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4ファクターの使い方

バスケットボールは決まった時間の間に1点でも多く相手よりも点数を取ったほうが勝つゲームです。
得点は 「 確率 × 本数 」ですから、確率か本数の両方またはどちらか片方が相手よりも上回っていることが勝利条件となります。当然両方の数値が相手よりも下回っていると勝つことがとても難しくなります(フリースローを相手よりもめちゃくちゃ多く打つことができれば勝機はあるかもしれません)。
4ファクターの基本的な考え方として、自分のチームの数値を良くする。相手チームの数値を悪くする。ととらえると大まかな傾向としては正解となります。
 
4ファクターのうち確率に関わる要素は
eFG%
本数に関わる要素は
TOV%
ORB%
FTr
となります。
 
練習や試合のオフェンスで、
どのようにしてeFG%を上げていくのか。
どのようにしてTOV%下げていくのか。
どのようにしてORB%を上げていくのか。
どのようにしてFTrを上げていくのか。
 
もう一つのとらえ方は、オフェンスの数値の裏側を見るとディフェンスになるということです。相手の数値を、
どのようにしてeFG%を下げていくのか。
どのようにしてTOV%上げていくのか。
どのようにしてORB%を下げていくのか。
どのようにしてFTrを下げていくのか。
 
漫然と練習するよりも、この4要素を念頭に置いてそのうえで、できる限り具体的に置き換えていくと、行っている練習内容の目的がどれと対比しているのかがわかってきます。どの数値と対比しているのかが分かってくると、練習や試合の重要な要点が見えるようになってきます。
 
 

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