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好きなものとオススメのものは別


どうも、伽戸ミナです。


私は小説を書いています。


こう言うと、

好きな小説は何ですか?

と聞かれることが多くあります。私は辻村深月先生の作品が好きなので、そういうふうに言うと、

あぁ、それがオススメなんですね

と返ってきます。


このときの本音は

別にオススメしてないんだけどな……

です。

私は好きな小説を言っただけで、それを読んでほしいとはあまり思いません。

オススメの小説は何ですか?」と聞かれたときも、いつも返事に困ります。

小説の場合、作者もしくは作品との相性が良いか悪いかというのがおもしろいおもしろくないだと思っているので、私のおもしろいが相手にはそうでもないということがよくあります。

自分にとって相性の良い作者や作品が分かっている人ならそんなに問題はないのですが、オススメを聞いてくる人というのは、あまり小説を読んでいない人が多いです。

そういう人たちは、小説を読むということをどこか高尚なものと思っている人が多い気がします。私は小説を読むことは趣味の一つでしかないと思っています。そんなにスゴイものではないです。

小説を高尚なものと思っていると、途中で挫折してしまったときに

やっぱり、私は読めないんだ……

という思考に陥ります。そして、読めないと思い込んで、読まなくなっていきます。


私自身、小説を途中で挫折することはそれなりにあります。

そのときは、相性が悪かったんだなと思ってその小説を本棚にしまって別のを読み始めます。


小説を読めるようになりたいと思う人は、小説をそんなにスゴイものだとは思わないで、相性がよさそうなものを探す。違うなと思ったら自分には合わなかったと簡単に切り捨てて次に行く。

こうしたらいいんじゃないかって思います。

小説の楽しさが一人でも多くの人に伝わりますように。



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最後まで読んでいただきありがとうございます!!
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