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【C-036】SNSを継続するためにこそ企業キャラクター!

SNSを運用されている会社、多いと思います。自社の宣伝、PRに有効ということで行われるSNSですが、運用自体を自分たちで行えば「タダ」というところも理由のひとつになっているかと思います。

担当になっちゃったけど…。

どんな仕事もそうですが、担当になった直後は、テンションもモチベーションも高くなりますが、時間とともに降下していくのが性(さが)というものです。特にSNSは、投稿内容の‘ネタ出し’が大変で、それを継続するのはさらに大変です。SNSが全く苦にならないという方ももちろんいらっしゃいますが、世の中全てのSNS担当者がそうであるとは限りません。時間と共に徐々に投稿の間隔が開いていくようになり、気が付けば全く投稿出来ずに結果フェードアウト、という経験をした会社も多いと思います。

企業キャラクターをつくればネタには困りません

YouTubeをよく利用しますが、中でも「星座別タロット占い」系の動画は、ついつい観てしまいます。この占いというネタは、非常に素晴らしいコンテンツです。YouTuberの多くは、動画のネタに苦慮し、より過激に…みたいな感じになっていく傾向がありますが、占いは、毎週とか毎月とか繰り返し、それも淡々と占いの様子を公開すれば成立するのです。「次のネタ、どうしよう」という心配もありません。永遠に継続できる素晴らしいコンテンツです。タロットカードの勉強をしようかと思うほどです。

占いのように、継続するためのネタは、ある程度のカタチ、仕組み作りがあれば、悩まずに続けることが出来ます。同じように企業キャラクターがあれば、キャラクターの設定をはじめ、色々なことを事前に考えられます。これらの設定や情報に沿って、楽しくネタ出しが出来ます。楽しければ継続することも苦になりませんよね。

ひとまず、キャラクターのデザインは置いておき、キャラクターがいると仮定して、ネタの元になる設定や情報をイメージしてみましょう。下記1~4はベースとなる一例ですが、これらをキチンと整理するだけでも「投稿ネタ元」として有効です。

1.企業キャラクターのプロフィールを設定する

下記は一例で、無理に全部を決める必要はありませんし、キャラクターによっては適さないものもあると思います。
これらは投稿する際のネタになりますので、多ければ多いほど役に立ちます。キャラクターの設定は、それを公表するしないに関わらず、詳細に決め込んでおくことをおススメします。

・誕生日
・出生地
・性別
・身長・体重
・年齢
・家族構成
・好きなもの・こと。嫌いなもの・こと
・得意なこと、苦手なこと

2.しゃべり方に特徴を持たせる

「~なり」、「~なのだ」、「~なっしー」等々、人気のキャラクターは、語尾や独特の言い回しを持ったものがあり、しゃべりで特徴付けをしています。例えば、独特の語尾を設定し、それを続けることで、キャラクターとして際立ってきます。

3.春夏秋冬のイラストを準備する

イラストを準備するのは、相応に費用がかかりますので、懐具合いによりますが、イラストのバリエーションは多くあった方が良いです。これらのイラストは、時節ネタと絡めてツイートすることで、キャラクターが‘生きている感’、‘生活している感’を演出出来ます。結果、見ている人たちの共感を得ることが出来ます。文字だけでなく、イラストや写真を添付した方が、目に留まる確率は上がります。
また、イラストを何枚かを使って、GIF画像(GIFアニメ)にすると動きがある分、注目度はさらに高くなります。例えば、3枚のイラストが次から次へと変わるという具合です。GIFは、簡単に作成できる無料のサイトもあります。

4.‘#’を利用する

特にX(旧twitter)では、その時々で何が多く投稿されているかを‘#(ハッシュタグ)’で調べることが出来ます。これを常に確認し、連動出来そうなネタがあれば迷わず使いましょう。見てもらえる確率が一気に高くなります。会社のSNSでは、製品やサービス、キャンペーンやイベントの告知などを伝えることが役割でしょうから、‘中の人’はキャラクターになりきって楽しく投稿しましょう。

キャラクターのデザインは、会社用に作るのであれば、やはり会社のイメージを反映したものが良いです。社長の想い、会社の理念、考え方、事業内容、取り扱いの製品やサービス等々を十分に理解することが重要です。こうすることでSNSだけではなく、広く会社のことに活用が可能になります。

動物モチーフがテッパン

キャラクターのモチーフには「動物」が多いですが、それも理由があります。例えば、犬とか猫のキャラクターであれば、元ネタは犬や猫です。見る側からすれば、これは犬のキャラクターだ、猫のキャラクターだということが説明せずとも理解されます。その上で「犬にしてはカワイイなぁ」とか「猫にしては格好イイな」とか、それぞれ見た方の感想が出てきます。
これが、架空の生き物だったり、〇〇の妖精だったり、全く創作でモチーフがわからないデザインだったりすると、見た側は「元ネタ」がわからず、その評価に迷うことになります。この「迷う」というプロセスがもったいないのです。

受け入れられやすい企業キャラクターをつくるのであれば、会社の要素を反映するに相応しい動物を選定し、その動物を元にキャラクター制作をすることが、人気が出る確立が高くなる方法と考えます。

企業キャラクターをご検討される場合は是非弊社にご相談ください。
すでにあるキャラクターの活用法やリブランディング等のご相談もお気軽にどうぞ。

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