認定NPO法人Kacotam(カコタム)

Kacotamは、1対1の関わりを大事にし、学習のサポートに併せて悩みや困りごとを聞い…

認定NPO法人Kacotam(カコタム)

Kacotamは、1対1の関わりを大事にし、学習のサポートに併せて悩みや困りごとを聞いたり、「好き」・「興味」を深められる機会を提供したりと目前の課題を一緒に解決しながら、一人一人に対してその子に合った学びの機会を提供しています。

マガジン

  • かんがえる・こうどうする・たのしむ カコタム

    • 233本

    Kacotamのメンバーが、思いおもいに活動に関わるアレコレを書いていきます。

  • Kacotam x 寄付月間2023 アドベントカレンダー

    「寄付月間2023」の賛同企画として、「Kacotam x 寄付月間2023 アドベントカレンダー」と題し、12月1日〜24日の間、Kacotamに関わる人の声を通じて、「欲しい未来」のために行動する人々の想いを伝え、「欲しい未来」や「寄付」について考える機会をつくることにしました。 【記事追加期間】2023年12月1日〜24日 ★企画紹介記事のみ、2023年11月8日に追加・公開

  • Kacotamで大事にしていることが見える記事

    • 5本

    Kacotamで大事にしていることが見える記事を集めました

  • 中高生のオープンスペースゆるきちを知る

    • 64本

最近の記事

一時保護所での活動「ポル」を振り返る

「早く家に帰りたいなぁ…」  カコタムが行う一時保護所での学習支援「ポル」。そこで関わる子どもからは、時にこんな言葉が聞かれます。いつ家に帰るのか、帰るかどうか自体も分からない不安定な状況にいる子どもと学習するということを振り返って考えます。 「ポル」とは  カコタムの職員ちーちゃんです。職員として働き始め、毎日参加している活動が一時保護所での学習支援「ポル」です。  伺っているのは、社会福祉法人扶桑苑が運営している一時保護所です。一軒家で、子ども最大6人に対して2〜3

    • 子どもが学びの機会に出会うということ

      この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの24日目【最終日】の記事です。 最終日は、理事長の髙橋が活動への想いを綴りました。 ◆◇◆  これまでの10年間「すべての子どもが学びの機会に出会い、自己実現にむけて挑戦できる社会」を目指し、特に「学びの機会に出会う」ことに重点をおいて活動してきました。設立当初から子どもが学びの機会に出会うということ自体難しく、学びの機会に出会うためには様々な入口が必要であると考えて、活動をつくってきました。その結果

      • Kacotamの育て方

        この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの23日目の記事です。  学び支援事業ディレクターの斉藤(けーりー)が、ボランティアとして、職員として関わってきたKacotamを振り返り、その進化の原動力について書きました。 ◆◇◆  Kacotamに関わり始めて早いもので7年半(内、3年はボランティアとして)が経過しました。この間、学習支援(教科学習、体験学習、キャリア学習等)や居場所づくりといった「子どもと関わる活動」はもちろん、広報・ファンドレ

        • Kacotamの職員になって

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの22日目の記事です。  2023年4月に常勤職員として着任した「ちーちゃん」が活動で感じたことや活動への想いを書きました。 ◆◇◆  2年前、Kacotamにボランティアで参加し、今年4月からは職員としての活動がスタートしました。一時保護所での学習支援(ポル)、地域拠点での学習支援(スタサポ)、母子生活支援施設での学習支援(学ボラ)など様々な活動に参加しています。  ボランティアから職員へ立場は変わ

        一時保護所での活動「ポル」を振り返る

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        記事

          結局、人だと思うんです。

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの21日目の記事です。  9月末に実施した、Kacotamを利用していた子、ボランティアとして参加していたメンバーが集う会(Kacotam OB・OG会)に参加した、メンバーが見出したことについて書きました。 ◆◇◆  Kacotamに入った頃はまだ学生でした。学生とはいってももう大学院生でしたし、震災後という時代に学生となり、社会の現状への鬱屈した思いも醸成されつつありました。  ずっと家庭教師をして

          結局、人だと思うんです。

          子ども尊重隊

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの20日目の記事です。  Kacotamの様々な学習支援活動に参加してきた「あゆき」が、活動に参加する中で見えてきた「カコタムらしさ」について書きました。 ◆◇◆  ボランティアとして、Kacotamの活動に関わって約1年になりました。有り難いことに、スタサポ・ポル・学ボラと様々な場所での学習支援に参加させていただいております。異なった活動を通して感じた「カコタムらしさ」について私なりに考えていこうと思

          ゆるきち——再考

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの19日目の記事です。  中高生のオープンスペースゆるきちで、コーディネーター(有償ボランティア)を担っている「わたるん」が、「ゆるきち」について書きました。 ◆◇◆  いつだったかゆるきちのリビングにて、「あれ今何年目だっけ?3年目か?」「いや、2年目じゃない?」みたいな会話をした。結局3年目だった。ゆるきちで流れている時間はゆるっとしすぎていて、もしかしたら本当に2年目なのかもしれない。  そんなこ

          ゆるきちコーディネータ1年目

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの18日目の記事です。  中高生のオープンスペースゆるきちで、コーディネーター(有償ボランティア)を担っている「たっつ」が、ゆるきちコーディネーターとして活動して感じたことを書きました。 ◆◇◆  Kacotamに関わってからは数年。ゆるきちにコーディネーターとして入って、そろそろ1年近く経つだろうか。  実はコーディネーターで入る前に、一度ゆるきちの様子を記録係、カメラマンとして入ったことがあった。

          ゆるきちコーディネータ1年目

          ゆるきちの変わらないもの

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの17日目の記事です。  大学生の頃から「中高生のオープンスペースゆるきち」でのボランティアを始め、社会人となってもつづけている「つげっつ」がゆるきちで過ごしてきた中で感じたことについて書きました。 ◆◇◆  私がゆるきちで活動を始めて3年が経ちました。思い返せばあっという間の3年間だったなと感じます。  少し引っ込み思案だった子がこういうことがしたい!といえるようになっていったり、卒業、進学していく

          ゆるきちの変わらないもの

          全ての子どもを大切に育てられる社会に

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの16日目の記事です。  一時保護所における学習支援「ポル」で活動するメンバーがポルの活動を通して考えたことについて書きました。 ◆◇◆  昨年から“ポル”という活動に参加している。虐待等で保護された子どものための民間の一時保護所の学習支援ボランティアだ。公共交通を乗り継ぎ、大きめの民家のような施設に通う。児相や警察に保護された子どもたちは、次の行き先が決まるまでの数週間をここで過ごすが、その間基本的に

          全ての子どもを大切に育てられる社会に

          学びの場に私が加えたこと

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの15日目の記事です。  学ボラ(訪問型学習支援)で活動している「すず」が、学習支援の中に加えた工夫について書きました。 ◆◇◆  私は札幌市の大学生です。活動は主に二つ行っているのですが、今回は里親家庭での学習サポートに焦点を当て、活動する中で考えたことについて書いていきます。  土曜日の午前中にご家庭を訪問し、90分間、数学の学習サポートを行っています。前半に40分程度学習を進め、休憩を挟んだ後に

          学びの場に私が加えたこと

          「これしかできない」をポジティブな言葉に

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの14日目の記事です。 学ボラ(訪問型学習支援)で活動している「たじー」が、活動を通じて子どもへ伝えたいと感じていることについて書きました。 ◆◇◆  私は現在、母子生活支援施設に月1回、里親家庭に週1回のペースで訪問しています。  このボランティアをやろうと思ったきっかけは、就職活動をしていたときに、子どもに関わる仕事に興味があったにも関わらず、子どもと接してきた機会がなかったので、仕事にしても良いか

          「これしかできない」をポジティブな言葉に

          近くで成長を感じられる喜び

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの13日目の記事です。  スタサポ(拠点型学習支援)から学ボラ(訪問型学習支援)へと、主な活動を異動したメンバーのあみゅが、学ボラの魅力について書きました。 ◆◇◆  私は大学に入学した2021年4月からKacotamの活動に参加しています。最初はスタサポでの参加でしたが、2022年8月から学ボラをメインの活動に切り替えました。  私は道外出身であるため、大学進学を機に一人暮らしを始めましたが、大学1

          近くで成長を感じられる喜び

          「弱い大人のお手本」として子どもに寄り添う

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの12日目の記事です。  スタサポ(拠点型学習支援)の琴似会館拠点でコーディネーター(ボランティア)として活動している「かつみ」が、日々の活動を通じて感じたことを書きました。 ◆◇◆  「環境に由来する学びの機会格差を是正する」という途方もない目標を掲げた大人たちが本気で取り組んでいる。そんな場所でともに活動したいと考え、私は琴似会館におけるコーディネーターをしています。スタサポは教科学習を中心に生活の

          「弱い大人のお手本」として子どもに寄り添う

          新たな出会いや学びの場所であるカコタム

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの11日目の記事です。 ◆◇◆  スタサポのへるすたでぃ(土・午前)拠点でコーディネーターの役割を担っている、みなみです。カコタム歴としては1年と9ヶ月になります。振り返ってみると、濃すぎる1年9ヶ月だったと感じています。  この記事では、様々な活動をする上で自分が大切にしてきたこと、そして最も注力してきたカタチ化プロジェクトの内容とその経験を通して学んだことを伝えたいです。  まず、様々な活動をする上

          新たな出会いや学びの場所であるカコタム

          カコタムはカコタムだからカコタムなのです

          この記事は、Kacotam × 寄付月間2023アドベントカレンダーの10日目の記事です。 ◆◇◆ ————カコタムの本質を一言で表すとしたら、それは「カコタム」だと思う。 いきなり、国語力の低そうな構文でごめんなさい。 まずは、改めて、認定NPO法人Kacotamの名前の由来からお話します。 「かんがえる」の「カ」 「こうどうする」の「コ」 「たのしむ」の「タ」と「ム」 ……合わせて、「カコタム」 私たちカコタムのメンバーはみんな、「考えて、行動して、楽しむ」こと

          カコタムはカコタムだからカコタムなのです