世界の民主主義の最後の砦、アメリカのアリゾナ州での不正選挙についてキャリー・レイクが訴訟提起した

アメリカのアリゾナ州で、民主主義を守る戦いが繰り広げられている。
アメリカにおけるアリゾナ州での選挙戦は、アメリカ大統領選挙において最も重要な戦いとなる。

2022年のアリゾナ州知事選挙に立候補し、その支持率の高さから当選が確実視されていたキャリー・レイクは謎の僅差負けをしていたが、キャリー・レイクはついに先週、同選挙について訴訟を提起した。

アメリカにおける不正選挙は2022年の中間選挙だけの話ではない。
2020年のアメリカ大統領選挙においても、全米レベルで大々的に行われた。
2020年のアメリカ大統領選挙の不正選挙については、多くの決定的な証拠が提出されたにも関わらず、民主党政権に支配された数々の裁判所は不正選挙についての訴訟を門前払いした。

2022年の中間選挙においても、不正選挙が行われることは目に見えて明らかであった。
バイデン民主党政権は政権の力を存分に駆使して、不正選挙の温床となっている郵送投票の利用を拡張する政策を続けてきた。
それに対して、共和党はこれを巻き返す準備を虎視眈々と準備して来た。
アメリカ全土の中でも、アリゾナ州で最も大規模な不正選挙が行われることは誰もが予想する中、毅然とした態度で戦うキャリー・レイクが知事選挙に立候補し、予想通り民主党は不正選挙を行い、キャリー・レイクは裁判という形で不正選挙をする民主党に戦いを挑んだ格好となった。

訴状によると、アリゾナ州知事選では不正票が30万票を超えたという。
選挙では、選挙権を有する者がどのように誰に投票したかが追跡されなければならない。
これが追跡されなければ、選挙権のない者が不正に選挙をすることを許すことになってしまい、民主主義の手続きが崩壊してしまうことで、民主主義そのものが終了してしまう。

今回の2022年のアリゾナ州知事選挙においても、誰が投票したのかわからない郵送投票が大量に集計されたことが確認された。

選挙票は有効に投票された票だけを正確に集計することが当然に要求される。
そのために選挙管理委員会が存在するのだが、今回の2022年のアリゾナ州知事選挙の選挙の監視は、同州知事選挙の候補者である民主党の州務長官ケイティ・ホッブスが行った。
美人コンテストに出る者が同じコンテストの審査員を兼ねているようなものである。
ケイティ・ホッブスは選挙当日に向けて不正選挙のための法改正を行い続けてきており、実際に今回の選挙で不正選挙を実行した。
しかも、このケイティ・ホッブスとアリゾナ州選挙管理委員会は「選挙の監視において、やらなければいけないことと、やらなくていいことがある」などの発言により、選挙不正を行うことを正当化するとともに、選挙を公正に行うために必要なことをしなくてよいことであると正当化した。

そして、今回の2022年のアリゾナ州知事選挙において、選挙の当初より問題とされたのが、選挙日当日に何故か壊れて動かなかった投票用紙の集計機械についてである。
この集計機械は本来、正常に動くかどうかを公正な第三者機関によって確認されたものが導入されるべきであるが、アリゾナ州の選挙ではそれが行われていなかったことが発覚した。
アリゾナ州全体の60%の選挙集計機械が当日故障していた。
そして、民主党支持者のほぼ全ては郵送投票で投票した一方で、キャリー・レイクを支持した共和党支持者のほとんど全員は、郵送投票こそが民主党を不正に勝たせる不正選挙の温床となっていると知っているので、選挙日当日に選挙会場で投票を行おうとした。
そして、それらの共和党支持者の60%は選挙会場の集計機械の故障により、投票が行えなかったのである!

選挙前の予想では、キャリー・レイクは有権者の7割以上の支持を得て圧勝するとの見方であった。
しかし、不正に投票された30万の郵送投票と、選挙日当日に選挙会場で60%の人が投票できなかったという二重の不正選挙が行われた。
その結果、キャリー・レイクはわずか0.6%の差でもって、敗北したという結果が出されたのだ。
そして2020年のアメリカ大統領選挙の時に引き続き、2022年のアリゾナ州知事選挙においても、選挙管理委員会側は「不正選挙はなかった」として選挙の監査を拒否している。

アメリカのアリゾナ州はアメリカの数ある州のうちの一つの州に過ぎないが、民主主義の根幹である選挙の公平性が著しく害されている州なのである。
世界中で不正選挙が行われており、それは近年に始まったことではない。
2020年のアメリカ大統領選挙であからさまに大規模で行われたことをはじめとして、2021年のフランス大統領選挙や2022年のブラジル大統領選挙は不正が行われた疑いが極めて高く、2022年のアメリカ中間選挙では、アリゾナ州であからさまな不正が行われたわけである。

日本においても個々の選挙場では不正の疑いのあることがささやかれ始めているが、大手メディアをはじめとして、一切取り上げないために、何も気づいていない可能性もある。
世界中で行われている不正選挙が日本では行われていないはずがない。
選挙の公平性は民主主義を維持するための根幹となるものである。

アリゾナ州での選挙の公平性を取り戻せるかどうかは、現在の地球上で民主主義の最後の戦場であるように筆者は見ている。
選挙不正に真っ向から戦う姿勢を見せたキャリー・レイクを今後もフォローしていこうと思うのである。

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