見出し画像

保護者も保育園について知れる「保育所保育指針」

最近の保育園関連のニュースや
ママ友から聞いた話をきっかけに
厚生労働省が出している
保育所保育指針というものに
保育園3年目にして目を通しました。
そこから思ったことなどを書いていきます。

保育所保育指針を読むと、保護者も保育所がどういったところなのかわかる

この保育所保育指針というものに、
保育所の目指すべき姿や
担うべき役割が記されています。
全国の保育所は、これにのっとって
運営することとなっています。
本来は、保育士さんたちが読んで
園の運営に役立てるものですが、
それだけれなく、保護者、
とくに、これから保育園選びをする方は、
これを読むことで、各保育園の
目指している姿がわかり、
保育園ごとにそれに対して
どう工夫しているかという観点で
見学等ができるのではないかと思いました。

保育園生活3年目、保育所保育指針を読んだ感想

それは、保育園に求めらえていることが
多岐にわたり、そのどれもが
責任重大だということ。

親が一対一で子供を保育するのが
大変なのと同様に
保育士さんが複数の子供を
保育していくことがどれだけ
大変か、これを読むと感じることができます。
もちろん、読んだだけでわかることは
その一部にすぎないですが。
ここからは、保育所保育指針の話とは
関係ないですが、ママ友から聞いた
保育園関連の話になります。

いざ、当事者になったらどう行動すべきなのか?

先週金曜日の夜、
他の園に通うママ友に土曜日暇だったら、
公園に行こうといつものように声をかけると
返ってきた答えはいつもと違いました。
「保育園について深刻な話を
 他の親(私の知り合い含む)たちとする
 から、聞かれてまずいことはないんだけど、
 その話ばかりになってもよければ遊ぼう 」
でした。これを受け、
子供がうろうろしていると話しにくいことも
あるだろうからということで
翌土曜日、私はママ友たちがプチ保護者会を
している傍ら、子守担当で公園を
駆け回っていました。
(これはこれで楽しかったというのはさておき)

ほとんど話は聞けていないが、
この保育園についての深刻な話というのは
昨今のニュースで流れているような
保育園での虐待についてでした。
ニュースで流れているようなレベルまでは
いっていないものの、疑惑があるとのこと。

幸い、そこにいたママたちの子供は、
何もされていないようで、
子供に聞いても
「何もないし、先生は優しい」
と返ってくるようですが
(そうか、そのパターンもあるのか…)
親としては、そういうことがあるかも
しれないと思いながら通園を続けることに
モヤモヤした感情を抱くのは間違いない。
プチ保護者会の結論の詳細は
わかっていないが、
まずは、改善するように働きかけた上で
様子を見るようなところで落ち着いたような
雰囲気でした。

次の選択肢になる転園もまた簡単ではない

(ここからは自分で考えたこと)
しかし、それでも合わないと判断すれば、
転園が次の選択肢になるだろう。
でも、転園先が見つかるとも限らないし、
転園しても、そこは何もないと
絶対保証されているということもない。
なら、仕事を辞めて一日4時間が基準の
幼稚園にいくかとなるが、
それが現実的でないケースは多いし、
これだけ生産年齢人口が減っている中で、
そっちにまた振り切る人が増えることも
それはそれで違う問題を起こすだろう。

なので、待機児童問題が緩和されてきた今
この待機児童問題によって拡大した保育の
質を上げることが
次の課題なのだということをとても
感じました。
また、保育の質は、待機児童問題のように数で
成果が図れるものではないので、そこがより
難しいなと思いました。
また、配置基準の変更など、
政策としてこれが成り立つ頃には、
もう娘は卒園していそうだ…。

ママがいいという本を、ママ友に勧めるか迷った

こうしたママ友とのやりとりがあり、
ここにいたる社会的背景がよく書かれている
ママがいいという本を
ママ友に勧めようかを昨日は悩んでいました。
本を読んだところで何も解決はしないから。
でも、背景を知ることが親がこの後とる行動に
何か影響を与えるかもしれないと思い、
わざわざLINEまでするのは、
控えるつもりですが、
今度会ったときに勧めてみようかなと思いました。


保育所保育指針からは、大分離れたnoteになりましたが、
読んでいただきありがとうございました。




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?