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ワイの楽しい推し活ライフを見てくれ

初めまして、ワイです。平成の世に生まれたオタクです。

「ファンと共に、時代を進める」を目指すエンタメIPファンコミュニティを提供するGaudiyにいます。
このnoteはGaudiy Advent Calendar 2022 22日目のエントリです✌️✌️

今回のnoteでは、
・アラサーがどんな推し活をしてきたか
・平成と令和の推し活の差は何か
・Gaudiy流「推し活」応援方法

を書きます。

ちなみに、
noteに♡いただくと、私が2022年買ってよかったものがランダムでおすすめされますw(よかったら見てね)

自己紹介 | 4才の時「ユパ様への手紙」で初推し活

わたしの人生は常に推しと共にありました。
初めての推しは、『風の谷のナウシカ』のヒーローことユパ様。ジブリから始まり、漫画アニメゲームJオタバンド(V系ではなかったのでnotバンギャ)あらゆる沼に足を絡み取られました。

最近、平成から令和にかけて推し方の有様が変わってきたと感じています。この機会に、平成後期の推し活を振り返り、何が変わったのかに思いを馳せたいと思います。

「オタク」はマスを指す言葉になった

推し活体験談に入る前に、「思ってたんと違う!」とならないように期待値調整させてください。

一口に推し活と言っても、①推しが二次元か三次元か②推し対象に求める感情の種類の違いによっても、スタイルやペルソナは異なります。例えば「ガチ恋」と呼ばれる恋愛感情を抱いてるファンは、推しからの"認知(覚えてもらうこと)"を求めています。そのため、推しに自分を知ってもらうための推し活やファン行動を取る一方、本人に知られないよう身を潜め応援するファンも。

その他、モノ消費(グッズ購入)・コト消費(LIVEなどイベント参加)・トキ消費(クラファンetc)、さらに近年はイミ消費やエモ消費と多様化しています。イミ・エモ消費は、コロナ渦で注目を浴びた「応援経済」を表した消費行動です。

このように、推し活やオタクを指す言葉は非常に幅広いため、このnoteでは特に下記にフォーカスします。

  • エモ消費≒オフ会

  • ファン層=BL同人クラスタ

実体験ベースで、平成らしいなと思う推し活の内容を振り返ってみようと思います。

ちなみに、これを書いてる今ドチャクソ恥ずかしい

【平成】BLの推し活イベント(オフ会)

1.「推しCPがもし新婚だったら…」妄想会

世田谷区某所

※CPとは?
カップリングを指し、ヒーロー×ヒロイン、タチ×ネコなどのペアを表します。BL同人界隈では、主に作中では全くCPじゃない2人を組み合わせています。

「もし推しCPが新婚さんだったら…」を全力で表現したオフ会を開催。ちなみに作中ではのび太としずかちゃんのような公式CPではないため、自分達でどうにか「もしも…だったら」を作っています。(補足だが、今回ご紹介する推し活はどちらも「作中に無いものを自分達で作りにいく」マインドが前提にある。)

このオフ会は主催だけで準備するのではなく、参加者も準備から参加する共創イベントです。(むしろだいたいが共創系企画が殆どかも)

【イベント概要】
・ドレスコードはテーマカラー(もちろん推しの概念カラー)
・参加不参加問わず、掲載する創作物を募集しお部屋のあちこちに飾る
・イラスト入りケーキでお祝い
・神棚(スペース?)をつくり、みんなが持ってるグッズを陳列&撮影。
・約40人の参加で、初参加&初対面同士の参加者のため「しおり」がある

参加者の目線合わせ、大事

2.キッチンを借りて…「推しCP観察レストラン」

サラダやデザートなどコース+概念グッズのおまけ

調理師免許所持のオタクさんに推しをイメージした料理を作っていただき、レイヤーさんが配膳してくれるオフ会です。

イベントのフライヤーに描かれたイラストに、レイヤーさんが着てる店員コスプレ、当日のメニューが描かれていて、

これも超楽しかったナ……

【イベント概要】
・キッチン付きスペースを借りて、調理師免許(?)所持のオタクさんが概念料理をつくって食べる
・同じ空間に推したちが降臨し、共に日常を共に過ごせる
・配膳を担当するレイヤーさんは4人(2組)で、二人で話したり絡んだりしてくれる
・その様子を参加者は隠れながら写真を撮る(世界の外)

3."推しCP結婚式に参列した設定"オフ会※幻覚

「推したち、いい表情だったね」
「末長く爆発してほしいね」
「あ、引き出物なに入ってた〜?アハ、チョイスが2人らしーや笑」

……推しCPの結婚式に参列した帰り。私たちは今日の出来事を思い出しながら赤坂のホテルで一息ついていた……

……と、そんな結婚式があった事実は一切ないが、推したちの式に参列した設定で、感想(※妄想)を語り合う、イカれたオフ会がこちら。
繰り返すが、そんな現実は一切ない。集団幻覚だ。 

そして「引き出物をもらった」という設定で、お互いに推しが選びそうな引き出物をお互いに買い合う。引き出物を自分で買うという体験は、人生でこの時が初めてだった。

【イベント概要】
・ドレスコードは"パーティー"
・引き出物セットをお互いに用意する。中身は二人が選びそうなもの。
・式場(っぽいお店を貸切、普通に某教会に静かにお邪魔したりも)の写真を撮る。ヌイ※ぬいぐるみやアクスタがあると撮影が捗る。
・ホテルの一室を借りて、簡易にセットを行う(何をかは流石に恥ずかしくて言えない。リアルかDMで聞いてくれ)

4.推しCP結婚式のお祝い

やっぱり集団幻覚じゃ足りないので、挙式オフ会もしました〜!✌️

【イベント概要】
・ギラギラなカラオケルーム借りた
・レイヤーさんにタキシード風な服を着ていただく
・ひたすら撮影する
・ひたすらお祝いする(ケーキ・ブーケ・指輪・舞う花と米※)
・お祝いメッセージを書いてボードに貼る(所謂ウェルカムツリー)
※米はお掃除大変でしたのでご注意を…オタクは、跡を濁さず

本物の結婚式で見るアレ
レイヤーさんがケーキ入刀とかしちゃう(楽しい)
※これは別イベ

商業BLファンオフ会

いちファンとして参加もありますが、運営側&仕事としても参加。
詳しくはDMで聞いてくれ

その他…よくある推し活


・ホテル女子会
・ヌン活
・コラボカフェ
・推しジャンルのプレゼン
・カラオケで応援LIVE視聴…

平成令和の「オタク像」と「推し活」


時代背景とともに、推し方のバリエーションや、そもそも「オタク」と呼ばれるパイが爆発的に広がり、人数も増えました。(もっとも、平成オタク当事者にとって現在オタクと呼ばれている層と、自分自身との不一致を感じているのではないでしょうか…)

平成のオタク像は、「推しへの知識深度」で評価される傾向にありました。そのため、『いつ頃沼にハマったか?』は重要な項目ですし、過去であればあるほど誉れでした。

一方、令和のオタク像は「『好き!!!!!』のパワーをいかに大きく表現できるか」に変わってきていると感じます。
IPを好きな度合いに、時間や知識量は平成時代ほどは関係なく、推しの魅力をどう伝えられるか、推しへの愛をどう表現できるかが誉れに遷移してきましたが、SNSというアウトプット先とバズるという仕組みが、一つの大きな要因なのは自明でしょう。

平成⇒令和 推し活の変遷

令和である現在、毎日のようにニュースやPR Timesでは「推し活」の話題が頻出しています。

ちなみに本日のニュースはこちらでした。

推し活におけるファンの苦労を埋める「こんなのあったら便利」な商品やサービス、若干キワモノ気味だけど話題をつくるものなど、バリエーションも豊富です。


一方、平成における推し活は、創作活動の一環または延長線上として行われていた側面もありました。

「どこにも売ってないから、自分自身の手でどうにか試行錯誤する」といった推し活が行われていましたが、ここ数年は様変わりしているように見えます。

近年は企業によるオタクマーケティングにより、推し活プロダクト・プランが組まれパッケージ化されており、誰でも気軽に推し活を楽しめるようになりました。ジャニーズのうちわの例をとっても、今は百均でちょうどいいサイズでデコレーションされたものを購入できます。

令和時代の推し活勝利条件は「SNS・ネットショップの情報戦をくぐり抜け、いかに良い商品を掘り出して理想像を実現するか(そしてSNSへアウトプット」。

0→1的推し活から、今後は1→10的推し活が主軸になっていくのかなと。

まとめ | 推し活は自己表現

推し活は自己表現の一種です。
この変化は推し活だけでなく、ひいては自己表現が「0→1で作るアーティストスタイル」から「素材をかき集め世界を作る1→10プロデューサースタイル」へ変わったのかなと思いました。

(推し活へ参入障壁が少なくなったのは嬉しいことである反面、私個人としては土壌を用意しまくった結果ファンたちが思考や工夫をせずに報酬を得られるようになってしまったら、一部のファンの熱量は下がらないかな……ともハラハラもしていますがそれはまた別のお話……)

頭の中のエレンが何か言ってる

Gaudiyでは推し活をどう捉えているか

無理やり会社の話に持って来させてほしい。そう、これはアドベントカレンダーなのだ。(今思い出した)

Gaudiyでは、「ファンのやりたい!の声を全力で支援する」という方針があります。

今回紹介したオフ会は全部、いちコミュニティが自主的にやったことなんですよね。そして、開催するのはめちゃくちゃ大変ですw 趣味ではあるものの仕事レベルのマネジメントとタスク分担を求められますが、本業や家庭があるなか準備しています、

このように、たくさんの人を巻き込んでイベントをやるのって、結構な心理的ハードルとタスク、コストがかかるんですよね。

「大変だからやらない…」とならないよう、全力で支援しているのがGaudiyです。場合によっては、IP公式さんも連携いただきながら、実現しています。

最近の例だと、コミュニティで行ったファンアートイベントと公式Twitterと連動し、表彰などをさせていただいています。

他のコミュニティでも、ユーザー主催イベントでデジタルトレカの配布やコミュニティ内コインの配布などを行っています。

「自分自身が何かのファンです!」「IPと一緒にイベントを作ることを仕組みかしたい!」「応援したい!」そんな方は、ぜひお声がけください!

さいごに

Gaudiyでは一緒にWeb3時代のユーザー体験を創ってくれるコミュニティマネジャーやプランナーを募集しています!
少しでも興味がある方はぜひこちらをチェックしてみてください!

明日の担当さんは…!

明日はワイのGaudiy推しメンでもある、藤原さんが担当します!
組織関係の話かなぁ〜〜wktk

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