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テクニカルライターのおすすめ本

テクニカルライターを知っていますか?
わたしは最近この存在を知りました。
テクニカルライティングとは何か。
なぜテクニカルライティングが企業やビジネスにとって不可欠なのか説明します。


1.テクニカルライターとは

【未来のテクニカルライターイメージ:仮想と現実の融合】

さまざまな分野の製品やサービスに添付されているマニュアル(取扱説明書)、ユーザーズガイドなどを制作するお仕事です。
最近ではネットワークに接続できる製品も増えており、機能や用途が複雑化してきているため、正確でわかりやすいマニュアルが必要となってきています。

制作に求められる内容は
・文書の目的とアウトプットの明確化
・読者のニーズを理解する
・文書の構成と表現
・読者に合わせた書き方
となります。

2.テクニカルライターに求める観点

テクニカルライターに求められる観点は「特定の利用状況において、ある商品が指定された目標を達成するために用いられる際の、有効性・効率・ユーザーの満足度を高められるか」です。

ポイントとして
・読み手の気持ちになって、無駄な負担をかけないよう簡潔に伝える
・読み手のレベルによらず一定に伝わるようにする
があげられます。

3.成果物(アウトプット)は何か?

下記に記載したものがアウトプットとして求められます。

  • 企画書

  • 製品仕様書

  • 製品機能や解説

  • 技術情報(定義、設計に係るもの等)

  • 作業手順書

  • 報告書

  • FAQ

などなど

知識を得るために必要な、おすすめの本を紹介します。

4.おすすめ本(3選)

4−1 『日本語スタイルガイド(第3版)』

テクニカルライターが文章で迷ったときの指標に使われる本です。
読者に誤解・混乱させない言葉の使い方などが参考になります。
自分の文章の書き方を見直すよいきっかけにもなりました。

4−2 『ユーザーの問題解決とプロダクトの成功を導く エンジニアのためのドキュメントライティング』

ドキュメント作成から運用までを丁寧に解説してくれる本です。
さまざまな種類のドキュメントの書き方について学べます。

4−3 『図解でわかる!理工系のためのよい文章の書き方 論文・レポートを自力で描けるようになる方法』

理工系に必要な一生モノの文章力を身につけられるくらい参考になります。とくに、文章に苦手意識が強い方や論文・レポート初心者におすすめ。

5.まとめ

テクニカルライティングを始める際に参考になる本は、ユーザーの問題解決とプロダクトの成功を導くことに焦点を当てています。
これらの本は、技術的な内容を明確かつ効果的に伝える方法を提供し、読者が理解しやすい形で情報を整理する技術を教えてくれます。
特に、『図解でわかる!理工系のための良い文章の書き方』という本は、図解を用いて技術文書の作成方法を分かりやすく説明しており、理工系の専門家でも容易に良質なテクニカルドキュメントを作成できるようになるでしょう。
これらの指南書は、テクニカルライターが自分の知識を効果的に伝え、読者がその情報を活用して具体的な問題を解決するのを助けるための重要なリソースとなります。

「4.おすすめ本(3選)」を参考にしていただければ幸いです!

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