ノーベル平和賞の2024年受賞者に世界第二位の大テロリスト組織が選ばれた

ノーベル平和賞というものをご存じだろうか。
その存在自体を知る人は多いと思うが、ノーベル平和賞の実態を知る人は少ないのではないだろうか。

ノーベル賞自体がどのような基準で選ばれているかは公平性が低く、一部の団体の利益を優先するような内容であることも少なくない。


ノーベル平和賞は政治利用される傾向が強く、受賞者の中には完全に政治利用されている賞もある。

かつて北朝鮮の独裁者で公然と少なくとも千人以上という大量の日本人を拉致し、核開発を続け、ミサイル開発による脅迫外交を続けた金正日に対してノーベル平和賞を与える案さえ浮上した。

2009年1月にアメリカ大統領に就任したばかりのバラク・オバマに対して、まだ何もしていないにも関わらず、ノーベル平和賞が2009年12月に授与された。
オバマはノーベル平和賞を授与後、大統領就任中の8年間であらゆる戦争の火種を拡大するとともに、世界中で戦争を起こし、アメリカ大統領の中で最も多くの暗殺を行った。

そんな中、現在、イスラム教過激派テロリスト組織であるハマスによるイスラエルに対するテロ攻撃に職員が関与していた疑惑の渦中にある国際連合パレスチナ難民救済事業機関(UNRWA)がノーベル平和賞に推薦されたことが2024年2月2日に報道機関より報道された。


そもそも、UNRWAという組織名の最初のUNは「United Nations」であり、いわゆる、「国連」と呼ばれる言葉がUNRWAの名前に入っている。
UNRWAは20年以上も前からテロリスト組織であるハマスに乗っ取られたことがわかっている。
ハマスは現在、世界で第二位の規模のテロリスト組織であり、UNRWAの実質的な親分だといえる。
UNRWAに対して各国政府が資金援助をしていたのだが、2024年1月末頃にUNRWAの中にハマスと通じてテロリスト活動を支援していたということが話題となり、アメリカやドイツをはじめとした国がUNRWAに対する資金援助の停止を発表した。
そんな中で先進国の中で日本だけがUNRWAに対する資金援助に対する声明を一切出さずに傍観を続けていた。

大多数の国がUNRWAへの資金援助を停止するという発表をする中、各国および日本国内からの批判を恐れたのか、日本政府までもがUNRWAに対する資金援助を見合わせるという発表を行った。

https://www.mofa.go.jp/mofaj/press/danwa/pageit_000001_00005.html

その中で急に2024年2月2日に「UNRWAにノーベル平和賞を」という報道が行われたのだ。

読者の皆様には是非とも、このタイミングでテロリスト組織そのものであるUNRWAにノーベル平和賞を与えるという話が何故出たのか、誰がそれを決めたのか、ノーベル平和賞はどういうものかについて、是非とも考えてもらいたい。

ノーベル平和賞とは、そういうものなのである。


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