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ぶどうを買ってささやかな🇮🇳応援

グーテンターク!皆さまこんにちは。フランクフルトのYokoです。

昨日たくさんお肉をいただいたので、今日はカルテエッセンで軽めの夕食です。チーズにサラダに目玉焼き🍳とシンプルにしました。

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いつもと少し違うのは、今日のぶどうはインド産です。

普段ドイツで買えるぶどうは欧州かアフリカ産ですが、今日はインドという文字を見て思わず購入。プラスチック容器入りなのは目をつぶります。🙈

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インドは新型コロナウイルスの感染拡大でパンデミックの大変な時期。個人の力では何も出来ないけれど応援と連帯の気持ちを込めて見つけたのも縁だと思って購入。

もっと大きなお話、ドイツ政府による緊急支援についてお話しますね。

5月1日、ドイツは緊急支援第一弾として通常はメルケル首相や閣僚が利用する政府専用機に人工呼吸器120台と医薬品を搭載し、医療支援の兵士13名とともにニューデリーに向けて派遣されました。今週には移動式の酸素を発生させる設備を輸送機で運ぶそうです。

Luftwaffe (Bundeswehr)ルフトヴァッフェ( ブンデスヴェーア) 、ドイツ空軍(ドイツ国防軍)は政府専用機が支援物資を乗せた機材がボンから飛び立つ様子とニューデリーに到着する様子を動画入りでツイートしています。

昨日の救援機の動画です。さらに記事へのリンクもあります。来週、酸素発生設備を搭載した#A400Mが🇮🇳に向かうので、またご紹介します。それまでは、@SanDstBwの同志たちの活動を見守っていよう。素晴らしい活動!bundeswehr.de/en/current/m...

中には「ドイツ国内も(リソースが不足して)大変なのになぜインドを支援するのか」とやや批判めいた質問をする人もいます。それに対して連邦国防省はこう答えています。

このパンデミックは私たちが世界中で戦わない限り、撲滅することはありません。そのため、ドイツ連邦軍はコロナとの戦いにおいて、すでに38件の国際支援を行っている。私たちは連帯とともに#StrongerTogetherです。

そうなんですよね。自分のところだけ安全にするだけでは世界は動かず、ひいては自分たちの社会も円滑には回りません。こういう感染爆発している国に現在少しでも支援出来る状態の国が手を差し伸べることは大切ですよね。

インド支援で主要国綱引き 日米豪、中ロの接近警戒

などの政治情勢から分析するメディアもありますが、今どう考えてもインドは危機なのですから、まず人命救助、人道支援で動く国が40ヵ国以上あることに注目すべきであり、メディアは日本政府については「タイムリーに必要とされる物資を届ける」ことを含めて様々な支援、情報収集、発信、在留邦人の支援体制をどうしているのかなどをしっかりと報道してほしいです。


さて、私のささやかな話に戻ります。☺️

このぶどうにはこんなレインフォレストアライアンスのマークがついていました。

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レインフォレストアライアンス(RA)は米国ニューヨークに本部を置く団体で、1987年地球環境保全のために熱帯雨林を維持することを目的に設立された国際的な非営利団体です。

主な活動は熱帯雨林や野生動物をはじめ、水資源の保護、当地域で働く従業員の労働環境向上を目指している団体で生産者の生活向上とともに熱帯雨林の持続可能な管理を目指しています。

森林/河川の保護、農薬の制限や廃棄物の管理など環境に力点をおいていますが、同時にこういった問題は現地の構造的な課題が組み合わさっていることも多く、理想を押し付けるのではなく、農民やコーヒー農園で働く労働者の生活向上や、子どもたちの教育/医療の保障などの基準を満たす農園に対して認証を与えるという形にして社会問題を解決する推進力となっています。

美味しいだけ、安いだけではない消費ということで、フェアトレード同様、このカエル🐸マークにもご注目くださいね。

もっとカエル🐸ちゃんを知りたい方は詳こちらをご覧ください!

少し切り口が違いますが、同じく社会の課題解決にむけた活動を行う組織に

以前 人権とフェアトレードと春のリゾットの過去記事でご紹介したフェアトレードさんがあります。

今月5月一杯、「ミリオンアクションキャンペーン」を実施されるそうで、フェアトレードについて楽しく学んだり、プレゼント企画に応募できたりするようですので是非こちらのリンクからクリックしてみてくださいね。

それでは、最後まで読んでいただきありがとうございました!

Bis dann! Tschüss! ビスダン、チュース!(ではまた〜)😊




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