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猫は癒し

子どもはある程度育つと、「私、ひとりで大きくなりました。フフフン♪」みたいな顔をし始める。
そしてあまり親と関わらなくなる。

成長の段階で当たり前っちゃ当たり前の話。でも、毎日お前に乳をやってウンコの世話して、幼稚園の送り迎えして、小学校の宿題見てやったり、中学の入学説明会に参加したりしてここまで育ててくれたのは誰だ、私だよ!という気持ちがほんのりあるのは確か。

私はひとりっこでとても寂しがりな生き物なので、娘たちにスルーされるのが悲しい。
もっとかまってくれ!と、かまってちゃんを発動したくなることもしばしば。
夫が石地蔵のように無口なひとなので、仕事がお休みの日なんて娘以外に口をきいてくれるひとがいないんだもの。

そんな私を娘たちは「あたおか」とか「変わり者」とか評してくる。たまに絡みすぎてウザがられるけれど、どうやら嫌いではないらしい。

思春期女子ふたり。嫌われてないだけマシなのかな。

とりあえず今は、私と同じように甘えん坊な愛猫が癒しになっている。延々と私をかまってくれるのは、彼だけだ。

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