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英国貴族のケジャリー

ハロウ・ヨオ・マジェスティ、ケイチェルおじだよ。

フランスかぶれと思われがちなおいたんだけど、noteご近所の皆さんなら、おいたんがコーヒーより紅茶、トーストは片面だけ焼く、いつもステッキを持ち歩くイングリッシュマン・イン・フチューだということはご存知かと思う。そんなおいたんにぴったりな料理を見つけたのでご紹介しよう。

noteでハーブおじさんが作って紹介されてたケジャリー。20世紀初頭にイギリス貴族が朝食にこぞって食べた料理らしい。どうやらタラ入りのカレーピラフみたいなもの?そんなのがイギリスの貴族料理?しかも朝メシに!?ってなるよね(由来など詳しい話はハーブおじさんの記事をご覧ください)。

ちなみにドラマ『ダウントン・アビー』にも度々ケジャリーが登場するらしい(おいたんは見てないので分からないのだけど)。

↑「ハロルド様が3回もおかわりした」というケジャリー。朝からめっちゃ食べるのね。そう言えばアメリカ西海岸のダウントン・アロハ邸でもすごい量の朝ごはんを召し上がってらっしゃるから、貴族というのは朝からたらふく食べるものなのだと妙に納得した。

それではハーブおじさんとダウントンアビーのレシピを参考にしつつ、おいたん流のケジャリーを作っていこうかね。さすがに朝から食べる気はしないので、日曜の夜ごはんに。

材料はこちら。

まずはダウントンアビーのレシピでやってるように、タラを牛乳で煮ます。

別のフライパンにバターを熱し、玉ねぎを炒める。

冷蔵庫にピーマンが余ってたので投入。

続いて、洗ってザルにさらしておいた米を入れて透き通るまで炒めます。

ハーブおじさんのレシピでもダウントンアビーのレシピでも炊飯したお米を使ってたんだけど、ピラフみたいにフライパンで炒めて炊くことにしました。お手軽だしね。

タラを煮た牛乳を投入。米1合に対して牛乳200ccくらいかな。
沸騰したら蓋をして中火で10分炊きます。

10分たったら蓋を開けてタラを戻し入れ、再び蓋をして5分蒸らします。

5分蒸らしたら、カレー粉とカイエンペッパーを入れる。

刻んだパセリも入れて、タラの身をほぐしながらざっくり混ぜ合わせます。

トッピングにゆで卵・パセリ・レモンを乗せてできあがり。

前日の残りのミネストローネも。

うーん、まあまあ美味しいかな。イギリスっぽく食卓で味を整えようと思って最後に調味しなかったので、やや薄味。少し岩塩をガリガリして、ハーブおじさんみたいにレモンを絞って頂きました。あっさりしててパクパク食べられる。

ダウントンアビーのレシピでは最後に牛乳と卵を入れて、パラパラではなくしっとり気味に仕上げるらしい。機会があればその作り方も試してみたいね。

「ケイチェル様は3回おかわりした」とはならず、おかわりしたいところを我慢して、残りは翌日のお弁当にすることに。1万年ぶりの丁寧生活弁当だぜ。

憧れのランチタワー。ケジャリーにはちゃんとゆで卵とレモンをトッピング。下段はミネストローネ。

非常に満足度の高いランチになったわ。たまには弁当持ってくのもいいね。毎日は無理だけど、週2くらいはお弁当にしようかな。

おわり。

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