はるか(ライター)

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三題噺テーマ「神隠し、シェアリング、花粉」|優(すぐる)の夢

あるところに、意地悪で傲慢な一人の男がいた。男の名は「優(すぐる)」。優の両親は、「優しい子に育って欲しい」という思いを込めて名付けた。年齢は40歳で無職。これからも働く意志はなく、両親と暮らしている。 優は、子どもの頃からとにかく意地悪だ。同級生が最後の楽しみに残していた給食の唐揚げを食べてしまったり、図工の時間に一生懸命作った作品を壊してしまったり… そんな優には友達がいない。しかし、当の本人は、友達がいない原因が自分にあるという自覚はない。逆らうと面倒だからと、両親

    • ワーホリで人生変わるのか?オーストラリアまで行った私が得られたもの

      「ワーホリは時間の無駄」「遊んで帰ってくるだけ」という意見をときどき目にします。たしかにそういう一面もありますが、私にとって無駄ではありませんでした。 ここでは、私が南半球のオーストラリアに2年間滞在して得られたものについてお話します。 ワーホリに行ったら「自分の適職」に出会えた「ワーホリは遊びだ」と言われる原因の一つは、多くの人が帰国後に英語を生かした仕事をせず、前職と同じような仕事に戻るためです。海外で生活すること自体に価値がありますから、私はそれでも良いと思います。

      • 日本語の魅力とは?|僭越ながら、ライター歴3年の新参者が語ってみた

        みなさんは、日本語が好きですか?私はとても魅力的な言語だと思います。今日は、私が考える日本語の魅力についてお伝えします。 主語だけで、その人の個性が分かる日本語は一人称が豊富です。 わたし、あたし、わたくし、あたい、あちし、うち 僕、俺、おいら、拙者、それがし、わし、自分、俺様、わて、おいどん… 一体、何種類あるの??といつも思います。「わたくし」は上品、「あたし」は活発、「おいら」はお調子者、「拙者」はお侍さん…など、一人称だけで、その人の個性をなんとなく読み取れます

        • 意外と少数派?「ていねいな仕事」を実践したら素敵な経験につながった

          私は「ていねいに仕事する」ことを重視しています。「そんなの当たり前じゃん!」という声が聞こえてきそうですが、ていねいな仕事を継続する人は意外と少ないのではないかと感じます。 ていねいに仕事する人は少数派?私は、法人オウンドメディアでの執筆がメインのライターです。今年で4年目になります。ご担当の方が口をそろえておっしゃるのは「ていねいに書いてくれて助かる」です。 自分でも記事の質を重視しているため、そのように評価していただけることは嬉しい限りです。しかし、自分の中では「当然

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          私がライターを続ける理由|なぜ「ライター」なのか?

          現在、ポートフォリオを更新中です。「ライターとしての自分」について考えるきっかけになったので、「ライターを続ける理由」をまとめました。 ライターを始めたきっかけは「コロナ」私がライター業を始めたのは、世界中が新型コロナウィルスの脅威にさらされていた2020年。オーストラリアに長期滞在中でした。 州境が次々と閉ざされ、外出規制が強くなるなど異常な空気に危機感を覚えました。仕事探しが難しくなると考え、リモートで収入を得られる仕事に興味を持ったことがきっかけでした。 正直にお

          私がライターを続ける理由|なぜ「ライター」なのか?

          作文テーマ「私の挫折体験」|苦しみを越えたその先に

          「今の実力だと、コンクールメンバーに選べない」 大学3年生の春。木管のセクションリーダーに浴びせられた辛辣な言葉は、私の心に突き刺さる。人生で最大の挫折を味わった瞬間だった。 サックスを吹くのが大好きで「楽しい!もっと上手くなりたい」と9年間、毎日練習に励んだ。その集大成である、夏のコンクールメンバーを決めるオーディション。セクションリーダーには認めてもらえなかった。 でも、私の可能性を信じてくれたサックスの先輩が「コンクールメンバーとして一緒に頑張ってほしい」と声をかけ

          作文テーマ「私の挫折体験」|苦しみを越えたその先に

          音楽から学ぶ、文章力の極め方|吹奏楽歴10年以上のライターが感じること

          「音楽と文章には共通点がたくさんある」 ライター3年目の私は、いつもこのように感じます。 なぜ音楽なのかというと、私は学生時代に音楽に没頭していたためです。中学から大学までの10年間は吹奏楽部に所属しており、特に学生時代は全国大会に出場するほど吹奏楽に時間を費やしました。 そんな私が感じる「音楽」と「文章」の共通点と、その共通点から考える文章力の極め方についてお話したいと思います! あくまでも私なりの解釈ですが、共感していただけたら嬉しいです。 音楽を分解すると…?

          音楽から学ぶ、文章力の極め方|吹奏楽歴10年以上のライターが感じること

          ライターに必要な「読む力」とは?|自分に備わっているのか考えてみた

          とある本を読によると「ライターには読む力が必要」だそうです。「読む力」とは、単なる文章の読解力ではなく、世の中の出来事、食べ物、エンターテインメントなど、あらゆるものを感じ取る力のことです。 「そんな力が自分に備わっているのか」と疑問を抱き「読む力」について考えてみました。 体験談をもとにお話しするので、みなさんもご自身の「読む力」について一緒に考えてみてください! 私が読む力を発揮したのは学生時代私は学生時代、全国大会常連校の吹奏楽部に所属していました。リズム感はない

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          海外でWebライターを始めるとどうなるの?inオーストラリア

          私は、ワーキングホリデーでオーストラリアに住んでいたことがあります。Webライターに転身したのも、オーストラリアに滞在中のことです。帰国前の1年間、「海外でライターを始めてどうだったか」をテーマに語りたいと思います♪ 不便だけど、なんとかなる。海外在住でもできたこと海外でWebライターを始める場合、多少不便に感じるものの、なんとかなります。 ・クラウドソーシングでの案件獲得 ・企業との直接契約 ・入出金 上記のどの工程も問題ありません。 まさに、「Webライターはどこで

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          プロフィール🐑✨

          こんにちは🐑✨不動産ライターのharukaです♪ プロフィールをご覧いただきまして、ありがとうございます。 ここでは、ライターさん向けに自己紹介をします。 企業さま向けのポートフォリオは以下になりますので、こちらをご覧くださいませ。 理想のライターとは?私にとって理想のライターは、こんな人です。 ・文章で人の心を動かせる ・文章で誰かを傷つけたり、騙したりしない ・信頼できる情報を発信できる ・専門家が読んでも納得できる記事を執筆できる 不動産メインに執筆を始めてから

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          WebライターがTwitterを続けると良いこと・悩むこと

          今日は私のTwitter記念日らしいので、記念にnoteを始めました。テーマは、Twitter記念日にふさわしい「Twitterを続けると良いこと・悩むこと」です。 あくまでも私の体験談ですが、共感していただけると嬉しいです! 本題に入る前に、私がどのようにTwitterを活用しているのかをお伝えします。(目的によってメリット・デメリットが異なると思うので…) Twitterの活用方法・先輩ライターさんの考えを吸収する ・ライターさんとのコミュニケーションツールとして ・

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