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遊ぶチカラが自分を売り出す

”遊ぶチカラ”ありますか。遊ぶと聞いて、どんなことを思い浮かべますか?

私は、”遊ぶ”と聞くと、アミューズメントパークや公園など”遊びにいく”ことをイメージします。

どこかへ遊びにいくことは好きだけど、自分で遊びを作ることが苦手な人って少なくないんじゃないでしょうか。私は苦手です。


先日、独立研究者の山口周(やまぐちしゅう)さんのVoicy”遊ぶチカラ、遊ぶセンス”を聞きました。

Googleやfacebookなどの巨大企業も始まりは遊びから。好奇心をとにかく試して場数を踏むことで遊びのセンスが磨かれる。そしてウケる遊びをウケる場所へと投げることができる。マネタイズから事業を作るのでなく、「面白い!」から事業は大きくなっていく。

遊びのチカラやセンスが事業を作ることに繋がっていく工程を、わかりやすく話してくれる回でした。

遊ぶチカラやセンスを磨けば、自分を売り出すことも容易になる?

遊ぶチカラやセンスが事業に繋がるケースは、企業だけではありません。

個人の「面白そう!」から事業に発展しているケースは、意外と多くあります。

「おっさんレンタルサービス」や「1ピクセルを1ドルで売る」など、「面白いからやってみよう」から始まったそうです。

自分だけのビジネスを探している人、市場においての自分の価値が分からない人は、遊ぶチカラやセンスを磨いてみると見つかるかもしれません。

子育てで気づく「遊ぶチカラ」のなさ

現代人は遊ぶチカラやセンスを持っていない人が多いのではないでしょうか。私自身も子育てをしていて気がつきました。

子供と遊ぶときに子供のレベルに合わせて遊ぶことができないのです。私が「面白い!」と思うことは、子供にとっては理解するには難しく、一緒に遊べません。あくまでも子供の年齢や理解度に合わせて、子供が楽しめるものを提案せざるおえないのです。

そうなってくると、テレビゲームやボードゲームなどは難易度が高く、折り紙やごっこ遊び、土いじりなどになってきます。その中から、遊びを作っていくには、遊びのチカラやセンスがないと、非常に退屈です。

いざ、子供に求められた遊びとしていても発想が出てこない。なんてことがたびたび起きてしまい、「もうやりたくない!」になってしまいます。

幼児期を対象にした遊びの本などもでていますが、遊びをするために何かを新しく用意したり、覚えたりするのは、親にとっては重労働です。(新しいことにチャレンジするのは、疲れちゃいます)

用意せずに、今手元にあるもので、子供たちと遊べるようと考えていく思考こそ、遊びのチカラ、センスが上がっていくきっかけになるのではないでしょうか。

山口周さんが、遊びのチカラをつけたのも、子供時代の遊びだったそうです。兄弟や従兄弟たちと集まったとき、一番年上だった山口さんは周りの子供たちを飽きさせないように、瞬時に遊びを企画していたそうです。

ウケる遊びもあれば、ウケない遊びもあって、場数を踏んだことで今では遊びの企画をするのが得意といえると話していました。

そのときの経験から、遊びは相手の年齢層や理解度によって変わること、ウケる遊び、ウケない遊びを見極めるセンスがついたそうです。

公園や近所で娘たちを遊ばせているとき、ほかの子たちを交えて遊ぶ場面もふえてきました。

これから夏休み。

「つまらない」と諦める前に、私も子供たちにウケる遊びを提供できるよう、遊びの場面では頭をフル回転させたいと思っています。

お金をかけずに遊ぶ

子供たちと遊ぶことのほかに、日常で自分自身が”遊ぶ”ことも重要。子育てに仕事に家事にと、意外と遊んでいる大人は少ないはずです。

その場で瞬時に遊びを思いつき、自分自身で「面白い!」と思えたら、「次みんなで集まったときに試してみよう」と”遊びストック”が溜まっていきます。

そのストックが溜まっていけば、誰かと会ったときにスッと遊びがでてきたり仕事の企画を出すときのヒントにも繋がるはずです。

そこでポイントなのは、「お金をかけずに遊ぶこと」です。

私たち大人はお金を持っていたり稼ぐことができます。お金を自由に使えると、どうしても考えることよりすぐに手に入るものに行きがちです。

遊ぶチカラやセンスを磨くのであれば、お金をかけずに身の周りにあるもの、遊び道具を一から作り出す努力をしてみてはいかがでしょうか。

遊ぶチカラ・センスを磨くことが成功に繋がる…?

子供たちと遊ぶこと、お金をかけずに遊ぶチカラを身につけていくと、同じくその遊びを「面白い!」と思ってくれた人と繋がれます。それが事業になることだってあります。

そうなると好きなことで事業をすることができるのです。

好きなことが自分の仕事になるなんて、なんていっても最強でしょう。

もしその遊びが事業にならなくても、あなたの好奇心を満たしてくれる居場所になってくれます。

日常が上手くいかなくても、そういった居場所があるだけで次へと進めるものです。

遊ぶチカラ・センスを磨くことは、自分の好奇心を満たし、他者との繋がりも作ってくれます。

多くの人にウケる遊びを作ることができれば、それはあなただけの事業へとなってくれるかもしれません。事業にならなかったとしてもあなたを満たしてくれる居場所になってくれます。

遊ぶチカラ・センスを磨くことは事業としての成功だけでなく、人生を成功を成功させることができるのではないでしょうか。


最後まで読んで頂きありがとうございます!