Australia Day7 ~ルームメイトとスリランカ料理~

今6人部屋には私を含めて3人の女子がいる。
みんなアジア人だ。
レセプショニストは、私のことを中国人だったと思うと言ったらしい。
どっからどう見ても、日本人の名前なのに…。
中国の名前ではなかろうに…。

ホステル滞在して7日目。
1週間がたったわけだが、ずっと友達には、ホステルで友達作れる気がしない…と嘆いていたのに、今日、夕方話しかけてみたらすんなりと仲良くなることができた。

一人は韓国人の元Webデザイナーの女の子。
私と同じでセカンドビザを取りたいからファームに行くか、学生になって2年間の働ける条件をもらうか迷っているという。来てまだ2日目のNew to here.

もう一人はインドネシア人の女の子で、コロナ前からオーストラリアにいて、あと一週間で仕事が見つからなければ一回、インドネシアに帰るか迷っているという。
もともと個々のホステルにも住んでいたみたいで、私は初の洗濯機使用の際に、おすすめの壊れてない洗濯機ナンバーを教えてもらえた。(ホステルはホテルと違ってご飯も出ないし、安いがゆえに、諦めなくちゃいけないポイントがいくつかある。洗濯機のいくつかは壊れていて脱水がうまくいかないと言っていた)

金曜日はナイトマーケットがあるらしいので、一緒に行けたらいいなあと、明日誘ってみようかなと思っている。

洗濯をする際にのったエレベーターで話しかけられたおじちゃんが、普通の鍋でコメの炊き方を教えてくれるというので、ホステル全体の共有キッチンで話しながら作ってるの見てたら、最終的にスリランカ料理をごちそうになることとなった。
インドに近いこともあって、カレーに使いそうな粉をいくつもの種類ぶちこみ、焼いたり、煮込んだり。

スリランカの人ってあったことなかったんだけど、広島の人たちはどうなんだ?とか、福島はもう大丈夫なのか?とか気にしてくれていて、日本の歴史(広島に関しては特に、もちろん日本だけの歴史ではなくて、大いに世界が関わっているのだけれど)をよく知っているなあと。
なんでも学校で習うらしい。日本人村というか、日本人の多く住んでいるところもあるらしい。
私にとってはあまりファミリアではなかったのだけど、調べてみたら、日本とスリランカは戦後すぐに交友関係を結んでいるらしい。

食後に、おじいちゃんの一人部屋に誘われたんだけど、そこはやんわりと断っておいた。ただ単純に寂しいだけかもしれない、そうじゃないかもしれないし。
ただただ好意かも知れないし、そうじゃないかもしれない。
でも異国の地で自分の身を守るっていうのはそういうことだよね。
(実際キッチンでもこの粉は何~?とか話の流れで聞きながら料理してるの見てたし)
幸い、私はホントに最悪の事態ってカナダでもオーストラリアでも起こったことはないんだけど、やっぱり話は聞くし、気を付けるのは日本だけではないけれど、語彙力が不便なだけに、土地勘がないだけに、ちゃんと気を付けていかなくちゃいけないなッと思う。

これは私が女性だからではなく、男性でも起こることで。
いつか、私の友人のチリ人がカナダのバンクーバーで体験した話も、お話しできたらいいなと思う。