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日記未満: そーかパトロンか。


最近、読んだテキストにアートの世界には悪いヒトもいるから気を付けろ。展覧会をやるから参加しろ、料金はコレコレだとか何とかの話があった。ザッと流し読みした程度だけど、よーするに人の誘いはそのまま鵜呑みにするな的なモノと判断したけど。

私は画壇とか画廊とかの世界はまるで知らず、出版とそれにまつわる大衆的なシモジモな商業イラストの世界しか知らないのだけど、時には公募展と称するものにもいろいろ裏の目的があったりするのは知っている。これは絵、イラストに限らず文、小説なんかも同じことが言えるんだけど端折って言うと、公募に応募してきた作家や画家に自費出版を促したりアーティストファイルを作るから1頁幾らで載せることが出来るとかそんな話だ。決して詐欺ではないのだが(自費出版や有料のギャラリーの)需要喚起と顧客を得るシステムだったりもするのだ。もちろん、全てがそうだということではない。中にはそういうものもあるというだけだ。そういうことを知った上で利用するのならいいが、自腹を切る話になる場合は口車には乗らず夢を見過ぎずちゃんと考えよう。

前にも書いたけど、基本はお金が動くところに人は寄ってくる。アートだってなんだってその例外ではない。自分の才能に人が寄ってくるのか、自分のお金に寄ってくるのか知った方が良いタイミングはある。残念ながら大抵の場合は自分のお金に人は寄ってくるのである。

というのを途中まで書いて放置してた。今日(3/5)、テレビでオンラインサロンのことをやってた。某出版社の有名編集者のサロンは月額約6千円で会員900人超? 月に500万円超の会費が集まるの? スゲエな。別の話だけど、解散したアイドルユニットのメンバーでタレント活動してるコの一泊二日のファン交流ツアーの企画があってその参加費用が6万6千円程、行くのはせいぜい千葉県内なんだけど190人位参加する。それって1千万超の売り上げになるんですけど!(中身はファンなら嬉しいだろう積極的なふれ合い状態でタレント本人もサービス結構してるんでファンなら、価値あるかもとは思う) で、オンラインサロンってこのツアーに似てるよね? サロンのオーナーはアイドルだったりカリスマだったりリーダーだったり教祖だったり…。ようするにお近付きになりたくて何か教わったり声を掛けてもらったり憧れたその人のようになれそうな気がしたり、その人に成れた気がしたり。お金を払うだけで簡単にそんな気になれるんなら飛びつく人もいるかもな(イジワルな言い方しています)。もちろん、自分では知り得ない何かを得られることも多々あるだろうことは否定しない。それは有用だろうと肯定する。

ともあれ、サロンのオーナーになるってすごいな。特にそんな人数だったりお金が集まるのならな。自分はそんなこと出来そうもない(やる気もないけど、お金もそんなに集まるか問題はさておいて)。リーダーになりたくない方だしどうであれ多数の人の面倒を見られない(実際にそんなことしなくていいんだろうけど面倒見てくれそうな空気の多少は臭わすべきな気もする)。そういうお金の集め方は私には無理だ。

ニキ・ド・サンファル って女性のアーティストには増田静江というニキの作品のコレクターでありパトロン的な人がいた。著名アーティストにはしばしばそんなパトロン(画商だったりもするけど)がいる。理想はこれだな。自分のパトロン的コレクター。となったら、まず絵を売らなきゃな、だけどな。

てか、なんのための文だこれは? イミフ。日記にしとくか。扉絵はこのところずっと弄ってる顔のメディバンペイントプロの編集画面。多分、一年ほど前に原型描いて放置してて今年に入っていじり始めて毎日は弄ってはいないけど時々手を入れて少しずつ変わって当初の原型はほぼ無い。そして終わりが見えない。


きっと幸せになりますよ(私が