黙って税金を払うか、脱税するかは、個人が判断すれば良いと財務大臣が国会で公式見解を示した

日本政府のダブルスタンダード、つまり、「国民のルールと政府権力者のルールは異なる」というのは、古くから続けられてきたことだ。
国民が140円の菓子パンを盗むと逮捕されて処罰されるが、政治家が何千万、何億円の政治資金を裏金として着服、横領しても逮捕されず処罰もされない。

自民党の派閥の政治資金パーティーでの裏金問題が追及される中、鈴木財務大臣はダブルスタンダードを隠すことさえせず、「納税するかどうかは議員の自由」という本音を述べてしまった。


正確に言えば、「議員が個別に判断すれば良い」と鈴木財務大臣は発言していることから、解釈によれば「政治家は脱税しても良い」ということになるが、民主主義国家日本においては、そのような差別的取り扱いは憲法上許されない。

とすればやはり、「政治家も国民も、納税するかどうかは、個人の自由だ」と鈴木財務大臣は発言したことになる。

この発言に対して多くの国民が怒りを買った結果、パフォーマンスの為に岸田文雄が2024年2月29日の政治倫理審査会、いわゆる、政倫審に出席することになった。

この政倫審での岸田文雄の答弁は聞くに苦痛、見るも不愉快だが、答弁の内容を以下のように要約して俯瞰してみると、如何に不誠実で、しかも、一切の反省の色がないことが良く理解できるだろう。
サイコパス岸田文雄は恐れなしなのである。

*****(以下、政倫審の答弁)****************

岸田文雄はじめの言葉
「政治不信を招いたことを自民党総裁として心からお詫び申し上げる(私は責任者だが、私には関係ない)。

今の政治を未来の世代に引き継いでいくことが出来るだろうかということを思うと誠に申し訳ないと思う(一体、何が言いたいの?)。

悪しき風土を是正するためには、風通しの良い組織を作っていかなければならない(今は、これからの組織の話を聞かれているのではなくて、不正の実態と、不正に対する懲罰の話だろ?何を勝手に未来の話をしている?)

これからコンプライアンスの順守をしていかねばなりません(おい、だから、未来の話をしてるんじゃないよ。どんな悪いことをして隠蔽して来たかを話す場だぞ?)

政治への信頼を回復するために私自身が先頭に立って前例や慣習にとらわれることなく、抜本的な改革を行ってまいります(なぜ、岸田文雄が責任を取ることなく、自民党代表を続投することを大前提にしているのだ?問題の所在を全く理解していないか、理解していないフリをしているのか?)


野田佳彦質問
「疑惑のある人間である岸田文雄が弁明の場である政倫審に出席していることに強烈な違和感を感じるが、何故この場にいるのだ?この政倫審の開催が自民党の妨害によって今日まで遅れたが、これを自民党総裁としてどのように責任を感じているのか?」

岸田文雄回答
「規則にある通り、本人の意思に基づいて政倫審が開催されて議論されると承知しており、与野党の駆け引きによるものだと理解している(自民党の責任ではなく、あくまで与野党のもめたからだとの責任回避)」


野田佳彦質問
「2024年2月26日の予算委員会の集中審議の場で、国民に対する説明責任を果たすために政倫審を全面公開で開催するように言ったのに、自民党はそれを拒否して政倫審の開催が遅くなった。この責任についてどう思うか?」

岸田文雄回答
「政倫審の開催は本人の意思によるものなので非公開も許されると思っている。立憲民主党も非公開で行った事があるでしょ?自民党に対する政治不信に対処していかなければならないという思いであり、政倫審の出席は重要だと思っており、私はこれに出席することにした。」


野田佳彦質問
「岸田文雄は『志のある議員には政倫審で説明責任を果たした上で現職を続行していただく』と述べているが、志というのは世のため人の為に尽くそうという思いであり、裏金をつくって脱税するような者に志を求めるのは間違っている。刑事責任も問われない、説明責任も果たさない、責任も問われない、税金も払わない、政治家としての処分もない、何もないなら再び問題が発生する。自民党の代表として処分を考えないのか?」

岸田文雄回答
「様々な責任があると思っているが、裏金政治家は収支報告書を修正して反省しているし、説明責任の果たし方を踏まえて処分を判断しようと思う(つまり、適当につくろえば許されていーじゃん♪という態度だ)。」


野田佳彦質問
「もう既に処分されるべき時期に来ているだろう!政治資金パーティーについても、岸田文雄は何回も何回も開催している上に、全く反省していない。『政治資金パーティーは勉強会だから問題ない』と開き直っていた。一晩で3000万円以上の資金を得る政治資金パーティーをやっておいて、『これは勉強会だ』というのは国民が納得しない。勉強会だといってごまかすな!」

岸田文雄回答
「ご指摘の勉強会は以前から開催している勉強会であって、問題がなく、国民に誤解を与えるものではない。これは大臣規則のルールに則ったもので、大切なのは説明だ。」

野田佳彦質問
「以前も同じ回答をした。『大臣規則ルール通りだから問題ない』と言い逃れをしているが、内閣総理大臣としての倫理はないのか?2022年はロシアのウクライナ侵攻に加え、安倍晋三元首相が暗殺されたり、様々な事件があったのに、あなたは4月に3回、その後も7回も政治資金パーティーを行った。おかしいと思わないのか?あなたの答弁には反省の色が全く見えない。」

岸田文雄回答
「内閣総理大臣の仕事をちゃんとやっているから、政治資金パーティーを開くことによって職務に悪影響を与えていないと確信している。内心の倫理問題としては、これから適切に対応させていだだく。」

野田佳彦質問
「今後は政治資金パーティーを内閣総理大臣として開催しないと誓ってください。」

岸田文雄回答
「内閣総理大臣として政治資金パーティーを開催しないことは今は考えていない。」

野田佳彦質問
「『今は考えていない』というのは、ほとぼりが冷めれば再開するということではないか!在任中はやらないと明言しろ!」

岸田文雄回答
「結果的に在任中はやらないということを考えています(考えているだけで、やらないとは言っていない。さすが、サイコパス岸田文雄!)」

野田佳彦質問
「岸田派の宏池会は2018年から2020年の3年間で3000万円の不記載を行っていたことが発覚して元会計責任者が刑罰を受けているが、この元会計責任者は長年会計を担当していた方だ。2018年より前の調査をしないのか?」

岸田文雄回答
「2018年より前については資料がないから調査をしない。」


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