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宇宙短歌 勝手にかっちー賞

遅ればせながら短歌の勝手に賞


理不尽に青い正義を突きつけて
二十歳はたちの僕を雲雀が笑う


花篝ねやに散りゆく処女おとめかな
未知の歓喜に身を震わせて

中岡はじめ


乾田の喉を潤す春の水
ごくりごくりと音のするごと

てまり



雲雀、花篝、春(の水)は、代表的な春の季語。
同じ季語でも、俳句と短歌では言えることが随分違うよね、の例に選んだ三首。


次の二句は俳句の部でも投句されている。


花篝ねやに散りゆく処女おとめかな

中岡はじめ


乾田の喉を潤す春の水

てまり



花篝は俳句の方が、乾田は短歌の方が好きかな。
次回も、俳句・短歌同時開催なので、参考になるかも。













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