世界が台湾を助けると自らの首を絞めるという構図

台湾というのは自分の宣伝がとても上手な国だ。
中国に狙われているいじめられっ子だから、世界中のみんなで助けてあげないといけない状態のように認識されている。
これは正に、台湾という国がプロパガンダという情報戦に長けたゆえの成果である。
実際の台湾の実態は下記を読んで頂きたい。


フレネミーという言葉をご存じだろうか。
フレンド(友達)+エネミー(敵)が融合した言葉であり、友達の顔をして近づいてきて、友達として自分の近くにいて、友達として接するのだが、実は自分の敵であるという人の事である。

フレネミーの存在にピンとこない殿方の為に、具体例で説明したいと思う。
大抵の男の子同士の関係は、明確な好きか嫌いかによって判断され、仲が悪いクラスメイトが居ると、男の子の場合は「お前の事、気に食わないんだよ!」と殴り合いの喧嘩に発展したりする。
殴り合いの喧嘩にならない場合は、不仲が続くことが多いが、逆に殴り合いの喧嘩になると男の子の世界ではお互いを認め合って仲良くなることも少なくない。
スラムダンクの桜木花道と宮城リョータが犬猿の仲だったにも関わらず、ある事件をきっかけに親友になるような感じだ。

一方、フレネミーは女の子同士の関係に多い。
フレネミーはあなたにとても親しみをもって近づいてくる。
「一緒に遊ぼ♪」「一緒に帰ろ♪」「〇〇ちゃんのこと、好きだからね♪」「〇〇ちゃんも、私のこと、好き?」と、仲良し女子友達である。
しかし、フレネミーはあなたの前以外では、あなたの悪口を吹聴している。
あなたから得られるものは全て得るが、裏ではあなたの不利益となることばかりをしている。
ある時、別の友達から、フレネミーの悪い噂を聞くかもしれないが、逆にあなたはその忠告をくれた友達の事の方が信じられないくらいだ。
かくして、親切な友達の忠告を聞かず、フレネミーの罠にかかり続け、気付いた時には、取り返しのつかない状況になっていた、そんな感じだ。

台湾という国は狡猾である。
「中国から狙われているかわいそうな台湾なんです!だから助けてください!」と言って、弱者台湾を装って、経済援助や軍事援助を世界中にお願いする。
その援助をせっせと中国に流し、中国は世界から経済的・軍事的に孤立していても、常に経済援助を受けられるし、世界最高水準の軍事援助を受けることができる。
日本も例に漏れず、台湾を助けたり、台湾と様々な取引をするが、台湾に送られたいろんな最先端の素材や技術は中国や北朝鮮でミサイルや兵器となって日本に向けられるのである。

中国の対日本に対する軍事力が強化されることを喜ぶ日本人はいないだろう。
北朝鮮が日本に向けて打たれるミサイル技術が上がることを喜ぶ日本人はいないだろう。
だが、それらを助けているのは正に、日本人自身でもあるのだ。

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