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中国茶ライフ

こんにちは。佳穂一二三です。このところは外出できない日々が続いていましたね。ようやく明ける頃でしょうか。

わたくし。ただいま、家で楽しめる中国茶に夢中です。

中国茶歴は浅いながらも古く、高校の頃の通学路に中国茶専門店があり、見事にハマりました。オタクな友人たちと酒の代わりに中国茶を飲みかわし、大学のゼミで「茶の歴史(古代中国~陸羽『茶経』)」についてのプレゼンをしてフルボッコにされた記憶があります。まぁ、アレです。大二病ってやつでしょうか。(現在進行形で黒歴史製造機な人生を歩む佳穂一二三)


歴史小説を書く身として、創作に役立ちそうなことも書きましょう。

茶は「荼(と)」と記述されて、飲用としては三国時代の呉にその記録が残ります。創作において、三国時代以前にお茶のシーンを描くのは極めて危険です。少なくとも、わたしは書かない。(最初にお茶を飲んだのは神話代の神農という伝説がありますが、後世の後付けでしょう)
いま、殷代の女性に関する小説を書いているところですが、彼女たちがお茶を味わうことは永遠にないです。

三国時代においても、南方以外のシーンで茶を飲むシーンを描くのもリスクが高いかなと思います。北方への広がりはもう少し時代が後になります。ちなみに、お酒はいつの時代もオールオッケーです。

お茶の歴史も創作のネタの宝庫なのですが、あたためておきましょう。おすすめの参考文献は布目潮風先生の本です。

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(※画像はイメージです)



茶葉は下記で仕入れてます。

中国茶専門店 茶々 http://www.chachanet.com/

かつて女子高生だったわたしを中国茶沼に落とした浦和の「青茶茶房」というお店。いまは通販のみのお店となっております。

茶葉のお試し5gでとかやっているので、
お好みでいろいろ試していただきたいのですが、


まず、このポット!!!

http://www.chachanet.com/shopdetail/013015000001/013/015/X/page1/order/
超優秀です!!!
これは本当に優秀。レベルの高いかたは、一つの茶器につき一種類の茶葉を毎日淹れ続けて茶器を育てる……みたいなことをするのでしょうが、悲しいかな。社畜にスローライフをしている暇はありません。簡単に洗茶(一杯目は茶葉をお湯で洗って捨てること)ができて、ざぶざぶ洗えて、社畜にぴったり。


おすすめの茶葉は?と言われたら、好みがあるので一概には言えませんが、「黄金桂」がやはり値段と味のバランスが良いです。日本人向けの味です。いわゆる日本で言うところの「烏龍茶」っぽい味を求めるなら「武夷水仙」。これも安くてクセがなくて美味しい。


高校生の頃は「安渓鉄観音」が至高とか思っていたのですが、青かったですね。

大学のときに中国のスーパーで買った鉄観音の青くささはトラウマもので。ちゃんとしたところから買わないと中国の茶葉は危険極まりないですね。

今、日本で販売された安渓鉄観音を飲むとやはり美味しいです。


最近、特においしい!と思った茶葉を紹介します。


鳳凰單叢 鴨屎香

『 鴨屎香 』を直訳すると“鴨の糞の香り”。
その昔、とある農民がとても良い香りのする茶樹を見つけ、 その木を他人に盗まれないようにと『 鴨屎香 』という名前をつけたと 言われているそうです。


わかる。

気持ちわかる。

これは鴨の糞。

誰にも飲ませてはならぬ・・・・・・


茶葉。美しい。茶葉の形そのまま!

なんといっても、香り。

ただし、注意があります。

「鴨屎香、最高だな」と思って毎日飲んでたら三日目で「うへぇっ 甘さはもう要らないです」と受け付けなくなりました。

たまに飲むから美味しい。それが中国茶。毎日飲むなら日本茶です。



あぁ。いま無性に鼎泰宝の小籠包を食べたいです。

落ち着いたら食べに行きたいです。

もしこれをお読みになった方で、もしおすすめの中国茶がありましたら教えてください! 

中国茶には

緑茶(無発酵)
白茶(弱発酵)
黄茶(弱後発酵)
青茶(半発酵)
紅茶(完全発酵)
黒茶(後発酵)

の分類がありますが、発酵度で言うと、個人的には緑茶~青茶が好きで、紅茶・黒茶はあまり好きではないです。。

ちなみに日本茶も大好きです。

ではまた!

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