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当たり前に嘘をついていたこと。

嘘をつくって、本当に苦しいことなのに、なんで私は嘘がつけるんだろう。
嘘をつくことで、自分で自分を苦しめて、自分で自分を傷つけて。
そうやって魂をすり減らして、私は私を愛せなくなる。
愛に生きるなんてとてもじゃないけどできないし、
愛を与えるなんて、とてもじゃないけどできなくなる。
だから絶対に、苦しいことはしてはいけない。
嘘をついてはいけない。

嘘にもいろいろな種類があります。
これが重要です。
特に毎日心を失うかのように、忙しく働いていると、
自分の心の本当の声に耳を傾ける時間がありません。
何が本当かもわからない状態になると、
何が嘘か、わからなくなります。
そういうもんだと、学んでいます。

私の場合は、せめて時間をとって毎日こうして心の声に耳を傾けるので、
本当の声はわかります。
でも、
今生きている環境や、その場所にいる人たちを表面的に傷つけないことばかり考えてしまい、
毎日嘘をついている気分です。
本当にやりたいことはここにはないとわかっているのに、
ここに座ってやりたいことをしているふりをしている。というウソ。
いやだなということを言われても、
偉い人だからという理由で、いやだということを言わずに、笑ってごまかすというウソ。
楽しくない話でも、
なんとなく笑ってしまうというウソ。
**
私は毎日嘘をついているわけです。
本当に苦しかった。**

昨日久しぶりに、恩師に会ってきました。
嘘をつかなくていいんだという安心感がこみ上げてきて、
もう何も話せなくなりました。
何も話さないという、
嘘じゃない時間を過ごしました。

とにかく、私は私の中に
美しいと思うこと
人生をかけてやってみたいこと、
愛したいもの、それらのすべてがあるから。

嘘をついて、この一瞬を、魂を、濁らせている場合ではないのです。
そういうことだなと思うのです。

だから私は、嘘をつかないという、
なぜか勇気のいる行動を、してみたいと思っています。

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