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褒め言葉を受けとるようにして見えてきたこと


昔は誰かから褒められても、その言葉を受け取れませんでした。というより、受け取らないことに一生懸命になっていました。

「いえいえ、私なんてまだまだ…」などと、大人の真似事をして、もらった褒め言葉をいかに否定するかに必死だったので、

褒めてくれた相手が何を見て、何を思ったのか?どんな言葉を選んでくれたのか?などを認識する余裕もありませんでした。


5年くらい前から、自己肯定感を上げたくて、褒め言葉を受け取るように心がけていたのですが、それを続けていくうちにだんだん見えてきたことがあったので、今日はそれを文章にしてみたいと思います。






私が個人的に思っているのは、「褒め言葉を受け取ると、それは循環する」ということです。


誰かが私を褒めてくれたとして

謙遜に必死になっていると、頭の中は、自分がいかにへり下るか、いかに謙遜の言葉を選ぶか、いかに相手に嫌な思いをさせないか(相手をいい気分にさせるか)、ということでいっぱいになります。

そういう時の自分は、端的に言うと「怖れ」のエネルギーが強いです。

だから、褒められてるのに、全然心地よくありません。あくまで私個人の場合ですが。


逆に、褒め言葉を「ありがとう」と受けとると、そこで一旦、私の良い部分についての会話は終了します。

そして、褒め言葉というプレゼントを受け取ったことによって、私の中はポカポカと温かい状態になり、今度は相手を見る余裕が生まれてきます。

すると、いろんなことがわかってきます。





例えば、ある人は私の良いところをとても上手に言語化して伝えてくれます。

そんな表現あったのか!というような言葉を並べてくれるので

「くぅーーーツ、しびれるーーーツ」というような思いです。

それはまさに知性の表れとでも言いましょうか。

自分のことを言われてるという事実はどっかに飛んで、その人の言葉にぽーっとしてしまう(惚れてしまう)こともあります。

そう、今書いてて気づきましたが、人を褒めることというのは、知性が必要でもあるんですね。



でも、逆に、知性ではなく、感情と情熱で伝えてくれる人もいます。

とにかく良かった!感動した!と。

そして、そういう人が発する言葉は、大抵とてもエネルギッシュなので、多くの言葉を付け加えなくても、その一語でグッと伝わるんです。

そして私は、その人の一語の重さに、尊敬の念を抱くことがあります。

少ない言葉でこれだけの思いを伝えられるというのは、すごいことです。



そして、最後にもう一例。

勇気を出して褒めてくれる人がいます。

普段しゃべるのが苦手な人や、まだ一度も会ったことがない人が、勇気を出して思いを伝えてくれたり、感想を文章で送ってくれたりすることがあります。

絞り出すようにして伝えてくれた言葉、よく熟考して書いてくれたであろう文章、それらは言葉にしがたいほど嬉しいものです。

そういう褒め言葉たちに触れると、その勇気と行動力に、私はまたもや尊敬の念を抱きます。




こんな感じで、私自身、褒め言葉を受け取るようにして良かったなと思うことは

褒めてくれた相手の良さ(輝き)を見ることができるようになったことです。


人を褒められるだけの知性

人を褒められるだけの感性

人を褒められるだけの勇気

人を褒めたいと思う優しさ・愛・親しみ


それら美しいものが目の前に広がるので、私の方こそ、それを褒めなければ!と若干焦りさえします。

実際、即座にそれを言語化するのは難しいです。

でも、伝えたいと思いながら、なんとか言葉にします。伝わってるといいなと思います。





で、褒め言葉は循環する、というのは

誰かが私を褒めたら、私もまたその人の良さを目撃するので、褒めたくなりますし、実際褒めます。

そして、この二者間のやりとりはとても心地がいいものなので、私自身そのエネルギーを広めたくて、また別の誰かを褒めたくなります。

(無理にお世辞を言うとかじゃなくて、人の良いところを無意識に探すようになってくる、という意味です。人のために褒めるというより、気持ちのいい感覚をまた味わいたいので、自分のために人を褒めます。人のために褒め言葉を言おうとすると、全然心地よくないです。)







褒め言葉を受け取るのは、もともと自己肯定感を高めたくて始めたことですが、自己肯定感が高まるのはもちろんですし、他人の良さまで見えてきます。

自己肯定感ならぬ、自他肯定感(自分も他人も肯定する感覚)だなと思います。


受け取ることは=与えること、であり

与えることは=受け取ること、という

よく言われていることですが、これは褒め言葉にも当てはまるなと思います。



今日も書くだけ書いたら、なんだか満足したみたいで眠くなってきました。

お休みなさい







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