりエッセイ
          63本
        • 自選集
          5本
        • 食べるために生きる
          11本

        記事

          光る君へ 第14回「星落ちてなお」

          集英社がkindle本50%ポイント還元キャンペーンを実施していました(4/8の月曜日まで) 「今月は買いすぎたな……来月は控えよう」を毎月繰り返している身としては天国と地獄のようなキャンペーンです。 紫式部関連本もいろいろ読み漁っているので、そのうち読んだものを軽くまとめようと思います。 以下、今週の感想です。 ・まひろとの再会で心ここにあらずの道長 ・「また、赤き月の時がきます……」 ・明子様のお子が流れてしまったのは、呪詛の影響もあるんでしょうか。人を呪わば穴

          光る君へ 第14回「星落ちてなお」

          【感想】光る君へ 第13回「進むべき道」

          その昔、授業で読んだ古典作品に 「愛人の女性を垣間見たら、自分でご飯をよそっており、気持ちが冷めてしまった」 というものがありました。(伊勢物語 第23段) 現代人からすると「自分のことは自分でするのが当たり前じゃないか」となりますが、当時の価値観では「身分の高い人が、自分のことを自分でするのははしたない」となるらしく。 そんな時代背景を知った上でも「覗き見ておきながら何言ってんだコイツ」と思うばかりでした(笑) 大河を見るようになって、歴史ものの中で「その時代の常識」と

          【感想】光る君へ 第13回「進むべき道」

          【感想】光る君へ 第12回「思いの果て」

          八王子の東京富士美術館で開催された「源氏物語展」に行きました。(現在は終了しています) 写真はそちらで撮影したものです。 ・ロバート実資とまひろの絡みは今後ありますかね、史実だと面識あるそうですが。 平安時代の春画? そういう娯楽って平安時代にも存在したのか、一人遊びのためのもの……。 ・サロンのみんなで床を眺めて遊ぶ会。 倫子様やっぱりいいキャラクターしてる……。そして「最初は気まずかった」「クセになる」と正直すぎるワードチョイスのまひろに笑う。 ・小麻呂!! 今回出

          【感想】光る君へ 第12回「思いの果て」

          東京富士美術館の「源氏物語展」

          八王子にある東京富士美術館で開催された「源氏物語展」に行きました。 お客さんは年配の方が多めでした。まぁ小さい子供はなかなか興味わかないですよね源氏物語。 音声ガイドもあったけどQRだけ読んで見るの忘れてたことを今思い出しました……無念。 御簾の下からから見える部分に、金属の飾りをあしらっているのは初めてみました。ただでさえ重ね着してるのにますます重くなりそうですね……。 (入口の展示以降は撮影禁止のため、展示内容の写真はありません) 中の展示物は当時の史料を元に作ら

          東京富士美術館の「源氏物語展」

          【日記】護国寺のちいかわ御朱印

          授かってきました。かわいい。 御朱印帳2冊目です。土日は混雑が激しいかなと思ったので、整理券配布のない平日に行きました。 10:00から受け付け開始。 列に並び始めたのが10:20、受け取りが11:00頃でした。およそ40分。 靴を脱いでお堂の中で並び、500円納めて番号札を受け取り、書きあがると御朱印を受け取る……という流れです。 御朱印を授かり、護国寺を少し見て回って、出るころには少し列が減っていました。 整理券配布のない平日であれば、朝一番よりも、お昼頃の方が列が落

          【日記】護国寺のちいかわ御朱印

          【感想】光る君へ 第11回「まどう心」

          『あさきゆめみし』がそろそろ読み終わります。あと2冊。 今年の4分の1が終わるところでやっと読み終わるペース。こんなペースで原典を読むことなんてできるんでしょうか。楽しめる範囲で楽しみます。 以下、感想です。 ・宣孝、これだけアレコレ言ってる男が「未来の旦那」なの面白すぎる。コントか? 年齢差を考えても、むしろ結婚を世話するのが順当な立場ですよね。ここからどういう経緯で結婚に至るのか楽しみ。 ・行成、道長の変化を感じ取っているな……。 ・道綱の(この人誰だっけ)の表情

          【感想】光る君へ 第11回「まどう心」

          【感想】光る君へ 第10回「月夜の陰謀」

          NHKのガイドブック前編、買いました。 これから放送される内容についても掲載されているようなので、迷いつつ少しずつ読んでおります。(本編感想最後の方でも内容についてちょっと触れています) 一つ驚いたのは、十二単を販売している店舗が掲載されていたこと。大河ドラマなどの現場はともかく、一般人で購入する方はどれほどいらっしゃるんでしょうか。 普通のお着物と違って外に着ていけないでしょうからねえ……。 以下、感想です。 ・道綱の「聞いてないよ?」みたいな反応……そうよね。 ・

          【感想】光る君へ 第10回「月夜の陰謀」

          【感想】光る君へ 第9回「遠くの国」

          旅に出たい。最後の東大寺を見て反射的にそう思いました。 奈良は修学旅行で行ったきりなんですよね。京都は大学生のころに何度か一人旅しましたが、0泊3日の夜行バスツアーで日中動き通しだったので、宿泊してゆったり楽しみたいです。今年必ず。 以下、感想です。 ・きょうの小麻呂~~~ ・詮子様の雄たけびがしばらくツボに入ってた。そりゃビビるわ。御貴族様も雄たけぶわ。道兼は自分でやってたんだあの傷……。 ・道具もなしに手掘りで土葬!? きつくない? ていうかこの時代だと万一破傷風

          【感想】光る君へ 第9回「遠くの国」

          【感想】光る君へ 第8回「招かれざる者」

          『神作家 紫式部のありえない日々』3巻まで買いました。 以下、本編感想です。 ・行っちゃおうかな……、に「行くわけないよな」と笑える謎の男よ……。 (未だに直秀のことを「謎の男」と呼ぶほうがしっくりきてしまう我) ・【朗報】小麻呂、無事 ・小麻呂ちゃんよかった……まひろが風邪引いちゃったけど……。 ・赤染衛門の「人妻であろうとも、心は己だけのものでございます」は ・F4と歓談できる謎の男、何者なんだ。 ・道長、それ聞くんだ……。 ・謎の男、それ聞くんだ……。

          【感想】光る君へ 第8回「招かれざる者」

          【感想】光る君へ 第7回「おかしきことこそ」

          猫っていいよね。 ・今回は 「ききょう    ファーストサマーウイカ」 を見逃しませんでしたぞ! ・矢を壺に投げ入れながらアレコレいってるの、競射のアレっぽい。 そういえば『大鏡』は後年の創作が多く書かれていると色々読んでいる中で知りました。古典の授業でそう習ったはずなのに、内容のインパクトが大きすぎてそっちの点は忘れていたようです。 この時は「入内は女性を幸せにしない」と言う道長。ううん。うん……。 ・「俺も見たかった」 自分の一族を笑いものにする出し物にこう言えち

          【感想】光る君へ 第7回「おかしきことこそ」

          【感想】光る君へ 第6回「二人の才女」

          大河ドラマ、あまりにも登場人物が多いので正直なところ誰が誰だかわからなくなりながら見ております。 終わってからツイッター(あくまでもツイッター)でリアタイ勢の皆さんの感想やら解説やらを拝見することで、なんとかついていけている状態です。 ツイッターが、インターネットがなければ作品への理解度はきっと低いままでした。 文明の利器に、そして色々なことを呟いてくださる皆さんに、感謝しながら毎週楽しませてもらっております。世の皆様、ありがとうございます。 以下、感想です。 ・うっ

          【感想】光る君へ 第6回「二人の才女」

          【感想】光る君へ 第5回「告白」

          『あさきゆめみし』6巻途中まで読みました。 読む前から光源氏に対して「どうしようもない男」と評されるのを何度も目にしていたので、「マジでどうしようもねえな!!」とゲラゲラ笑いながら読んでいられています。 が、しかし一方で。 多感な年ごろに次々と新しい女に手を出す男の物語を読んでいたら、人によっては拒否反応がすごそうだなあ……という思いもあります。 そうなると授業で教える題材としては『源氏物語』よりは、『枕草子』になるのかもなあ、と。 私自身、高校生の頃に『源氏物語』をが

          【感想】光る君へ 第5回「告白」