サリュー！ケイチェルおじだよ。

おいたんは今日でGWもお終い。と言っても、明日仕事行けばすぐ週末だけどね。

GW製菓まつりの最後を締めくくるのは、シナモンロールだ。noteご近所のクッキンさんがこないだシナモンロールに挑戦されてて、おいたんも久しぶりに作りたくなった。

↑パン作り２回目とは思えぬ、素晴らしい出来。

さて、おいたんは前から作りたかったブリオッシュフィユテのシナモンロールにしよう。ブリオッシュフィユテってのはクロワッサンとデニッシュの中間みたいな、バターを織り込んだパン生地だよ。普通のブリオッシュ生地のシナモンロールはだいぶ前に作ったことあって、

ブリオッシュフィユテはチョコオレンジ味で一度作ったことがある。

↑このときが初めての折り込み生地チャレンジだったな。あれからガレット・デ・ロワのパイ生地も含めると４回くらい折り込み生地を作ったと思う。多少は慣れてきた気がするよ。

バゲットと同様、こちらのパンも時間がかかるやつなので、２日に分けて作ります。

材料はこちら。

☆☆☆
で、翌日の今日。冷蔵庫で13時間くらい寝かせた生地を伸ばしていきます。

これを冷凍庫で10分冷やします。

これを再び冷凍庫で10分冷やして、

と言うわけで、三つ折り３回するのは標準的なクロワッサンと同じだね。クロワッサンと違うのは、クロワッサンは生地がハード系パンに近いリーンな生地だけど、ブリオッシュフィユテは卵や牛乳がいっぱい入ったリッチな生地ってとこだよ。デニッシュとの違いはよく分からん(笑) デニッシュは三つ折り２回が多いのかな？

さて三つ折りした生地は最後の伸ばしに入る前に冷蔵庫で30分休ませておきます。その間にシナモンシュガーペーストを作ろう。

バターを織り込む生地にさらにバターを使ったペーストを巻き込むという、バターまみれのシナモンロールだな。とは言っても、実は今回ペーストを巻き込むことを考えて、折り込み用のバターは少し割合を減らしてあります。

さて、30分後。最後の伸ばしと成形に入ります。ここが最大の難所。

ここまででグルテンが生成して、生地がかなり縮むのよね。前にクロワッサン作ったときも全然伸ばせなくてここが一番苦労した。

このまま室温で２時間、二次発酵を取ります。YouTubeのフランスのレシピ動画を見てたら、やはりブリオッシュフィユテ（に限らずブリオッシュ生地全般）は二次発酵２〜４時間取るのが標準みたいだ。

２時間後、かなり膨らんでます。塗り卵をします。

膨らみすぎてヤバい！と思ったら、途中10分くらい焼いたところで案の定アクシデント発生。一番膨らみが大きかったやつが、オーブンの上の電熱管に到達して、そこが燃え出して庫内に炎が上がる事態に🔥

やばい！と思ってすぐ電源を落として扉を開けて、燃えてるやつを取り出しました。そしたら、別の１個を床に落としてしまうというアクシデントまで発生。とりあえずいったん天板ごと取り出しました。

いやー、この電熱管が剥き出しになってるタイプのオーブン、前に一度クッキングシートの端が燃えたこともあったし、火事の危険と隣り合わせだな。高さの出る物を焼くときは気をつけよう。

何はともあれ、生き残った６個を10分焼きました。さらに庫内に10分放置して余熱で中まで焼き切ることに。

本当は７個作って２個は自分用に食べようと思ってたのだけど、アクシデントによりちゃんとできた５個は全部冷凍します。

とりあえず燃えたやつ（中がやや半生）と、切れ端まとめたやつを食べてみたら、めちゃくちゃ美味い。生地は表面がクロワッサンみたいにパリパリだけど中はすんごくふんわりしてる。おそらくちゃんとできた５個は、日本でもそうそう食べられないレベルのシナモンロールになったのではないかと思われる。

贈り物にする予定だった５個のうち１個は自分で解凍して味見してみようかな。その誘惑に抗えないわ(笑) いずれにしてもこれはまた別の機会にもう一度作ろう。高さが出すぎないように成形も考えないといけないな。

おわり。