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百聞は一見に如かず





152年の歳月を
墨色は綴る

叫ぶ背中があった
嘆く言葉があった

痛みを重ねた皺は
折り目の役目を担う

弔う者の道筋を案じ
句読点を目印に歩みを想う

多くの願いに夢を
載せようと
白く

恐れに深い憤りを
分かち合えるよう
黒い

言づけに耳を寄せる
二色の歴史。



end



※こちらは自身で作りました詩(poem)です。

✍️一言メモ

1871年1月28日(旧暦明治3年12月8日)現在の横浜市中区で日本最初の日刊新聞が創刊される。発行元は横浜活版社。のちの横浜毎日新聞社だそうです。
※情報はWikipedia様から知りえました、ありがとうございます。

こちらの上記の詩(poem)は、新聞をテーマに自身で作りました詩ですが、そもそも新聞は何故ロングセラーなのか、誕生した当初は私達とどんな関りがあったのかを、今回紐解いてみたいと思います。


ロングセラーの理由 ※個人的な捉え方です。



災害情報や社会情勢などの情報から、危機感を共有することにより安定した日常生活の確保、生活水準の向上が図ることができる。

②芸能人や有名人の、私情が垣間見える情報源が豊富であり、いち早いトレンド(話題)の仕入れ先になりえている。(美容面やファッション面の、情報共有

③ユーモアあふれる噂話があり、周囲の関心の幅の拡大をも担っている。
※未確認生物(人魚やUFOなど、多岐にわたる)

自身が思いつくだけで、こんなにも魅力が書き記されています。
多方面からの視点や、情報の共有だけではなく時に読者へ向けて投げかけている場面もあり、能動的と受動的の二つのバランスの加減も味わい深いですよね。


新聞の原点


時は1600年頃、日本で例えますと江戸時代の頃まで遡ります。
新聞の表現も「瓦版」だったように覚えています。

瓦版の内容はと言いますと、現代とジャンルはさほど大きくは変化していないように印象を受けています。※あくまでも個人的な感想です。
瓦版の花形のような立ち位置でもある挿絵ですが、当時有名であったり人気の絵師によって売れ行きも変動があったように思います。

そして肝心な、それぞれの価格についてですが、どうやら現代に置き換えますと一般では高値であったように個人的には考えていますが、みなさんはいかがでしょうか。


新聞の価格帯


明治3年
お米一升、9銭前後
食塩1Kg、3厘前後
醤油1ℓ、6銭前後
新聞1枚、1銭5厘前後


当時の一般的な初任給は、月額4円前後だそうです。
こうして並べてみると、安い情報ではなかったように思えます。

江戸時代から現代でも名残がある”井戸端会議”も貴重な情報源の一つだったことも頷ける価格帯なのかなと、正直感じました。


終わりに


今回は新聞の歩みにフォーカスを合わせて、詩(poem)を作り表現をしてみました。

時の歩みに時代の流れを刻んでくれ、それぞれに寄り添ってくれる日本の財産であり私達のコレクションの一つだと思い、投稿をさせていただきました。

自身の拙さもあったように思いますが、最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。

それでは…。      kabocya




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